小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年7月31日水曜日

NHKの番組紹介はコマーシャルではないのか?

 NHKは本来はコマーシャルは放送できないはずですが、近頃では番組予告といって長い番組紹介が頻繁にあります。


 コマーシャルには企業が自分の利益のためだけに行うものだけではなくて、視聴者に有無を言わせずに番組を強制するのも広義には含まれるはずです。少なくとも正式に組み込まれている番組の間に頻繁に他の番組紹介をするのはやめて、一日一回限定で例えば15分間の番組紹介時間をどこかに設定してください。

 

 見たい番組を待つ視聴者に無理やりに他の番組紹介を見せられるのは気持のいいものではありません。

8月15日を前にして 特攻隊と靖国神社参拝シーズンと国防軍

 麻生太郎副総理は都内の講演で、「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」と述べたと報道されています。麻生議員の歯切れの良さは好きですが、自分の言う言葉の意味を深く考えないところがたまにキズです。


 まず麻生議員の言う「国のために...」の『国』は具体的には万世一系の天皇陛下が統治される戦前のクニを意味していて、今日の日本国ではありません。そのクニを守るためと称して洗脳された国民は “ 命を投げ出した ” のではなくて、“ 命を投げ出させられた ” のです。

 

 そういう無数の犠牲者の無念の思いを汲むならば、彼らの命を粗末に扱った首謀者たちが靖国神社に一緒に祀られていいはずはありません。天皇陛下が靖国神社参拝をお止めになったのもこういうお考えがあったからだと思います。残念ながらこの論理が通用しない政治家も多くて靖国参拝を強行しています。私はこの感覚のズレがとても気になります。


 太平洋に散っていった若い特攻隊員の悲痛な無念の叫びに想像力が及ばないズレた感覚の人たちが “ 敬意と感謝 ” などと言って参拝に来る様子を彼らの魂はどんな気持で眺めているのでしょうか。政治家の靖国参拝の報道を目にするたびにいつもこの疑問が私の脳裏をよぎります。

 

 特攻隊に年寄りを動員する代わりに18歳にも満たない少年たちの命を犠牲にした理不尽な歴史に反省のない人たちが国防軍などと言い出すのは絶対に反対です。彼らはきっとまた若者を見殺しにしても敬意と感謝といって平気のへっちゃらで生きながらえていくのでしょうから。

笑い話 火元は誰

 「オーッ、ジャイアントプーが跳び蹴りです!」

 「ギガセンサーが抑え込むか!」

 「両者もつれ合っています!」

 「アアッ、ギガセンサーがのけぞるように昏倒してしまいました!」

 「エエッ?レフリーがリンクから逃げ出しました!」

 「ジャイアントプーも気絶している模様です!」

 「異様な空気がリンクに漂っております!」


 注 下品過ぎてスミマセン。

笑い話 あべこべ世代

 「夏の風物詩は何と言ってもお化け屋敷だ。」

 「僕も花子ちゃんの手を握りたいばっかりに。」

 「へぇー、しおらしい話だ。」

 「でも、彼女は全然怖がらないんだ。」

 「じゃ、ダメじゃん。」

 「いいんだよ。僕が悲鳴あげると抱きしめてくれるから。」

2013年7月30日火曜日

地球のメタン温暖化 破滅への恐怖のカウントダウンが始まった!(英科学誌ネイチャー)

 北極圏の海底に存在するメタンハイドレートの溶解が急速に進んで大量のメタンガスが大気中に放出されて、世界経済に壊滅的な打撃を与えるとオランダと英国の研究チームが警告しています。


 メタンガスは天然ガスの成分で私たちの生活には欠かせない重要な資源です。しかし大気中に漏れ出すと地球温暖化への影響力は二酸化炭素の20倍以上になります。このメタンガスが北極圏の海底から漏出すると地球温暖化が急速に進みます。


 このことは私がブログのテーマとしては最も頻繁に5月12日、3月16日、3月17日にも触れました。世界的な研究チームによってその脅威が確認されて、私のイヌの遠吠え状態から少しは事態は前進したと感じていますが、恐ろしいカウントダウンが本当に始まってしまったようです。

笑い話 高潔な兵士

 「ヨーシ、これから銃を腕に抱えながら地面を這うように前進する!」

 「そうか、これが匍匐(ほふく)前進の訓練か。敵に見つからぬように頑張るぞ!」

 「オイ!頭が高いぞ!もっと頭を下げろ!」

 「班長殿、どうして敵に頭を下げるのですか!?」

政治家の傲慢 民主主義における手続きの重さ

 ここでは民主主義における手続きの重さを理解するためにまず二つの卑近な例をあげて考えてみます。


 まずは私が年末宝くじを買って何と1000万円を当ててしまったとします。私は当たった当選券を持って銀行の窓口に行けば賞金の1000万円を何の支障もなく受け取ることができます。


 次に私は友達と賭けをして勝った方が1000万円を受け取る約束をしたとします。私は幸いにもその賭けに勝利して友達に1000万円を請求します。友達にはきっと冗談だからとか何らかの理由を付けて待ったされて支払ってもらえないでしょう。


 では宝くじと友達との賭けの場合の相違はどこにあるのでしょうか。宝くじの場合には特定の個人の判断や考え方が結果に影響を及ぼさないように前もって手続きが厳格に決められております。一方で友人との賭けの場合には日常生活の延長上の単なる軽い口約束過ぎません。


 政治家は権力を握ると決められている手続きの重さを無視して待ったに近いやり方で自分の意思を通そうとします。国民の間での広い議論と国会での十分な話し合いが憲法改正手続上は絶対に欠かしてはならないことを理解しないのでは民主主義を語る資格はありません。

たんぱく質摂取 アミノ酸スコアを知らないと騙されますよ

 テレビ番組「主治医が見つかる診療所(7月29日)」の趣旨は、ある研究を参考にすると肉の摂取量を増やすと血中のアルブミン値が増加して肝臓が元気になり長生きするというちょっと安易すぎる話でした。


 この内容を正しく理解するために、たんぱく質は多くの種類のアミノ酸が集まってできていること、人間が利用できるのは数百種類のアミノ酸のうちで20種類しかないことをまず念頭に置いてください。


 例えばコラーゲンもたんぱく質ですから、食べたコラーゲンは消化管で分解されてひとつひとつのアミノ酸として吸収されます。ですからいくらコラーゲンをたくさん食べても直接的には体内のコラーゲンを増やすことにはなりません。


 次に「アミノ酸スコア」という栄養学には重要な概念があります。人間が必要とする20種類のアミノ酸のうち9種類は体内で合成ができませんから必須アミノ酸といいます。これらは人間は食物から補給するしかないのですが、困ったことに全体として9種類が一定の割合の混合状態になっていないと利用できません。


 例えて言えば赤白黄色など9色のビーズ製首飾りを大量生産する場合を考えます。一個の首飾りを作るのに各色ごとのビーズの個数は決まっています。ある首飾りは赤色3個、あるものは赤色4個では売り物にならないのと同じで、人間が9種類のアミノ酸を利用するにはそれぞれがいつも同じ割合の混合状態になければならず、使えずに残ったアミノ酸は分解してエネルギーに変換して処分します。


 この9種類のアミノ酸の含有割合の良さを表すのがアミノ酸スコアです。基本的にはスコアが高いほど良質な蛋白源として無駄が出ません。例えば肉や魚や卵はアミノ酸スコアは100、サツマイモ80、ご飯やジャガイモ60、キャベツ50、うどんやパン40です。ご飯だけで考えればアミノ酸スコア50ですから含有されるたんぱく質の半分が利用されずに無駄になるということになります。


 結局は番組の話は調査対象の高齢者の不足していたたんぱく質摂取量が改善した結果だけのことだったのかもしれません。何も知らない人には肉を多く食べるほど血清アルブミン値が高くなりどんどん長生きするような印象を与えかねない内容でした。また本当は番組の主張する肉でなくても魚や卵でもいいことはこれでお分かりでしょう。

2013年7月29日月曜日

アルコールはジャイアントキラーです

 マスコミにとってはお酒のCMは巨大な収入源ですから、飲酒を批判したり、アルコールの健康被害問題を取り扱うのはタブーです。タレントがいつもとても嬉しそうにアルコールの話をするのも、みんな同じ穴のムジナで消費を煽っているとしか思われません。


 アルコール依存症の人は平成9年242万人、平成12年300万人とも言われます。厚労省調査(2003年)からは依存症の疑いのある人440万人、治療の必要な人80万人といわれています。またアルコールに関連してガンで死亡する人は毎年数万人と予想されます。特に近年で問題なのは高齢者や女性の依存症患者の急増していることです。


 イチロー選手もビールのCMを降りてアルコール問題に力を貸してください。スーパースターが一声上げればきっと状況は一変するはずです。痛飲したあとで胃の内視鏡検査を受けて胃部の映像を見たらアルコールが恐ろしくなること請け合いです。

今こそ「さくら、さくら」を国歌にしたい!

 世界的にも有名な「さくら、さくら」を国歌にしませんか?私は以前からずっとそう期待しております。


 この歌を歌って戦争に行こうなどという気には絶対になりません。そのくらいのどかで平和な歌だと思いませんか?

高校歴史教科書採用で神奈川県教育委員会が強制か?

