小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年1月31日金曜日

原発停止で年間3.6兆円の支出のウソ

 今日の国会で首相や経産相は原発停止で年間3.6兆円が外国に出ていくというような答弁をしておりますが、これは国民の無知に乗じた誇張です。


 実際に原発停止で増加した天然ガスの輸入量は年間で約1000万トンと推定され、天然ガスはトン当たり8万円の価格で考えると8000億円にしかなりません。首相などが語る3.6兆円の金額は不可思議ですが、恐らくは火力発電用に輸入される天然ガスの年間総量についてのものでしょう。


 マスコミもこういう主張の誤りをしっかりと指摘しないのはいただけませんが、首相や閣僚がこういう表現を安易に使う軽さというのが気になります。

文科省 役立たぬ大学の休学制度など廃止してしまおう

 大学中退者が年間6万人いるとして文科省が実態調査をするそうです。大学の中退問題は40年以上前から私がいたフランスやドイツなどにありました。高卒よりもその後の人生において大学中退者は不利な扱いを受けるとも聞きました。


 日本の大学中退者の数はフランスなどに比べるとそんなに多くはないはずです。もともと広き門の日本の大学では高等教育に耐えられない人が入学していますから、中退者が出るのは仕方がない面もあります。文科省としては入学させた以上は卒業させなさいということでしょうが、それも困りものです。

 

 むしろ授業料を取るだけのまったく意味のない休学制度などは廃止して、中退者も希望すれば復学や他大学に編入できる出入り自由の制度を充実させるべきです。そうすれば休学制度は不要になりますし、奨学金制度の不備も補完できます。

2014年1月30日木曜日

マスコミのおかしな原発収支計算記事

 東電が新潟県の柏崎刈羽原発の再稼働をすれば一基当たり年間1000億円の利益が出ると報道されていますが、これは粉飾決算みたいなものです。


 もちろん原発を再稼働した分だけ火力発電を止めれば単年度の燃料の収支計算では1000億円のプラスになるのでしょうが、その計算には使用済み核燃料の2万年を超える期間の保管や寿命を終えた原子炉の廃炉そして万が一の事故対策などの諸費用は含まれていないはずです。


 つまり原発1基で1000億円の利益とは見せかけだけのもので、国民に再稼働の必要性をアピールするための粉飾とも言えます。そんな情報がまことしやかに報道されるとは、国民はニワトリよりバカだと思われているのでしょうか。

2014年1月28日火曜日

ソニーの格下げ

 格付け会社ムーディーズ ジャパンはソニーの社債の格付けを「投機的」水準の段階に引き下げました。日本の高度成長を象徴する世界のソニーが格下げとは団塊の世代には大きなショックです。


 日本は製品の高品質と高性能で勝負してきましたが、もはや限界です。やはり自由な発想の出来る創造力豊かな人材を生み出す教育を始めないと日本企業の地盤沈下はこれからも止まらないでしょう。

2014年1月27日月曜日

国民一流、教育二流、政治は三流

 少し極端な言い方ですが、かなり的を得た表現ではないでしょうか。もちろん戦前のような大和民族は世界一などという根拠のない民族観によるものではありません。


 もちろん例外もありますが、一般的に正直さ、真面目さ、忍耐強さ、清潔さ、優しさなどにおいてはどこに行っても私たちは恥をかくことはないでしょう。足らないのは、自立というか、自分の考えをしっかり持って生きる自分力でしょう。個々の力が活かされればもう少し創造力に満ちた社会になりそうな気がします。


 教育と政治が消極的な国民性を克服するために頑張ってくれたら日本はきっと安泰でしょうが、実際には冒険をしないで現状の方が誰にとっても楽なのが何も変わらない理由でしょうか。

一周年記念日 愛日長アマガエル

 私がブログを始めて今日は一周年記念日です。ページビュー数は39,312件でした。多過ぎてかなり削除しましたが、投稿数は約1500となりました。お読みいただいた皆さまには心から感謝いたします。

2014年1月26日日曜日

首相の信念って本当に個人的なものなのだろうか

 信念と言えば確かに個人的なものではありますが、これが首相の立場になると国家に対する影響力は計り知れない大きなものがあり、個人的なものとして安易に片付けることはできません。


