小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年1月11日土曜日

現代社会と名曲「The Sound Of Silence」の解釈

 通り掛かりの駅で東日本大震災の募金活動をしていました。中年の男女8人が通行人に大声で呼び掛けていましたが、一人として振り向く人はいませんでした。震災直後の募金活動の熱気からはとても想像できない人々の無関心でした。


 ひょっとするとサイモン&ガーファンクルの代表歌「ザ サウンド オブ サイレンス」の伝えたかったことは、こういった都会の騒々しいながらも寂寥感に満ち満ちた風景ではなかったでしょうか。声を張り上げて話しかける人たちがいて、聞こえていてもそれにまったく無反応な人たちがいる。

 

 人々が発声した言葉は空気を介して伝搬するが意味を失って単なる音波となって聞こえてくる。人々はその音波には耳を貸して聞こうとしないから無音と同じである。だからサウンド・オブ・サイレンス。そして人間の心は通い合うはずとのはかない思い込みを彼らはヴィジョンと表現したのではないでしょうか。


 注 私の勝手な解釈ですが、オブ(of)は同格のオブで“静寂の音”ではなくて音=静寂と解すべきです。