 新聞報道によりますと、国旗掲揚と国歌斉唱が一部で強制の動きがあると記述した実教出版の高校日本史教科書について、神奈川県教委は採用高校に再考するように求めたと言われます。県教委の主張は「国旗掲揚と国歌斉唱は教職員の義務であり、強制には当たらない」ということで実教出版の考え方に同意していないようです。


 戦前の悪夢のような歴史を思い出してしまうために心情的に日の丸や君が代を受け入れられない人たちがいて、国歌や国旗についての国民の意思は完全にはひとつにまとまっていません。異論が少なくないのに国歌国旗の法制化を政府が強行してしまったところに問題があるのに、決めてしまえば義務だから強制ではないというのは教育者としては詭弁以外の何物でもありません。


 こういう実態を教育の現場でみんなで考えることこそが本当の教育のはずですが、教育委員会は義務だからと一言で片づけて頭ごなしに強制しようとする安易な考えしかできません。生徒を規則で追い回す習性は相変わらず治りませんね。 

若者が親元を離れないのは日本だけの話ではなくなっている

 若者は西欧では18歳になれば親元を離れて独立するものという先入観を持っていましたが、外国雑誌を読むとこの頃ではそうでもないようです。

 成人しても家で親の脛をかじって生活する若者が西欧でも増えてきているようです。日本では娘さんが結婚して新郎と新居を構えても、内心では自宅に再びf帰ってくることを望んでいる雰囲気が出てきているようにも感じられます。

 日本では親元でぶらぶらしていてもあまり気にはされませんでした。しかし巣立ちしない若者が西欧社会でもしばしば話題になるほど増えてきているのは、不況のせいで親以上の水準の生活は望めなくなってきているからでしょうか。


 親子の同居は悪いことではありませんが、それが若者が無気力になったという消極的な理由からであるとしたら一大事です。

山口の惨劇 もはや故郷は異郷なり

 地方の少子高齢化の進展と経済的衰退の中で満65歳以上の高齢者が人口の半分以上を占める限界集落があちこちに出現しています。山口県の寒村で5人のお年寄りが殺害された惨劇を知って故郷が日本からなくなっていくような気がしてなりません。


 殺害された村民たちと犯人とは生活の仕方も人生観もまったく異なったもので、両者の間には一寸の歩み寄りの余地もない亀裂が生まれてしまっていたのでしょうか。かつては故郷と言えば家族の優しさと幼友達の共感が待ってくれている帰って行くところという印象を持ちますが、今日ではまさに出戻り村民は異教徒として生きていかざるを得ないのかもしれません。


 ほとんどの地方の財政破綻は眼の前まで来ている現状からすると、悲しいことですが故郷への郷愁は単なる思い出としてしか語れない時代になってきているのでしょうか。

不景気で職場はパワーハラスメントの嵐

 不景気のもとでは職場はパワーハラスメントの修羅場と化しやすいものです。好況ならば案外気楽にしていられますが、不況下では普通の人には転職は夢のまた夢になります。そんな世間の中でも職場が活気に溢れていて充実した気持で仕事ができればとても幸せなことです。

 先日聞いたのはまさにパワーハラスメントの典型例でした。ある組織の長の各種不正をひとりで追及している人がまったく些細な別件を理由に解雇通知を受けたのです。幸いにも、その人はひとりで組合を組織していて団体交渉を申し入れたら、即時に解雇は撤回されたという話です。

 日本の組合組織率(推定)は1970年代までは30%を超えていましたが、1980年代に入ると組織率はぐんぐんと低下して今日では18%にも達しません。特に組合運動の旗手であった日本国有鉄道が分割民営化されてからは、つるべ落としを食らったように組合活動のエネルギーは消退していきました。

 私は尖鋭的な組合運動は好みませんが、今日のような慣れ合い関係が闊歩する労使関係にも疑問を感じます。日本人の昇給がなくなってきたのも組合活動の不在による影響が大きいのでかもしれません。参考までに国際的には北欧諸国が群を抜いて高くて、日本の3倍以上の組織率50~70%を誇っております。

アルコールと強姦

 私がアメリカの大学の理事を務めていたときに理事会で話し合われたものに若者の犯罪がありました。なかでも配布された各種の統計資料を見て驚いたのが強姦の犯人はボーイフレンドが多数を占めることでした。


 私はそれ以来宴会などでは絶対に女性にはお酒を勧めないようにしていますし、酔いが回りかけた女性にアルコールを勧める男性には注意することにしております。私は間違いが起こりかねない学生の「飲み会」などというのも絶対にしません。


 昨日見た週刊誌には夜の新宿歌舞伎町の生態ルポがありました。そこには、泥酔させた女性が道路に倒れ込んだのをチャンスとばかりに、介抱を装って下着を脱がせて触り放題やりたい放題をしている様子が写真掲載されておりました。その後に女性はタクシーに乗せて連れ去られたようです。


 男女間で警戒心をなくさせるのがアルコールであり、酔いが回った状態では男女間の信頼関係ほど当てならないものはありません。お互いに節度を守りたいものですが、先祖から受け継いだ遺伝子のせいでそうもいかないのが男女関係の難しさなのかも知れません。

2013年7月28日日曜日

東京都のオリンピック招致活動の結果はどうなるか

 東京都は2020年オリンピック・パラリンピック東京招致のために活動中で、招致活動費は75億円とされ、開催となれば社会資本整備費として4542百万ドル(約4500億円)が支出される予定です。これほどの費用のかかるオリンピックは社会の発展にどのように貢献するのでしょうか。


 そんなことを考えてオリンピックで金メダルを獲得した主な国々を歴史的に見てみることにしました。1896年アテネ大会から2012年ロンドン大会までに48回の夏と冬の大会が開催されました。争われた金メダルの総数は5668個です。そのうちで100個以上を獲得した国を列挙しますと下記のようになります。


 アメリカ 1061個、イギリス 245個、ドイツ 244個、イタリア 236個、フランス 229個、中国 210個、スウェーデン 191個、ハンガリー 167個、ノルウェー 163個、オーストラリア 143個、日本 139個、カナダ 111個、オランダ 106個となります。


 こうして見まわしてみるとオリンピックは西欧先進諸国の祭典であり世界に国威を発揚するためのものであったように思われます。東京都が再挑戦で2020年招致にこだわるのは国威を重んじる日本の保守化の流れを象徴するのかも知れませんが、少なくとも社会的な貢献はあまりなさそうだという見方もできます。

2013年7月27日土曜日

病院にお礼で800杯のコーヒーを無料提供

 yahoo japanのニュースによれば、カナダのアルバータ州の州都エドモントン市で父親の看病に懸命に取り組んだくれた病院のスタッフへのささやかなお礼として、娘さんが病院のお店で800杯のコーヒーを無料提供したことが報じられています。何と粋な計らいでしょうか。

 病院の医師への謝礼は袖の下として半ば慣例化している日本では考えられない清々しいニュースでした。こういう純粋な感謝の気持が持てるカナダの医療が羨ましいです。

シャトーマルゴーワイン

 友人がお礼としてワインを贈答したいということで頼まれて預かった大金を握りしめ、ある有名百貨店の冷温貯蔵室にでかけました。

 近頃は私は財政困窮状態ですので高級ワインなどで喉を潤すなどということはとんとありませんでしたが、いろいろとお目当てのシャトーマルゴーワインを手にとって見てみるとかつてよりはかなり高いことに驚きました。

 一級品(何故かファーストという)を外れた二級品(何故かセカンドという)でも2009年物で税込21000円でした。本当は8~10年経過していると瓶の底に澱(おり)が少し溜まっていて味に熟成感があるのですが、それは10万円を超えるものばかりでした。

 レジに来て照明光に瓶をかざしてみましたが、やはり澱はひとかけらも見えません。もう少し古くないとダメですよなどと店員にも言われて苦笑するしかありませんでした。コルク栓からの漏れやカビはないかと聞いたらありませんと即答されました。恐れ入ります。

 私は個人的には瓶詰めになった専門家の好きなワインの味などは信じておりません。もし、機会があったらフランスのワイン農家の貯蔵庫に行って樽から直に取りだしたワインを味わってみてください。パリを見るより本当のフランスの味がします。

NHK大河ドラマ八重の桜 白虎隊と特攻隊

 私は大河ドラマは話も演技も大げさ過ぎて何だか歌舞伎を観るみたいなので好きではありません。家族が観ている傍らで仕事をしていると厭でも耳に入ってきますから時々は観ていることになります。


 結果論ではありますが、会津藩は明治政府側の総攻撃に敗れて会津城を明け渡すことになっても城下の武士やお殿様は生きながらえたのなら、なぜ勝ち目のない戦をあそこまで続けたのでしょうか。もう少しお殿様に勇気があったら白虎隊の悲劇もなくて済みました。


 私たちはこのような無様な歴史を第二次世界大戦でもきっちり繰り返してしまいました。勝ち目がない戦争に国民は誘い出されて、一億総玉砕などといって八重の桜の会津の悲劇をまったく教訓としないまま戦いに挑みました。そして会津の白虎隊の悲劇は特攻隊の悲劇として繰り返されました。


 私の歴史の勉強は点数を取るためのいやいや勉強でした。そんな低い意識では歴史の奥底に潜む白虎隊と特攻隊の根っこの共通性などに思い及ばなかったのは当たり前です。そういう意味では歴史の教育は変わるべきですが、この頃の白虎隊の悲劇を再現しかねない古い日本への先祖帰りの歴史教育には疑問を感じます。

日本ではウルトラマン的ミィ主主義?