 昨日の就任会見でNHK新会長は、安倍首相の靖国参拝について聞かれて、「総理の信念で行かれた。それをいい悪いという立場に私はない。」と答えたようです。


 日本のマスメディアの中核を担う有能者集団NHKの総責任者が都合の悪い質問に答えないのでは真正面からの報道は期待できません。個人の問題というならマスコミの好きな政治家の不倫問題などはもっと個人的な話のはずです。

2014年1月25日土曜日

アクリフーズの農薬混入事件で逮捕

 アクリフーズの冷凍食品に農薬を混入させた容疑で49歳の契約社員が逮捕されました。犯人とされるのは秋葉原事件と同じようにまた契約社員という立場にある人でした。

 

 今日の社会では人間があまりにも無名化してしまって、多くの人間が自尊心を失い、虐げられながら生きているというのが実態ではないでしょうか。豊かな人は自分の利害と興味以外のことにはかかわらない、無視するというのが次第に世の中の掟となってきて、恵まれない人は孤独の中でもがいているというのが実態ではないでしょうか。

 

 今朝も山手線に乗っていたら、優先席で高級な毛皮のコートを着た若い母親と可愛らしい少女が有名塾のテキストの暗記に夢中になっていました。その前に杖をついて歩行がままならぬ女性が立っても一向に気にする様子はありませんでした。結局いたたまれなくて反対側にいた私が席を譲りました。


 こうした風景を目撃すると、今後も世の中に虐げられて生きている人たちが重大犯罪に犯す可能性も否定できません。社会から共同体意識がなくなり過ぎるのも問題ではないでしょうか。

2014年1月24日金曜日

南米通貨が暴落気味

 特にアルゼンチン通貨が暴落しており、再び通貨危機が噂されています。その流れの中での避難先として円にも資金が向かっているということでしょうか。株式市場も不透明感を増しており、今後の南米通貨の動きに目が離せません。

2014年1月23日木曜日

都知事候補者と原発問題

 予想通り舛添氏、細川氏、宇都宮氏などが正式に立候補を表明しました。舛添氏は早々と東電労組の支持を受けることが決まって、自公の組織票を加えると既に200万票を手中にしていると思われます。損なことは絶対にしない彼らしい戦略です。


 大震災後には脱原発を語っていた舛添氏ですが、記者会見では東電に気兼ねしてか原発廃止は30~40年後であると述べました。現存する原発で今後40年間も稼働できるものはありませんから、舛添氏は新たな原発建設も視野に入れていると考えられます。


 戦後の原発本格稼働から50年で東電福島第一原発の事故が発生しました。もし今後40年間も原発が維持されれば、確率的には再び福島級の原発事故が1回は発生する可能性があります。そうなればそれこそ日本の終わりの始まりということになってしまいます。

2014年1月22日水曜日

笑い話 イヌ対ネコ

 忠犬ハチ公 「ネコが付く言い回しにはロクなものがないよな。」
 黒猫ディーン「例えば?」
 忠犬ハチ公 「ネコばば、ネコ撫で声、ネコ可愛がり、ネコ背、キリがないよ。」
 黒猫ディーン「でも終わり良ければすべて良しって言うよ。」
 忠犬ハチ公 「?」
 黒猫ディーン「君たち最後はみんな犬死じゃない。」

シカ肉を知っていますか

 私がシカ肉を知ったのは、ベルリンの壁があった頃の東ベルリンのレストランでした。当時の東ドイツは日本人などを含めて西側の人間は入国できませんでしたので、レストランに入っても粗末なメニューしか提供されていませんでした。


 そんなことでお勧めの料理を店員に尋ねるとキノコソースのシカ肉だと言われて注文しました。物資の乏しかった時代にクリームをたっぷり使用した肌色のキノコソースには確かクランベリーが添えられていました。ほのかに甘みのあるまろやかなキノコソースの風味とシカ肉の癖のない味の組み合わせは最高でした。


 私は高級料理を漁るグルメではありませんが、いまだに当時の幸福感は忘れられません。シカ肉は魚に例えると魚の臭みがまったくないフグの類と言えるでしょうか。都内にもシカ肉を扱う店が増えてきたようですから一度はお試しください。

