小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年1月21日火曜日

国民が個人として認められない社会

 昔は「お茶」「風呂」「飯」が日本の亭主の三種の神器でした。夫は日頃の主婦の苦労には無関心で感謝の言葉も知らずに死んでいく妻も稀ではありませんでした。家族が口答えすると「誰のお蔭だ!」と怒鳴れば黙らすことができました。それがかつての日本の家庭の原風景でした。


 政府は、古い家族観を維持して国民を家族単位でまとめあげようとしています。事実婚や夫婦別姓そして同性婚を認めないのも、古い家族観の崩壊を恐れているからでしょう。国民一人ひとりを独立した存在として認めて、家族から切り離してバラバラにしてしまうと、家族という縛りで個人を御することができなくなります。


 家族とは、時には自分の命を投げ出しても守りたいと思わせる非常に重い存在です。しかし、その家族愛を人質にして社会を束ね、愛国心を植え付けようというのは現代社会の通念からすると卑怯ではないでしょうか。