 先日、日本には民が主である民主主義ではなくて一部の人たちが束になって勝手気ままが横行するミィ主主義の風土があることを実感したある団地の出来事を耳にしました。


 団地には国会に相当する総会があります。総会では事業計画が決議されたり決算や予算案の承認がなされます。また、総会の付託を受けて管理業務を遂行する内閣に相当する理事会があります。


 今回の出来事とは、総会で決定された計画に反対する人たちが偶然にも多数を占める理事会で実施直前に否決してしまったのです。過去の総会や月例理事会で多くの人たちが話し合いで煮詰めてきた結論を無視して反対意志の強い人たちが一瞬にして否定したのです。


 彼らの言い分は、総会には忙しくて出席できなかったこと、総会や理事会報告はつぶさに読んでいなかったこと、けれども内容的に優れたアイデアがあるから否定したということのようです。これは完全に団地の住民の意思を尊重する手続きを無視した重大な規則違反なのですが、彼らは自分勝手な使命感に燃えていてまったくその自覚はなかったそうです。


 私はこの話を聞いてウルトラマンを想像してしまいました。普段は無関心と無責任で議論に参加しないでおいて、いざ鎌倉となると突然現れてエイヤッとやってしまうのです。ウルトラマンの出現を防止して国民の意思が十分に反映するように手続きを定めたのが民主主義のはずですが、その自覚がない人たちが案外いることに驚きました。

紅茶の入れ方 私の場合

 私が紅茶を入れる場合は、例えばダージリンファーストフラッシュの茶葉の場合は約1.5グラムを大きめの茶越しに入れてカップの中で90℃前後の温度のお湯に浸します。そして湯の中で茶越しを手で回しながら茶葉を優しくゆっくり回転させます。1分超くらいしたら出来あがりです。 


 紅茶の入れ方については、販売された紅茶の包装紙に書いてあるものでは、85℃から95℃の温度で、3.0グラムから3.5グラムを使用して、時間は2分から2.5分と記載されています。これでは渋過ぎて私にはとても飲めません。またカップなのかティーポットなのかの記載もありません。

 

 お湯の温度のことに触れれば、ステンレスやかんの沸騰したままのお湯(約96℃)を直に冷たいカップに流し込むと85℃くらいになります。一度温めたカップに注げば90℃を確保できます。それでも2分も経過するとカップ内では80℃以下に低下してしまいます。つまり茶越しを使用して冷たいカップで紅茶を入れるならば適切な時間は2分弱しかないということになります。

 

 みなさんの味の好みはどの辺にあるのかいろいろな温度と茶葉量で紅茶をためしてみるのも楽しいはずです。

おかしな入管の留学生アルバイト規制

 日本に来た留学生はほとんどが来日してからはアルバイトに頼って生活をしています。アメリカやヨーロッパでは思うようにアルバイトはありませんから、この点では日本の留学のしやすさと言えるかもしれません。


 こうした現実が日本に留学生を呼び込んでいることは間違いないのに入管ではアルバイトを正規学生で一週間28時間までに制限しています。時給860円で働いても毎月10万円の収入です。生活費を稼ぐだけで精一杯でとても授業料の足しにはならず、足らない分のために違法でも働かざるを得ません。入管もそのことは理解しているはずですが見て見ぬふりです。


 この弊害を改善するために、例えば夏休み(4週間)や冬休み(2週間)などの日本の人手不足の時期には集中的に留学生がアルバイトができるような特別措置を取ることも一案です。表面(おもてづら)のいい規制で現実に頬かむりでは留学生を苦しめるだけで誰の得にもなりません。

 

 留学生の質はいまや日本人を大きく凌駕しているのですから、もっと生活と勉学が両立しやすくしてあげれば若い人たちを世界中から呼び込めるはずです。そうすれば内向き加減の日本の若者はきっといい刺激を受けることでしょう。

2013年7月26日金曜日

平均寿命と飲酒との関係を理解しよう

 日本のマスコミでは報道自粛があるようで、世界の平均寿命統計ではアラブ諸国や香港などの地域は除外されています。ですから香港が男女とも世界第2位であることやカタールやクウェートなどは男女ともに80歳を超えていることは知られていません。


 昨日に公表された厚労省による2012年の世界の平均寿命は女性は日本が86.41歳で、男性はアイスランドが80.8歳でトップでした。香港が男性80.6歳、女性86.3歳でともに第2位となっています。東京都は男性79.36歳、女性85.70歳となっており香港よりも下位に位置します。


 私は香港の事情にも興味を抱いておりますが、特に興味をそそられるのはアラブ諸国の平均寿命です。イスラム教のカタールやクウェートでは男女ともに80歳超なのに男女の差はほとんどありません。この理由はイスラム教で禁止されている飲酒によるものではないかと私は考えております。


 お酒飲みが多いと言われる九州地方では男女の平均寿命の差は東京都より大きくて7歳を超え、沖縄は8歳を超えております。飲酒によるアルコールの直接的弊害とバランスの悪い食生活という間接的要因によるものではないかと思われます。

 

 飲酒は日本人のガンを考える上ではかつての過剰塩分摂取による脳血管疾患と同じように大きな問題ですが、アルコール消費を減らすような言動は日本のマスコミでは禁句のようです。また飲酒による健康障害研究には原発反対と同様にお金は集まりません。ですから日本では男女の平均寿命の差はホルモン説の落ち着いています。くれぐれも個人で節酒を心がけて健康を害さないようにしたいものです。

日本でも海兵隊の設置

 政府は中国の著しい海洋進出に対抗するために島しょ防衛と称して水陸両用の機能を有したいわゆる海兵隊の設置を早速検討し始めたようです。


 自衛隊から国防軍への移行を強行するためには憲法の解釈も法的なデュープロセスの重要性も完全に無視してやってしまおうということなのでしょう。


 日中首脳の会談も行われない歪み合い状況下において日本の軍備拡張が先行し始めていることに大きな危惧を覚えます。事務サイドの日中協議を何度しても両国の深まるばかりの溝は埋まりません。なんとか両国首脳の間で真摯な話し合いをしてください。


 日本では今後3年間は国政選挙がありません。政府与党の暴走に歯止めをかけるには何をしたらいいのか思い悩んでいます。

笑い話 政治家と動物の類似関係

 カニ     斜めにしか進めない

 アリ     エサに群がる

 タヌキ     夜になるとうごめく

 カバ     大口を叩く

 カメレオン  周囲に合わせて変幻自在

 ニワトリ   すぐに忘れる

 コアラ    しがみついて動かない

笑い話 うぬぼれ

「ネコとイヌではどっちが好き?」
「どちらも好きじゃない。」
「アザラシの赤ちゃんはどう?」
「イヤ。」
「じゃー、白クマの赤ちゃんは?」
「嫌い。」
「それじゃー、パンダさんは?」
「大嫌い!私より可愛いのは許せないの...」

何故ネコは帰ってくるのか?

 我が家の家ネコの一匹が先日人間様の隙を突いて一階の窓から外に跳び出しました。一度も外に出たことのない見知らぬ世界を30分ほど散策してから玄関で渾身の力を振り絞ってニャーの一声を発してご帰還されました。


 付近を探しても見つからなかったのにどこをどう歩いて戻ってきたのか不思議で仕方がありません。そこでネコが見知らぬ世界を徘徊(?)しても自分の棲家に帰ってこられる理由を想像してみましたら、いわば動画記憶力とでもいえるもののお蔭ではないかと思うようになりました。


 私たちは夢を見ます。この夢は動画になっています。ですから脳には動画の記憶場所があるはずです。ネコは外に出ると視界に入ってくる位置情報としての風景をビデオのように記憶していて、帰る時にはそれを逆回しにして元の位置を検索しているのではないでしょうか。これならば考える力は必要ありません。みなさんも頭の体操のつもりで考えてみてください。

2013年7月25日木曜日

笑い話 理屈好き

「僕は大切なものはみんな銀行の貸金庫さ。」

「それで利息は付くのか?」

「付くわけないだろ!」

「だって銀行に預けてるんだろ?」

「いや、金庫を借りて保管してもらってるんだ。」

「だったら借金庫じゃないのか?貸家を借りれば借家だろ。」

今こそアメリカのデトロイト市の破綻を日本でも他山の石としよう!

 アメリカのミシガン州デトロイト市が財政破綻を宣言したということで紙面を賑わしています。日本でも、救急車が来ない、警察官がいない、消防車が遅いなどいうことが現実になりつつあることを知る必要があります。


 アメリカの地方自治体は基本的には自分の税収で地方行政を賄っていかねばなりません。つまり日本の自治体のように地方交付税交付金などという国家財政からの無償援助はありません。日本の過疎化の進んだ地方自治体はほとんどが年間予算の半分以上をこの交付金に頼って涼しい顔をしているのとは大違いです。


 お金はいくらでも出すから選挙に勝たせろ式の日本のやり方では節度ある地方財政を実現するための歯止め策はありません。これまでの地方交付税交付金と公共投資に頼った赤字体質の放漫経営のために今や全国のほとんどの地方自治体が完全に破たん状態にあり、一挙に深刻な事実がこれから表面化してくる可能性があります。

 

 みなさんの町の財政状態を一度調べてみてください。実態を知ればきっと真っ蒼になられることでしょう。

ミラーニューロンで楽しく生きよう!

 ドイツ週刊誌DER SPIEGEL(29/2013)にミラーニューロンの紹介記事があってその存在を初めて知りました。人間はこの脳の神経を訓練して攻撃性を減らしたり優しくなったり出来るそうです。


 ミラーニューロンの働きは自分の行動と他人の行動を同化する一種の鏡の役割を果たしています。この神経細胞の働きのお蔭で相手の気持ちを直感的に察することができるのだそうです。実験によれば子どもたちに赤ちゃんを見せていろいろとその気持を想像させてみるとミラーニューロンが強化されて共感的となり攻撃性が減ることが分かってきております。


 私たちの社会は子どものいる風景が激減しました。また核家族化が進んでお年寄りの存在感も希薄になりました。さらには社会があちこちで均質化してしまい境遇の違いを経験することもあまりなくなってきました。赤ちゃんは保育園で、お年寄りは老人ホームへ、お金持ちは高級住宅地へと固まってバラバラに過ごすようになりました。


 私たちが階層の違いに無関心であったり、攻撃的であったり、利己的に行動したりと、「自分」中心的な考え方をしがちなのは、社会の流れがミラーニューロンの活性化に逆行しているせいではないでしょうか。みなさんも黒猫ディーンを眺めながらでもミラーニューロンの強化を忘れないでください。

2013年7月24日水曜日

産みの親か育ての親か?