2014年1月21日火曜日

国民が個人として認められない社会

 昔は「お茶」「風呂」「飯」が日本の亭主の三種の神器でした。夫は日頃の主婦の苦労には無関心で感謝の言葉も知らずに死んでいく妻も稀ではありませんでした。家族が口答えすると「誰のお蔭だ!」と怒鳴れば黙らすことができました。それがかつての日本の家庭の原風景でした。


 政府は、古い家族観を維持して国民を家族単位でまとめあげようとしています。事実婚や夫婦別姓そして同性婚を認めないのも、古い家族観の崩壊を恐れているからでしょう。国民一人ひとりを独立した存在として認めて、家族から切り離してバラバラにしてしまうと、家族という縛りで個人を御することができなくなります。


 家族とは、時には自分の命を投げ出しても守りたいと思わせる非常に重い存在です。しかし、その家族愛を人質にして社会を束ね、愛国心を植え付けようというのは現代社会の通念からすると卑怯ではないでしょうか。

オーランド仏大統領の不倫騒動

 オーランド仏大統領が事実婚の妻とは別の女性宅で一夜を明かしたということで話題になっています。日本でも戦前なら首相が同じことをしても大して特別な話でもなくて騒動にはならなかったでしょうが、今日では下ネタはマスコミビジネスの種です。


 TBS「ひるおび!」で、フランスでは不倫は特別なことではないから誰も問題にしないのだろうなどという解説もありましたが、それはやっかみ半分の中傷です。今日の一部の日本の若者たちの異性交際もそれほどフランスと変わりません。


 フランス人の自立した生き方があるからこそ、他人の不倫騒動をあまり深追いしない寛容な社会が存在するのだと思います。自立は自由に通じ、自由な社会とは自由の相互承認の上にこそ成り立ちます。日本の社会もそんな世界であってほしいと思います。

2014年1月20日月曜日

宇都宮動物園の捨て猫園長さん

 東京新聞(2014/1/19 夕刊)に宇都宮動物園で捨て猫園長さんが話題になっているようで、来園者が1.5倍になったと報道されています。写真を見ると私が世話するキャンパスのノラネコ軍団のジェームズにそっくりです。

 

 アイツが餌やりを禁止する大学事務局に愛想を尽かして宇都宮まで遠征したのかと慌てました。園長就任式は2月2日に予定されています。ご近所の皆さん、是非就任式に来賓として出席してあげてください。エッ、何故2月2日かですって?ニャンニャンだからだそうです。

株価 値段ばかり上っても危険がいっぱい

 世界のトヨタの株価は昨年までに半年で2倍になり、それ以来は持合いとなっています。業績の好調から配当金も年145円に増額されて配当性向2.5%となり、ユニクロ株の0.7%などとは比較になりません。そのため新年の下げ相場でも5%の下落にとどまっていて、ユニクロ株の18%急降下とは趣が違います。


 マンションも先高観から都心では15~20%くらいの強気の値付けが行われているようで、新年度用の需要増を見越して買い取りを積極的に行っていた業者もあります。これまで家賃収入は10%前後の利回りの物件も稀ではありませんでしたが、最近は5%に満たないものまで出てきております。


 どちらにしても投資は最終的には利回りを抜きにしては考えられません。株も投資用マンションも思わぬ高値を付けることがありますが、結局は下落して常識的な利回りの水準に落ち着くということを肝に命じておきたいものです。

五輪マラソンの惨敗 箱根駅伝の弊害

 箱根駅伝が大ブームのせいか日本のマラソン界は男女とも衰退の一途です。箱根駅伝では1区間が20キロですから、オリンピック種目の1万㍍走くらいは強くなってもいいはずですが、この種目でもメダル獲得者はひとりも出てきません。


 とういことでブームの駅伝は中距離走にも長距離走にもまったく役立たぬ日本だけの甘やかし箱庭競走と言ったら失礼でしょうか。近頃では全国規模の駅伝大会が度々開催されていて、選手はそこそこの生活ができる環境が整いつつあり、ならば苦しいマラソンで無理しなくてもというのも無理からぬ話です。


