小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年1月19日日曜日

オリンピックっていったい何者?

 都知事選ではオリンピックを焦点にしたい人と原発問題を持ち出す人との一騎打ちになりそうです。ではスポーツやオリンピックの効用は何なのでしょうか。


 まずスポーツは健康の保持増進に役立ちます。しかし、オリンピックの開催が都民の健康増進に役立つとは思われません。五輪はもはやショーであってスポーツとは完全に別物であることに気がつきます。


 2002年のシドニー五輪ではマラソンの高橋尚子選手が優勝して多くの人々に大きな感動を与えました。しかし、それが私たちの生活に何かをもたらしたかと問われると返答に窮します。つまりオリンピックの感動はドラマの感動以上のものではなさそうです。


 五輪が都政で重要視される理由は1兆円に及ぶお金が動くからだと思われます。しかし、私たちは具体的に何か利益を得るのかと問われると首を傾げてしまいます。今日ではオリンピックは根拠もなく人を納得させてしまう魔物みたいなものです。