 ドイツの週刊誌DER SPIEGELに人工授精手術時の手違いに悩んでいる母親の記事がありました。周囲から子どもが似ていないと言われて調べたら実子でないことが判明したようです。


 このようなケースは養子の場合と似てはいますが自分の腹を痛めて産んだところがまったく違います。母親としてもっとも気がかりなのは実子が幸せに生きているかどうかということでしょう。しかし愛情を注いで育てた手元にいる子を思えば、実子を探すことに踏み出せない母親の深い苦しみが綴られていました。


 愛の結晶の証としての子どもと、人間の崇高な育て守る行為の証としての子どもは元から次元の違うものですが、そういうものを天秤に掛けさせてしまった今回の医療ミスは避けられるものであったがゆえに残酷極まりないものだと思います。

笑い話 鉄の頭

 「僕は夏は海に必ず行くんだ。」

 「夏の海は開放的でいいよね。」

 「冬の裏寂しい風景とは大違いだから。」

 「でも、キミは確か金槌だったよな。」

 「ウン。だから頭が固くて夏=海という考えが離れなくて...」

楽しくない二世社会

  ルソー(1712~1778)は子どもを発見したと言われます。彼の言葉を借りれば子どもは小さな大人ではありません。つまり子どもは大人の想像しえない可能性を秘めている存在なのですが、それを台無しにしているのが大人のエゴです。


 私たちは社会に出ていろいろな経験を積み重ねた結果として自分なりに理想の生き方を決めつけてしまい、それを無理やりに子どもに押し付けようとしがちです。その実例として二世議員、二世タレント、二世俳優、二世医師、二世社長など枚挙にいとまがありません。


 確かに基礎が出来あがっている親の職業を受け継いでいけば無難に世渡りしていけます。しかし、社会的にも個人的にもベストな選択であったかと問われれば誰にもわかりません。後継者は与えられた安定した生活に満足して、いつの間にか世継ぎだけが目的化してしまいます。


 子どもたちが出自や貧富の差とは無関係に思う存分にいろいろな形と内容の教育を受けられるようになれば、もっと社会は面白くなるはずです。しかし残念ながら日本の教育はまったく真逆の方向に進んでいます。楽しくもない社会で子どもを積極的につくる気になりますか?

外国語習得能力 大人と子どもの驚がく的な差異

 私は外国語は耳から習うものというより、耳で倣うものと考えております。このことを証明するためにかつて遊びで小さな実験をしたことがあります。その結果は驚がく的なものでした。


 大人は私が被験者になりました。私は日本語で育った日本人で英独仏語ができて日常生活にはまったく困りません。中国語は習ったことも聞いたこともほとんどありません。そこで私が有利にならないように実験には中国語を採用しました。他の被験者は8歳の小学生で英語も中国語もまったく知りません。


 何をしたかというと10個の単語を先生に発音してもらいます。被験者は後に続いて出来るだけ上手に先生の発音をまねようとします。そして先生の合格がもらえるまで被験者が行った試行回数を記録して平均値を出しました。


 さて結果は私の惨敗でした。私は平均して9回でした。子どもは2回でした。こんな大きな差が出るのは、子どもの音感が天才的なものでどんな言語にも対応できる柔軟性をもっているからです。


 この時に私が気が付いたのは、私は発音だけをまねようとして余裕がないのに、子どもは発音の口の動かし方まで正しいものでした。文科省さん、これでも子どもに英語を教えることに反対しますか。

2013年7月23日火曜日

車に轢かれやすい野生動物

 黒猫ディーンの看病に行く途中の道路わきに若いタヌキが車に轢かれて死んでいました。残されたタヌキの家族が待っていることでしょうが、お父さんタヌキはもう戻ってきません。

 この暑い天候のもとでもまだ腐敗していませんでしたから、そんなに轢かれてから経過していなかったのでしょう。轢いた人がゴミのように道路脇に捨てたのでしょうが、私は不憫に思い近くの川に運んでいって供養してあげました。

 野生動物が車に轢かれるのは仕方がないとは思いますが、ドライバーの皆さんは轢いてしまった動物は丁寧に扱ってあげてください。

笑い話 早すぎる疑問

「パパ、フィーリングって何?」

「ウーン」

「やっぱり大人にもわからないことがあるんだね。」

「例えばだけど、パパとママが時々する時のことかなあ。」

「そっか、まだボクらの世界のことじゃないんだ。」

2013年7月22日月曜日

笑い話 心労

「悩み多き人がかかる円形脱毛症って知ってるか?」

「ああ、台湾禿だろ。オレ何度もなってるよ。」

「おまえ、そんな風に見えないけど...」

「だから悩んでんだよ!」

笑い話 聞くだけ

「雷は、ゴロゴロ、ピカッ、ドーンと来るから怖くって...」

「何言ってんだ。雷はピカッときてからゴロゴロだぜ。雷を見たことないのか?」

「おれ、いつも布団の中だから。」

息を吹き返した既得権益集団の大逆襲が始まるか

 自民党の比例代表で当選した人たちにはみな既得権益集団を代表するそうそうたる面々が揃っています。郵便局、農協JA、医師会、歯科医師会、看護連盟、国交省、防衛省、全国商工会、文科省、科技庁、外務省、学校協会などの熱い息のかかった人たちです。


 こうなってくると、たとえば薬漬け検査漬けの医療費の削減は到底おぼつかないはずで、逆に高齢者の自己負担率などが引き上げられたり、それでも財源が確保できなければ福祉分野の予算削減がなされるのでしょうか。また多くの大学の経営は少子化の進行で瀕死の状態にありますが、結局は大学の整理も先延ばしになり、その赤字分は国民の負担ということになるのでしょうか。

笑い話 自虐癖

「やっぱり、世の中は金だ。」

「自民党の勝利で貧乏人は終わりだ...」

「俺はビートルズが羨ましい。」

「彼らはマネーマネーと歌ってお金を稼げたんだからな。」

「俺たちはいつもピーピー言ってるけどション〇小僧みたいなもんかなあ。」


注 ピー(pee)=英語でオシッコの意味

参院選結果を冷静に解釈すると見えてくるもの

 今回の参院選では沖縄を除いた地方の一人区30選挙区すべてで自公が完全勝利しており、野党のバラバラ状態を読み切った作戦勝ちというのが特徴です。その選挙結果を分かりやすくまとめますと下記のようになります。


 選挙区開票結果(73議席)

  一人区    自民30(新23、現7)、諸1

  二人区    自民10(新1、現9)、民主7(新2、現5)、み1、維1、共1

  三人以上区 自民8(新4、現4)、公明4、民主現3、み3、共2、維1、無1

             合計 自公52、民主10、み4、共産3、維2、無1、諸1

             (予想 自公55)


 比例代表開票結果(48議席)

             合計 自公25、民主7、維6、共産5、み4、社民1

             (予想 自公26、民主16)

 

 私の予想では選挙区で自公は55議席としましたが開票結果は52議席でした。比例代表では自公26議席としましたが開票結果は25議席でした。問題は比例代表で民主16議席と予想しましたが、実際には民主は大きく減らして7議席でした。民主を過大評価してみんなと維新と共産に流れる票数を正確に予測し切れませんでした。


 今回の開票結果を分析してまとめてみますと下記のようになります。


 1. 比例代表ではマスコミの世論調査の結果をそのまま反映している

 2. 地方の選挙区では完全に自公共闘の独壇場だった

  3.比例代表の得票率を選挙区にも単純に適用すると自公獲得議席数は76議席から60議席に減少する


 私の結論は、自公の強力な結束と野党のバラバラ状態が継続し、棄権した有権者が投票所に戻ってこない限りは、今回の参院選で見られた自公の優勢は今後も続くであろうということになります。


 では憲法改正の国民投票となると今回の比例代表の開票結果を参考にすれば改正賛成派と改正反対派は拮抗していてどちらに転ぶか分かりません。しかし、国民の声を正確に反映しない違憲状態の選挙制度で選ばれた与党が憲法改正を発議するなどということはあってはならないことだと思います。

笑い話 自民圧勝

「自民党が圧倒的な人気で完勝だね。」

「うん、これで美しいニッポンの復活だ。」

「古き良き日本というと何となくホッとするね。」

「さあ、学校でも日の丸鉢巻の復活だ!」

「エッ、俺の大学だけは許してくれ。」

「どうして!」

「もう、これ以上にアカテンが増えたら卒業できないよ!」

自民党の圧勝を目の当たりにして分かったこと

 最近は愛日長アマガエルは自民党批判めいた内容のものが多くなり、その流れに沿って次第に国内のぺージビュー件数も減少してきました。例えば昨日の閲覧件数は、外国312件、日本40件でした。

 

 参院選の選挙結果から自民党を支持し、憲法改正に賛成する人たちが案外多いということが分かりました。当然ながら愛日長アマガエルもこの事実を厳粛に受け止めて今後のことを考えてみます。


 今回の選挙では政府によるマスコミの報道規制があったらしいことから考えても、日本の民主主義は体裁は整っているものの実際は未熟で極めて不完全なものでしかありません。油断をすれば再び戦前のような愛国精神に塗り固められた息の詰まるような社会に戻りかねないと私は本気で危惧しております。


 首相は決められぬ政治からの脱却を口にしますが、それは自らの政治家としての能力に疑問符を投げかけるものです。国内の衆参のねじれさえも知恵と工夫で調整出来ない人たちが、これからの厳しい国際社会で日本の舵を取っていけるのでしょうか。