 それならば選手の膝や腰への負担が過酷な箱根区間を思い切って廃止して、1区間を1万㍍に短縮して世界的なスピード競走にすることを提案します。

笑い話 新アベノミクス3本の矢

「新年に入ってなんか株がおかしいぞ!」
「大丈夫です。私の本当の3本の矢は着々進んでいますから。」
「エッ?別の矢を隠していたのですか?」
「みなさんが気付いていないだけです。」
「何ですか、それは?」
「憲法改正、原発再稼働、そして消費税10%です。」

株式投資術 ユニクロ株を参考にして

 ユニクロの株価に下げ止まり感が出てきません。1月15日に日足の5日移動平均線が25日移動平均線を下にクロスしています。こういうケースは両者がクロスするまでの日数の約2倍の期間にわたって下落が続く可能性もあります。


 但し、途中で日足の陽線が2本連続で出現して直前の陰線の高値を超え、さらに2本目の陽線が直前の高値を超えたら上昇開始の可能性とも考えられます。もっと欲を言えば5日移動平均線が上昇して25日移動平均線を上に突き抜ければ上昇が続く確度は高そうです。


 例えばユニクロ株は1月21、22日と連続の陽線になりましたが、最初に出た陽線の高値を2本目の陽線の高値は抜けませんでした。ここが今回の戻り基調の弱さを示唆しているように思われます。

 

 株式投資に絶対はありませんが、自分なりに何らかのシグナルを察知して利益を急ぐ前に損失を最小限にしたいものです。

2014年1月19日日曜日

この年齢で尾行されるとは我ながら情けない

 私がネコに餌を与えに行くと若い職員が飛び出して来てそれとなく着いてきます。私を尾行する職員には毎日申し訳ないですが、生き物の世話を止めるわけにはいきません。


 よく考えてみると大学事務局はネコの排除の仕方を心得ています。マイナス5度になる1月に隠れ家を撤去すれば、ネコは確実に凍死します。動物愛護法に抵触する餌を与えるなとは言わずに処分することができます。


 これまでのところ6匹以上のネコがいなくなりました。私に引き取る場所はないし、困ったことです。長いものには巻かれて降参しろよと言われているようなものですが、私はこの日本的な言葉が好きではありません。

オリンピックっていったい何者?

 都知事選ではオリンピックを焦点にしたい人と原発問題を持ち出す人との一騎打ちになりそうです。ではスポーツやオリンピックの効用は何なのでしょうか。


 まずスポーツは健康の保持増進に役立ちます。しかし、オリンピックの開催が都民の健康増進に役立つとは思われません。五輪はもはやショーであってスポーツとは完全に別物であることに気がつきます。


 2002年のシドニー五輪ではマラソンの高橋尚子選手が優勝して多くの人々に大きな感動を与えました。しかし、それが私たちの生活に何かをもたらしたかと問われると返答に窮します。つまりオリンピックの感動はドラマの感動以上のものではなさそうです。


 五輪が都政で重要視される理由は1兆円に及ぶお金が動くからだと思われます。しかし、私たちは具体的に何か利益を得るのかと問われると首を傾げてしまいます。今日ではオリンピックは根拠もなく人を納得させてしまう魔物みたいなものです。

ノロウイルス食中毒予防法

 先日も浜松市の小学校で冬季特有のノロウイルス集団感染がありました。若い人たちが感染してもまず死亡することはありませんが、体力のないお年寄りがかかると命の危険があります。


 ノロウイルスは感染力が非常に強いですから、嘔吐物はマスクと手袋をして完璧に処理しなければ、後に乾燥した嘔吐物が室内に飛散して感染を広げます。もともとの感染源は二枚貝ですが、嘔吐物やトイレを介した二次感染も大きな脅威です。


 消毒にはアルコールは無効ですから、塩素系(漂白剤)やヨウ素系(うがい用)を使用しなければなりません。分からないことがあったら薬局で相談してみましょう。

2014年1月18日土曜日

笑い話 秘密保護法諮問会議

「御用だ!」
「〇〇大学教授に向かって何を言う!」
「御用だ、御用だ!」
「私を拉致でもしようというのか?」
「いえ、御用学者だと言ってるだけです。」

笑い話 鶴は千年、亀は万年

 「あんたは1万年も生きるのね。」
 「お前の寿命は千年か。」
 「お互いに寝たきりで垂れ流しになるのは困るわね。」
 「おれは大丈夫だ。」
 「どうして?」
 「しっかり甲羅オムツしてるから。」

