小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年7月22日月曜日

参院選結果を冷静に解釈すると見えてくるもの

 今回の参院選では沖縄を除いた地方の一人区30選挙区すべてで自公が完全勝利しており、野党のバラバラ状態を読み切った作戦勝ちというのが特徴です。その選挙結果を分かりやすくまとめますと下記のようになります。


 選挙区開票結果(73議席)

  一人区    自民30(新23、現7)、諸1

  二人区    自民10(新1、現9)、民主7(新2、現5)、み1、維1、共1

  三人以上区 自民8(新4、現4)、公明4、民主現3、み3、共2、維1、無1

             合計 自公52、民主10、み4、共産3、維2、無1、諸1

             (予想 自公55)


 比例代表開票結果(48議席)

             合計 自公25、民主7、維6、共産5、み4、社民1

             (予想 自公26、民主16)

 

 私の予想では選挙区で自公は55議席としましたが開票結果は52議席でした。比例代表では自公26議席としましたが開票結果は25議席でした。問題は比例代表で民主16議席と予想しましたが、実際には民主は大きく減らして7議席でした。民主を過大評価してみんなと維新と共産に流れる票数を正確に予測し切れませんでした。


 今回の開票結果を分析してまとめてみますと下記のようになります。


 1. 比例代表ではマスコミの世論調査の結果をそのまま反映している

 2. 地方の選挙区では完全に自公共闘の独壇場だった

  3.比例代表の得票率を選挙区にも単純に適用すると自公獲得議席数は76議席から60議席に減少する


 私の結論は、自公の強力な結束と野党のバラバラ状態が継続し、棄権した有権者が投票所に戻ってこない限りは、今回の参院選で見られた自公の優勢は今後も続くであろうということになります。


 では憲法改正の国民投票となると今回の比例代表の開票結果を参考にすれば改正賛成派と改正反対派は拮抗していてどちらに転ぶか分かりません。しかし、国民の声を正確に反映しない違憲状態の選挙制度で選ばれた与党が憲法改正を発議するなどということはあってはならないことだと思います。