やはり、日本の財政問題は選挙前は封印されていた

 7月21日の朝日テレビの報道ステーションで解説者の古舘伊知郎氏が自民党の菅官房長官とのやり取りの中でポロリと財政問題の封印という言葉を漏らしました。 

 やっぱり選挙前には与党に都合の悪いことは流さないという路線でマスコミと政府の間でいろいろな密約があったのでしょうね。ジャーナリズム精神に反するとても残念なことです。

2013年7月21日日曜日

かなりヤバい話

 参院選の結果、憲法改正が行われたとすれば、それは勉強嫌いな息子が家出して気楽な遊び仲間と新しい共同生活を始めるのに例えることができるのではないでしょうか。


 不勉強で自分の置かれた立場を理解できずに押し付けられたと駄々をこねて飛び出すのはいかがなものかと思いますが、現実というのは案外そんなものかもしれません。

笑い話 自打球

 「自打球でケガしないようにプロテクターを着用してください!」

 「特に内角に差し込まれた時は危ないからな。」

 「しかし、アイツはどうして自打球ばかり打つんだろう。マゾか?」

 「いや、出は佐渡だよ。」 

笑い話 当選祝い

「当選確実が出た!」

「よくやった!」

「バンザーイ!」

「バンザーイ!」

「バンザーイ!」

「ヨッシャー、これでコチョウランが20鉢売れた!」

笑い話 ネコカフェ

「一時間いてすっかり癒された。」

「ありがとうございます。」

「これで家に帰っても夫婦喧嘩しなくて済む。」

「それでは1000円いただきます。」

「エーッ、ネコの時給は俺より高いのか?」

笑い話 いろいろな関係

相撲ファン    砂かぶり

おふくろ     姉さんかぶり

電力会社    頬かぶり

首相       ネコかぶり

国会のねじれくらい克服できない政治家に未来を托せるか?

 私が不思議に思うのは衆議院と参議院での多数派の違いがねじれと表現されていることです。そのために国会で審議が停滞して新しい政策が打ち出せない弊害を訴えて、与党はねじれ解消を求めているのが今回の参院選挙です。


 与党のねじれ弊害論には少数派の意見を軽視して多数派の意見で押し通して自己満足しようとするナルシスト的な意識が丸見えです。政治家には党派の立場や意見の違いを乗り越える発想力と指導力をもってもらいたいのですが、彼らはいつも徒党を組んで金と数の力で物事を解決してきました。


 国会のねじれさえも克服できない政治家に国際問題を托したらどうなるのでしょうか。国家や文化や歴史が違えば、それぞれの地域や国家には独特の考え方や伝統があって理解し合うことは容易なことではありません。例えば日中韓の領土問題はアジアの平和を脅かしかねない危険なものですが、政治家は無能をさらけ出しております。


 日本の政治家には今後も国会のねじれの中でもっともっと苦しんでもらって国際的に通用する人間に成長してもらえるように、参院選ではねじれを維持できるように投票したいものです。

2013年7月20日土曜日

明日は参院選 とにかく投票所に行こう

 7月5日のブログで恐れ多くも参院選の投票結果を予想しましたが、新聞の調査によると民主党の凋落が著しくて比例代表の改選数16議席の半分にも届かないようです。


 民主党が失う議席が維新の会とみんなの党に流れて、結局は自公と維新とみんなで憲法改正発議要件の参院総議席数の2/3に当たる159議席以上を確保する勢いのようです。


 私は日本の民主主義は未だ発展途上にあって現行の日本国憲法の描く水準には到達していないと思っていますので改正には反対です。選挙結果が改正を支持するとしても戦前の日本に先祖帰りしないように祈るばかりです。

時代遅れの野球界と自由な雰囲気のサッカー界と

 野球は若い人たちの間にはまったく人気がありません。今年のオールスター戦は日本ハムファイターズ大谷翔平選手と阪神タイガース藤波晋太郎投手の若い二人が注目されてコマーシャルに登場しています。


 残念ながら野球は甲子園野球の開会式の時代遅れの行進だけを見ても若者受けする要素は見当たりません。サッカーの試合前の気の効いたセレモニーを見たら甲子園野球は意地悪い表現かも知れませんが一世紀遅れています。


 サッカーには茶髪あり、ゴールで大げさなジェスチャーありと自由な雰囲気でいっぱいです。逆に野球は規則でがんじがらめな感じがするうえに古めかしい礼儀正しさを強制されます。どう考えても現代っ子に受ける要素が野球にはありません。


 そんな野球のために若い二人が救世主になれるかもしれません。どうか頑張ってください。 

子どもの感性は凄い!

 黒猫ディーンに餌をやていたらかつての同僚とバッタリ会いました。いろいろと話題が錯綜しましたが、子どもの感性の凄さに驚いたと語っていたことがとても印象的でした。

 彼はダリの絵が見たくて子どもを連れだってシュルレアリズム展に行ったようです。会場を後にして変な絵ばかりだったと愚痴る親の言葉を子どもはさえぎるように、あれは画家が頭のなかに浮かんだことを絵にしたのだから変じゃないと感想を語ったそうです。

 私も小さい頃は率直にキリコの絵が大好きでしたが、彼の子どもの感想を聞かされて昔の記憶が蘇りました。大人は現実を自分の脳ミソで解釈しようとしすぎて感じたままを大切にする率直さを忘れかけているのかもしれません。

 昨日のテレビでブルーズリーのことを取り上げていました。彼は “ don´t think, feel!” と言ったそうですが、どうも大人になるとこの感性を忘れてしまいかちです。私のブログも理屈っぽいことが多くなっていて反省しております。

2013年7月19日金曜日

100%の安全と100%のプライバシーは両立しないのか?

 アメリカのオバマ大統領は個人情報の無断利用について100%の安全と100%のプライバシーは両立しないと語ったようです。これはとても上手い表現ですが、よく考えてみるとチョットおかしいことに気がつきます。


 そもそも100%の安全などというものは存在するのでしょうか。


 具体例でいえば、例えば犯罪率の計算では分子に年間犯罪件数がきて、分母に対象地域の例えば10月1日の居住人口がきます。ところが絶対に犯罪のない100%の安全となると時間軸を永遠に伸ばすことになります。そうなると分母も分子も決まりませんから犯罪率の計算は不能となり、畢竟100%の安全などというのは存在しないことになります。


 では100%のプライバシーは存在するのでしょうか。


 安全とは違ってプライバシーは数字では定義できません。その内容は言葉で定義するしかありません。極端なことをいえば、プライバシーの考え方は個人的に違ってくるはずですから、国民全員を満足させるプライバシーの定義などはありえません。結局は国民は最大公約数的なもので妥協せざるを得ません。


 分かりやすく言えば、私は自分がいつどこに行って何をしているかを逐一監視されたら、困ることはなくてもそんな社会は息が詰まりそうで御免です。でも人によってはまったく気にならない人もたくさんいるでしょう。ですから国家が侵してはならないプライバシーの内容は国民の間で十分な議論を尽くして得られる国民的合意に基づいて決めるしかないのです。


 こうして考えてみるとありもしない100%の安全のためといって政府が勝手に個人情報を収集管理することには何となく割り切れないものがあります。

2013年7月18日木曜日

徴兵制と良心的兵役拒否権

 日本ではほとんど知られていない言葉ですが、良心的兵役拒否権とは通常は憲法で保障されている良心の自由に基づいていわば合法的に兵役を拒否する権利です。


 アメリカやヨーロッパでは良心的兵役拒否権は一般に基本的人権として認められています。兵役義務を拒否した場合には直ちに刑罰を与えられるのではなくて福祉の分野などで一定期間の代替労役を与えられる場合が多いようです。


 残念ながら、戦争を理念の世界で否定して平和を守ろうとする日本国憲法に飽き足らず、国防軍を持って現実的に戦争に対処しようとする人たちの方が多くなってきました。もはや非戦闘・非暴力の信念にしたがって戦争を否定する権利を日本でも確立するために真剣に議論すべき時期に来ているような気がします。

2013年7月17日水曜日

笑い話 高齢者の貧困問題

 「やっと刑期を務めあげて出所の運びとなり御苦労さまでした。」

 「ありがとうございました。本当にお世話になりました。」

 「ここの生活のことを二度と忘れないで社会に出たら頑張ってください。」

 「ハイ。ここは私の唯一の故郷ですから必ず帰ってきます!」

2013年7月16日火曜日

笑い話 マスコミ対策

 首相 「今日は皆さんにおいでいただいたのは他でもありません。」

 記者 「政府の負債1000兆円に触れるなという話ですね。」

 首相 「はい、この美しい国は絶対に破綻しませんから。」

 記者 「どうしてそんなことが言えるんですか!」

 首相 「借りたのはみんなセーフですから。」

小学生を追い込まないように自制できる親になろう

 大人になれば小学校一年生の全教科の教科書は一週間もあれば隅から隅まで理解してしまうことができます。中学校一年生の教科書でさえ恐らく3か月もすれば全教科の80%以上をマスターすることができるでしょう。つまり勉強は中ニ後期頃からしっかり頑張れば高校の勉学で困ることはほとんどないと思われます。


 では小学校や中高一貫の有名校に通う御利益は何でしょうか。それは大学受験に向けてなるべく早めに知識の溜めをたくさん作っておいて余裕をもって対処するためです。確かに高校3年でやっと受験態勢が整うよりは、高校2年で仕上がっている方が有利であるのは間違いありません。しかし、そのために子どもが失うものは計り知れなく大きいと私は思うのです。

 

 先日病院の待合室で見た母親と娘の姿が記憶から離れません。お母さんが受診するまでの約2時間女の子はずっと塾の分厚い問題集を溜息をつきながら解いておりました。そんな娘を見る母親の視線は厳しく殺気だっていて、私はゾッとしました。


 子どもは大人の決めた優劣や利害とは無関係な世界に身を置いて自己を確認・形成する作業が必要だと思います。そういう経験の中で養われた精神的培地は大人になって自立するときの支えになってくれるはずです。未熟な土地には立派な木立は茂りません。

笑い話 軍事法廷設置

「オーイ、日本で軍事法廷が設置されるらしいぞ。」

「おー、やっぱり出てきたか。」

「愛日長アマガエルが最初に裁判にかけられたらどうしよう。」

「今まで威勢のいいこと言っておいて現実味が出てきて急におじけづいたか?」

「いや、死刑じゃ生命保険が出ないだろ。後に借金の山が残ってしまうのが怖くって...」

笑い話 駆け込み乗車

しようとする人

 就活中の学生

 週末の単身赴任のお父さん

 犯人尾行中の刑事

 借金取り

しようとしない人

 鉄道員

 ギックリ腰の人 

 超ミニスカートのギャル

 ジェントルマン

2013年7月15日月曜日

笑い話 究極の高所恐怖症

「富士山が世界文化遺産になったね。」

「あそこからのご来光は最高だったよ!」

「俺もご来光を見たくて深夜に登ったよ。」

「よかっただろう!」

「いや。結局夜明け前に一目散に下山しちゃった。」

「どうして?」

「太陽がはるか眼下に出てくるって言われてさ。」

テレビドラマ=ラジオドラマ?

 家族が見ている朝のテレビドラマなどを聴いているとストーリーはもちろん登場人物の感情の動きまでもはっきり分かります。そしてふと画面を見ていなくてもすべてが分かることに疑問を感じました。


 映像がせっかく使えるのにラジオドラマと変わらないのならテレビドラマなどの存在価値はありません。大河ドラマなどでも大声で怒ったり、興奮して怒鳴ったり、悲嘆にくれて泣き叫んだりと大げさな歌舞伎調の演技が目立ちます。

 

 もう少し表情や身振りなどの演技力で魅せるものは作れないのでしょうか。

2013年7月14日日曜日

次世代のために勇気を出そう

 私たちにとって本当の悪人というのはどういう人間を言うのでしょうか。私たちは案外分かったつもりでいますがあまり分かっていません。


 まず連続殺人の凶悪犯人はどうでしょうか。こうした個人の犯罪は一時的には社会を恐怖のどん底に陥れますが、真犯人が逮捕されてしまえば社会が崩壊の危機に直面することはありえません。


 テロリストはどうでしょうか。この場合には政府の転覆が目的ですから内戦が勃発する可能性があります。しかし今日の日本ではそのような事態を招くことは想像できません。


 暴力団はどうでしょうか。彼らの犯罪はテロリストと同じく組織的なものです。彼らが社会に蔓延ると罪もない市民が犠牲になる可能性はあります。ただ、そういう関係の人たちに近寄らなければまず問題ありません。


 では為政者はどうでしょうか。彼らは権力を存分に利用して強固な既得権を作り上げます。この甘い利権を継承するのが二世議員というシステムです。彼らは地元民との癒着構造を維持するために必ず選挙区から出馬します。このことは例えば中曽根康弘氏が比例代表一位さえも嫌って選挙区に固執したことからもわかります。


 私利私欲のための癒着構造があちこちにはびこり日本は身動きが取れなくなっています。ひょっとするとこうして私欲を肥やす政治家こそが今日では最大の悪人なのかもしれません。今回の選挙では次世代のために既得権を止めさせる勇気を持って投票したいと思っています。

遊びが無くなった自民党

 福島市における安倍晋三首相の街頭演説で、A3の紙を貼ったボードを掲げた主婦を警察や自民党関係者が取り囲み、執拗に名前と住所を問い詰め、ボードを取り上げたと報道されています。


 ボードに書かれていたのは、「総理、質問です。原発廃炉に賛成?反対?」という他愛のないものでした。厳めしい顔の男たちに一般の主婦が取り囲まれて脅迫まがいの脅しをかけられて、主婦は泣いて帰ったようです。


 北海道ではTPP反対のビラを配布したら公職選挙法に違反すると警告を受けて中止した出来事もあったようです。


 今回の事件は何か参院選後の息の詰まるような遊びのない日本社会を暗示していてゾッとしました。それでも自民党が圧勝するはずです。

2013年7月13日土曜日

魂を売り渡すことと売春と

 売春は人類最古の専門職などという人もいます。ヨーロッパでは売春が公認されている国もいくつかあり、自分たちの労働者としての権利を確立するために労組を結成するなどという動きもあるくらいです。日本でも禁止されているのは売春行為そのものではなくて助長する行為です。

 

 さて売春防止法では売春は人の尊厳を害して、性道徳の乱れを助長するものであるとされています。売春する人はお金のために肉体を売っていることは確かです。しかし、その人が社会人として本当に誠実にそして正直に生きて家族を女手ひとつで守っているとしたら、それほど蔑むべき存在なのでしょうか。


 自分の妻の売春は許せませんが、自分の夫が福島の惨状を無視して原発に魂を売っていても許せるところが世の中の難しいとところです。

2013年7月12日金曜日

報道管制? 安倍晋三首相と池上彰氏の対談

 文芸春秋8月号で安倍晋三首相と池上彰氏が対談しております。インタビューの中身はアベノミクスや憲法改正等についてですが、日本政府の借金1000億円については一言も触れられておりません。安倍首相はデフレ状態からの脱却とインフレ誘導を強調しています。


 これはおかしな現象です。マスコミでは何を見ても1000兆円の政府の借金については話題にのぼっていません。おそらく参院選までは報道管制状態にあるのではないでしょうか。


 私もテレビ取材を受けた時にはある単語を使用してはならないと伝えられました。確かにテレビを観ているとNHKを含めていっさいその単語は出てきません。政府からの要請なのでしょうが、こういうことがマスコミ界で日常的になされているということに疑問を感じております。

電子レンジの使用中は内部を覗かないでください!

 大学のコンビニで見ているとかなりの学生さんが作動中の電子レンジの内部を覗いています。


 電子レンジからは電磁波が漏れ出していますから、いつも覗いていると白内障を引き起こす原因にもなりかねません。案外気が付かないことですが電子レンジはスイッチが切れるまであまり近づいたり覗きこんだりしないように気を付けましょう。

タレント政治家の効用 東国原元県知事の場合から

 有名人やタレントやスポーツマン&ウーマンがその知名度を利用して華々しく政治家に転身することがたびたびあります。そこで東国原元宮崎県知事(任期 平成19年1月23日~平成23年1月20日)の簡単なケース分析をして、その効用を考えてみます。


 東国原元県知事の場合はテレビ局がこぞってタレント出身の氏を取り上げたために頻繁にテレビ画面を賑わしました。そのお蔭で観光客が増加して地域経済に大きな貢献をした印象を私たちに与えました。


 そこで宮崎県の観光統計等を参照して指標となる県外観光客数と県債務の推移を見ると下記のようになります。

       県外観光客消費額   県の債務(年度)

 平成19年   600億円        9147億円

 平成20年   586億円        9105億円  

 平成21年   567億円        9226億円

 平成22年   564億円        9397億円


 実際の統計値からみると就任直後は県外観光客の消費額は一時的に増加しましたが結局は就任前より減ってしまったのが現実です。企業誘致などに精力的に取り組んだようですが県の債務を減らすことはできませんでした。


 東国原元県知事は一期で退任しましたが、もし二期目に入っていたら逆にそのマイナス効果がはっきりしてくる可能性もありました。このようにタレント政治家の出現は超短期的な効用はあるものの長期的には疑問符がつくといえそうです。

死ぬ勇気もないのに 教師の一言から自殺?

 愛知県の中2生徒が先生に死ぬ勇気もないのにというような言葉を返されて自殺したと大きく報道されています。


 私の経験では生徒と先生との関係は信頼関係と上下関係の間を揺れ動いております。普通は仮に先生が死ねと言っても信頼関係との脈絡の中で解釈されて大事には至らないものです。先生は神様ではありませんから暴言もあり得るわけで、その予防線として信頼関係を築く心の触れ合いが用意されています。


 今回の痛ましい事件で思うことは、両者の関係が言葉のやり取りだけの尖鋭化したものになってしまっていて信頼関係が欠けていたのではないかということです。行政、教育委員会そして校長からの厳しい教員管理の結果として先生が上ばかりを見て生徒を締め付けている現状を、私たちはこのケースを見て反省しなければなりません。先生を個人的に糾弾するだけでは自殺防止はできません。

2013年7月11日木曜日

笑い話 教養

 「私は貝になりたい。」

 「昔、そんな映画があったなあ。」

 「自分の殻に閉じ込もってじっとしていたい。」

 「そりゃー、無理だ。」

 「どうしてだ?」

 「だって、あんた中身ないもん。」

子どもの被曝問題 福島県平田村医師 藤田 操先生の声

 東京新聞7月11日朝刊第5面「発言」欄に福島県の藤田操医師の投書が掲載されています。


 県内の子どもたちの甲状腺検査について福島県立医大のやり方に疑問を投げかけて、もっときめ細かい検査体制を確立するように訴えておられます。選挙対策で公共事業につぎ込む財源があるのなら是非もっと緻密な検査医療体制を急いで整備してあげてください。

福島放射能測定 コバルトの分析には失敗しました

 4月14日のブログでコバルト汚染の可能性について触れましたが、フラッシュメモリーの誤作動でどうしてもデータを回収することができませんでした。


 電圧の変化にも安定して作動する国産のフラッシュメモリーを使えばよかったのですが、懐具合から安価な外国製を使用したばかりに失敗しました。安物買いの銭失いといわれますがやってしまいました。また測定に行ってきてからしっかり報告出来るようにします。金欠病で情けない話ですがお許しください。

大谷翔平選手おめでとう!プロ初アーチ

 7月11日日本ハム対楽天戦で日ハム大谷翔平選手が右翼席中段に飛び込む初ホームランをかっ飛ばしました。

 先日の3塁へのイチローも顔負けのレーザービーム送球といい、今回のホームランといい、プロ野球に少しずつ慣れてきて超一流の才能を発揮しつつあります。私はブログ(3月18日)で大谷選手の打者としての才能を高く評価しました。あくまでも本人の意思によりますがそろそろ打者一本に絞ってイチロー超えを目指してください。

2013年7月10日水曜日

憲法改正で最も大切なこと 憲法の安定性を損なわない

 自民党は憲法第96条を改正して憲法改正における国会の発議要件を各議院の総議員の2/3から過半数に下げようとしています。

 

 最近のNHK世論調査を見ますと1/3以上の有権者が憲法の改正について態度を決めかねているようです。それでは残りの2/3の有権者が、改正賛成派51%と反対派49%に分かれている時に、憲法改正の国民投票が行われると結果はどうなるのか具体的に考えてみます。


 ここで迷っている有権者は投票しないとすれば開票結果は僅差ながら賛成51%と反対49%を反映して改正はおそらく実現するでしょう。この場合に40%の低投票率であったとすれば賛否の投票数の差はおよそ80万票に過ぎません。

 

 ここに迷っていた有権者が気ままに投票に加わると結果が大きくブレる可能性は十分にあります。つまり賛否が拮抗している時に安易に改正の発議がなされると国民の意思とは違った結果になりかねません。


 もうひとつ問題なのは選挙区の定足数です。今回の参院選の選挙区の改選数73議席のうち埼玉、千葉、神奈川、東京が占める議席数は合わせて12議席に過ぎません。人口3600万人を擁する東京首都圏が議席数の16%しか国会に代表を送っておらず、国会はまったく国民の声を代弁していないことになります。


 このように現行の憲法第96条の2/3というのは合理的な理由があります。これを過半数に下げてしまっては憲法そのものの安定性を損なうことになり、演説がうまかったヒトラーのような人間の出現を許すことになりかねません。

逆説的思考 良いことだけを考えてみると

 私たちは幸せな生活をしたり健康で働いているときはなかなかそのことに気が付かないものです。しかし、いったん逆境に陥ると失ったものの大きさを知ることが度々あります。そこで今日の日本の良い点を東南アジア諸国と一般比較しながら考えてみました。


 1.平和で内乱がない

 2.貧富の差が小さい

 3. どこの土地に行っても安全である

 4.国民皆保険制度がある

 5.徴兵制がない

 6.役人の腐敗が少ない

 7.福祉が充実している

 8.選挙が公正である

 9.長寿である

 10.少年労働がない


 これらほとんどのことが第二次世界大戦後に国民主権が与えられた日本が民主主義を実践してきた結果の果実であり、西欧的社会システムを導入してきた成果であるともいえます。つまり今日のシステムを敢えて日本固有の価値観に揺り戻すべき理由は今のところ見当たりません。憲法改正を考えるうえで忘れてはならないことでしょう。

2013年7月9日火曜日

笑い話 雨降り

「雨降りの歌って知ってるか?」

「ウン、子どもの頃よく歌ったよ。」

「あれ歌いながらよく走ったなあ。」

「何でよ?」

「雨雨降れ降れ、母さんが、蛇の目でお迎え嬉しいな。ピッチピッチジャブジャブ     RUN RUN RUN」

笑い話 反抗期

「国旗掲揚!国家斉唱!」

「..........」

「太郎君、歌いなさい。」

「..........」

「太郎君!!!」

「やっぱり、先生は僕らより自分の方が大切なんだ。」

2013年7月8日月曜日

政府負債1000兆円処理のロードマップを提示する政党は出てこないのか

 安倍首相は日本経済の回復などには頻繁に触れていますが、日本いや世界の最大の問題であるはずの日本政府の借金1000兆円については一度も具体的に語ったことはありません。手に負えないから黙っていようということなのでしょうか。


 戦後の日本の一般会計税収が60兆円を超えたのはバブル絶頂期の平成2年度だけで、近年は40兆円台前半です。一方で一般会計歳出は平成3年度以来70兆円の大台に乗り、平成10年度からは80兆円を超え、今日では90兆円を突破してきております。こうして特に過去15年間は日本政府は毎年30兆円以上の巨大な財政赤字を積み上げてきました。


 平成26年度から消費税は段階的に5%から10%に引き上げられますが、この増税で見込まれる税収増は10兆円程度といわれます。アベノミクスが成功したとしても税収増は数兆円のようです。昨年度の実績ベースの約50兆円の財政赤字を前にしては5%消費税値上げとアベノミクスの成功をもってしても約15兆円の税収増にしかならず、ほとんど焼け石に水です。

 

 この借金問題をどうするか具体的なロードマップを語ってくれる政党はないのでしょうか。

航空機墜落事故 夏のバカンスシーズンは要注意

 1960年から2009年までの世界の航空機(中・大型旅客・貨物機)の墜落事故の件数を月別に集計してみますと大まかにいえば8月と12月にもっとも多くなります。


 これらの月は夏休みとクリスマスの世界的な旅行シーズンにあたり、人々の移動が活発になって旅客機の需給関係がひっ迫する時期と重なります。年間の墜落件数は3月から5月まの期間が最低で、北半球が夏のバカンスシーズンに入ってくる6月から増加し始めて8月には最大のピークを迎えます。9月以降はなだらかなカーブで描いて減少しつつも12月に第二のピークを作ります。

 

 航空機の発着回数を分母にした分析ではありませんが、どうも航空機墜落事故には天候とか機械としての航空機よりは案外人為的ミスが大きく影響しているように思われます。今年もそろそろ夏休みシーズンでもっとも航空機事故の多い8月がきます。各航空機運行会社には運行上細心の配慮を求めたいです。

2013年7月7日日曜日

筑波大生が急性アルコール中毒で死亡 ビール6杯から7杯で...

 筑波大生が急性アルコール中毒で死亡したと報じられています。こうした飲酒による痛ましい犠牲は知識さえあれば100%防止可能ですから、是非ともアルコールの怖さを知っておきたいものです。


 

 よく飲める大人の場合でも、一時間にビールでコップ一杯又は缶ビール半分に含まれるアルコール量しか分解できません。また缶ビール1本をグイ飲みすれば酒気帯び運転の対象となります。アルコール濃度で比較するとビールに対して日本酒やワインは3倍、ウイスキーは10倍の強さになります。よく飲める人でも缶ビール20本くらいを飲めば生命の危険に晒されます。これは日本酒では1升瓶一本、ウイスキーではボトル一本のアルコール量に相当します。


 注意すべきことはお酒の分解時には体内のビタミンB1が消費されます。ビタミンB1不足は脚気の原因として恐れられていましたが、重い心臓疾患も引き起こします。お酒をバカ飲みすると知らぬ間に心臓にダメージを与えている可能性があります。飲酒の怖さとしては依存症や急性アルコール中毒死の危険はもちろんですが、このビタミンB1不足による重大な健康障害もあることを知っておかねばなりません。


 翌朝までに分解可能な飲酒量とは、飲める人でも缶ビール3本、日本酒2合、ウイスキーコップ6分目くらいですから、適量を超えずに上手に楽しんでください。

福島で見殺しにされたペット動物の守護者

 私の20年来の友人に福島で捨てられたペットの守護神のような存在の人がいます。彼はアメリカ人で米国大学の動物学科出身です。どんな経緯で日本に住み着いたのかは尋ねたことはありません。彼はずっと英語教師をしながら犬や猫の保護に奔走しています。


 私が大学キャンパスの猫たちをひとりで世話するようになってからすでに1年7ヶ月が過ぎようとしています。多数の猫の世話は休日はありませんし費用もかかりますから思っていたより苦労が多いものです。どんなに雨風が強くても猫たちの食欲は待ってくれません。大学の職員には今日も来たのかと呆れられることもあります。


 そんな苦労の多いペット動物の保護を東電福島第一原発の爆発事故以来彼は毎週末になると福島に飛んでいって実践しております。こういった取り組みは本来は自治体や東電が責任をもってすべきことなのですが、残念なことにペット動物は不満や抗議の声を挙げることはできません。完全に死刑宣告を受けたも同然の状態です。

 

 彼がそんな福島の不条理な状況に置かれた無言のペット動物たちをどんな気持でお世話しているのかよく分かりませんし、彼とお茶を飲んでいても動物の話は出てきません。しかし、何となく同士感のようなものが感じられるのが不思議です。

気になる若者の恋愛談議

 若い人が電車やバスで自分の恋愛関係について事細かく友達に話していることがあります。私はそういう場面に遭遇するととても居心地がわるくて逃げ出したくなります。


 私が初めてドイツに行った時に先に当地で生活していた恩師が驚いていたことがありました。それはポルノ映画の鑑賞に若いカップルが列をなして連れだって来ていることでした。一度行ってみろと言われて私も見学(と鑑賞)に行きましたが、そのオープンな雰囲気に度肝を抜かれた記憶があります。


 私は施設にいる母を見舞ったときにビジネスホテルがいっぱいでラブホテルにもぐりこんだこともあります。最初は拒否されましたが事情を説明したらOKが出て疲労困憊の時に嬉しくて涙が出そうでした。そんな待合室ではたくさんのカップルがみんな堂々としているのを目撃してドイツの驚きがよみがえってきました。


 ただ恋愛談議はポルノ鑑賞やラブホテル利用とは違って自分の行為について心の動きを語ることです。そういう自分の内面を公衆の中でオープンにする感覚は無神経という言葉しか私には見当たりません。他人の恋愛ごとに傍若無人に入り込みたがるのもこのあたりに原因があるのかもしれません。

2013年7月5日金曜日

笑い話 青汁

「ウーッ、飲んだ。欠かせぬ毎朝の一杯。」

「あなたも根気がいいわね。青虫みたい。」

「だって、このお蔭で毎日元気でいられるんだから。」

「でも、これだけ青汁青葉食べてあなたヘンタイしないでね。」

今回の参院選結果を恐れ多くも予測

 参院選の候補者が出揃いましたので大胆にも選挙結果を予測してみました。今回の参院の改選数は選挙区73議席と比例代表48議席の合計121議席です。以下の前提条件を柱にして選挙区の当選者数を予測してみました。


 1.自民党が有権者アンケート調査で過半数に近い支持を得ている

 2.公明党が自民党と徹底的な共闘体制を取っている

 3.第二政党が見当たらず野党勢力はオレがオレがの乱立気味で混迷を極めている

 

 さて民主党は強力な自公協力を前にして47選挙区中31地区を占める定員が一人の選挙区ではほぼ全敗でしょう。一人選挙区は地方ばかりですから震災復興の名目で再び公共投資にジャブジャブとお金をつぎ込む自民党と国交相を牛耳る公明党には勝てません。

 

 次に二人選挙区10地区20議席ですが公明党は候補者をひとりも立てずに自民党を全面後押ししています。10議席は絶対確保の目算です。現職7名を擁する民主党が運良く5議席を確保できれば、残るは5議席です。定員が三人以上の選挙区は合計22議席で、自公が14議席を確保すれば残り8議席を野党で分け合いとなります。


 結局は選挙区73議席の予想結果は自公が約55議席を確保し、民主は8議席に留まり、残り10議席はその他の野党で分け合いとなりそうです。

 

 比例代表48議席でも自公が優勢ですから5~6割の間を確保するとすれば約26議席に当選です。民主は善戦して1/3を確保できれば16議席です。残りは6議席の取り合いです。


 これで自公の当選者数は全部で81議席前後と予想され、非改選59議席を加えると140議席です。維新とみんなの現有14議席を加えても154議席で、憲法改正の発議に必要な159議席には届きません。ただし、維新+みんなで5議席以上(私の予想は3~4議席)取れば憲法改正は数値上は可能になります。

若さの秘訣 二匹のネコの性格から

 二匹のネコの性格を比較してみました。どちらが長生きでしょうか。


                   (雌ネコ トラ)          (雄ネコ チョボ)

一番の関心事            食い物                日課
大好きなもの          10代の男の油足           妻の膝の上               
嫌いなもの           40歳以上のオヤジ        掃除機とロック音楽
閉まったドア          自分でこじ開ける       ニャーニャー鳴いて待つ
窓のレースカーテン     自分で避けて外を見る  そのままカーテン越しに外を見る
就寝時間              勝手きまま             午後8時半
来客             20歳未満の男なら擦り寄る       警戒態勢
ストレス原因             空腹                   自分
一流技                 忘却                                仕返し 
意地悪             考えたこともない          叱られるまでやる      
感謝の気持ち           それ何?                ウン
健康状態         15歳迎えるも6歳で通用の若さ   13歳でもはやヘタリ気味

2013年7月4日木曜日

笑い話 その心は?

「奥様と掛けて何と説く?」

「男性のシンボルと説く。」

「その心は?」

「ニョウ ボウ。」

超能力ミニ人間の発見!こそが世界を救う

 世界の人口は今日の70億人から22世紀には100億人を超えるだろうと推計されていますが、それ以上はあまり増加しなくなるようです。第二次世界大戦が終わった頃には25億人でしたから、その後に4倍になった計算です。

 さて現代人は平均して身長が150~170cm、体重が50~70㎏というのが一般的でしょう。この数値は現生人類ホモサピエンスが地球上に出現したころと同じで人類の体格は20万年以上ほぼ同じ水準を保ってきています。

 一方で大きく変化したのはエネルギー消費量です。18世紀にイギリスで産業革命が始まるまでは人類の生活は再生可能エネルギーで支えられていました。19世紀に入ると自動車の発明や石油化学の勃興などがあって、今日のようなエネルギー大量消費型になりました。

 今後の環境悪化と食糧不足の克服には優れた運動能力のミニ人間の登場しかありません。身長1メートルで1000mを1分30秒、42㎞を1時間半で楽々と走り切り、100㎏の荷物を5㎞先まで軽々と持ち運べる人間が登場したら、自家用車は不要となり世界の自動車事情は一変するはずです。

表参道で外人さんの地下足袋姿を目撃しました

 日本が世界に誇るべき地下足袋を履いたことはありますか。もしなければ理由はともかく一度試してみてください。


 地下足袋は、その完璧なフィット感、素足に近い地面との接触感そして親指の解放感などの点でいかなる高級なスニーカーと比較しても負けることはありません。普通の歩行や作業用足場などの昇り降りには最適な履き物だと思われます。残念ながらランニングには向いていません。


 先日地下鉄銀座線に乗っていたら、表参道駅で降りた外人さんが随分履き慣れた感じの地下足袋を履いておりました。カジュアルな服装に地下足袋の相性はとても新鮮でショッキングでもありました。先を急いでいて話しかけられずに残念なことをしました。


 数か月前にある外国雑誌が五本指のランニングシューズが静かなブームを巻き起こしていると報じておりました。まさに五本指靴下と地下足袋のハイブリッドとでもいうような感じのランニングシューズでした。いつか地下足袋が案外リバイバルで流行することがあるかもしれません。

2013年7月3日水曜日

笑い話 コツ or 努力?

「何事にもコツがあるんですよ。」

「でもコツばかりでもダメですよね。」

「もちろん努力なくしては大成できません。」

「じゃ、コツと努力とどちらが先なんですか。」

「もちろんコツがダブルで先です。」

「それ、どういう意味ですか?」

「コツコツと努力しろと言うでしょ。」

東大とハーバード大の入学者選抜方法の違い

 私は教育に40年近く携わってきました。そのなかではっきり自分なりに確信をもっていえることがいくつかありますが、なかでも特筆したいのが学力とお金との密接な関係です。


 ハーバード大出身お笑いタレントのパックンは、大学に入学するまで家計を助けるために新聞配達をしていたようです。毎年東大に入学する3000余名の若者のなかで、そのような境遇の人は1%もいないでしょう。理由は入学者選別方法の違いにあると思います。


 両者の入学者選別方法を分かりやすく野球に例えて言えば、東大入試は打者を立てずにコントロール能力を測る方法です。ハーバード大は色々なタイプの打者を次々に立たせて防御率を測るやり方と言えるでしょう。


 ですから東大の入試は、幼少時からそれなりのやり方で訓練を続ければなんとか対応が可能ですが、相当な訓練費用がかかります。ハーバード大の場合には、入試に含まれる要素が多過ぎて対応が難しく、ああすればこうなるという決め打ちの対策が立てられません。


 その他にも点数万能主義でないところなども違いますが、いったいどちらがいいのでしょうか。

2013年7月2日火曜日

子どものヒール靴

 骨が成長中の子どもの間に踵(かかと)の高いヒール靴が流行し始めているようです。子どもが大人のファッションに憧れるのは分かりますが、いろいろと骨の障害が出てきますから止めさせた方がいいでしょう。


 酒やタバコは大人の真似をして一人前を気取ってみたいだけではありません。みんなで親の目を盗んで秘密を共有して連帯感やスリル感を味わうためでもありますから、止めさせたくても限界があります。


 子どものヒール靴の場合は、そういう秘密めいた理由からではなくて、単に目立ちたいとかカッコイイとか純粋にファッションからの興味のためでしょう。ですからしっかりとダメな理由を子どもに説明して諦めさせる努力が必要です。

笑い話 犬好き

「犬は世の中で一番に従順な動物だよ。」

「そうさ。忠犬ハチ公は有名だろ。」

「盲導犬もエライよ。」

「警察犬だって凄いよ。」

「犬好きは自由自在に操れるところが好きなんだ。」

「わかった!犬10匹飼ってるアイツがカーキチなのも!」

2013年7月1日月曜日

笑い話 長いもの

「キリンさんの首はなぜ長いの?」  

「喉笛が上手に吹けるようによ。」

「じゃあゾウさんの鼻が長いのはなぜ?」

「ラッパが上手に吹けるようによ。」

「ペリカンさんのクチバシが長いのは?」

「口笛が上手に吹けるようによ。」

「お母さんが言う、お父さんの鼻の下が長いのは?」

「!」

笑い話 パンダの苦労

「上野動物園のパンダはシンシンとリーリーの若いカップルに赤ちゃんの熱い期待。」

「でも日本じゃいろいろ分からないことが多いんだろうな。」

「そりゃそうだよ。来日しても通訳さえ付けてもらっていないんだから。」

今こそソーシャルメディアが社会を変える

 この瞬間にテレビコマーシャルを支える会社が一挙にこの世から消えてしまったら私たちの生活はどの程度不自由になるのでしょうか。


 結局は何も困らないことに気が付きました。ということはコマーシャルの世界は私たちの生活にとってはあまり関係のないものということになり、そういう不要不急のもので利益を上げるが故に企業としてはコマーシャルを流し続けなくてはならないわけです。

 

 つまりコマーシャルで成り立つテレビ局の流す番組は中身よりも視聴率が大切であるという帰結になります。これではテレビ局がジャーナリズムの砦となってくれる余地はありません。今日の社会の変革に新しいソーシャルメディが貢献している事実がそのことをはっきり証明しています。