2014年1月17日金曜日

お・も・て・な・し 滝川クリステルさんの拝み猫スタイル

 オリンピック招致演説で滝川さんが合掌する姿を見て何となく違和感を持った人は多かったはずです。私は日本人の感覚には全然マッチしていないのが気になっていましたが、どうも有名なイギリス人の演出でやらされたようで合点がいきました。


 安倍総理の「汚染水はコントロールされている」の言葉も、その演出の一環だったのかもしれません。しかし開催権獲得のために何でもありという姿勢はオリンピック精神に反すると思うのですが、そんな青臭い話はもはや通用しないのが今日の金満オリンピックなのかもしれません。


 オリンピックで来日した観光客があの拝みネコの仕草をしてお礼をしてくれたら、私たちも合掌して答えなければならないなんてご免です。私たちには昔からお辞儀という伝統があるのですから。

ナノ粒子の危険はPM2.5どころではない

 中国の内陸部では厳冬期に入って大気汚染物質PM2.5による健康被害が深刻化していますが、国内でも隠れた危険としてナノテク産業におけるナノ粒子の問題があります。


 PM2.5の粒子は粒径が1mの100万分の1以下の物質の総称、ナノ粒子はほぼ均一に1mの10億分の1ですから、普通自動車と薬の錠剤くらいの大きさの違いがあります。金属系とセラミック系の2つに分類されるナノ粒子の特性は、物理化学的にバルク状態とはまったく違った挙動を見せることが特徴です。


 PM2.5は呼吸器を直接的に損傷するだけでなく血流に乗って心臓などにも悪さをしますが、ナノ粒子の影響は全身に及んで免疫系まで撹乱する可能性があります。都市に散布されたらテロにもなりかねず、人間は恐ろしいものに手を付けてしまいました。

2014年1月16日木曜日

笑い話 右脳と左脳は無関係?

 「フランス大統領が不倫スキャンダルで困っている。」
 「国民の80%以上は理解を示していると。」
 「フランスの政治家はイルカ脳の持主だからね。」
 「何、それ?」
 「イルカは都合によって左右の脳を別々に使えるんだ。知らないの?」
 「それがどうして大統領の不倫と関係するの?」
 「政治は理性的な左脳に任せっきりで、不倫はもっぱら感情的な右脳でするから、両者は関係ないんだって。」

渡邊恒雄読売新聞グループ会長にお願い

 与党が数で強引に押し通した感じのする秘密保護法における特定秘密の指定・解除に関する有識者会議の座長に渡辺恒雄氏(87)が指名されました。


 日本ではマスコミの報道は公平・中立の立場から行われていると信じて疑わない人も多いはずですから、マスコミのドン的な存在である渡邊氏の起用は的を得た人事のようにも受け取られることでしょう。


 渡邊氏は東大在学中に戦地に送られて上官から様々な残酷な仕打ちを受けた経験があり、反骨精神を持った根っからの平和主義者であるはずです。ただ、如何せん戦後世代とはまったく異なった精神風土で育った優等生ですから、私たちとは相容れないところも多いはずで、そこが気にはなります。


 今年で渡邊会長は満88歳を迎えます。誠に失礼ながら最後の務めとして、秘密保護法が日本を戦前のような恐ろしい情報統制の世界に逆戻りさせないようにご尽力ください。心からお願いします。

国の奨学金は貸与なんてみみっちい!

 国の奨学金事業を担う日本学生支援機構の支給する奨学金の予算額は年間約1.3兆円で、毎年130万人の学生が機構の奨学金の援助を受けています。しかし借りた奨学金を返済できない人たちが増えてきて、機構の必死の回収努力も不景気の波には勝てないようです。


 自民党は子ども手当(約2.3兆円)を廃止して児童手当(約1.4兆円)に減額した代わりに、この奨学金を返還不要にすべきだと思います。特に額面年収500万円以下の家庭の子どもたちがある程度の高等教育を受けられるようにすることは社会の公平と安定のために必要です。

入試制度改革

 大学受験の最高目標は東大合格です。次に国公立及び伝統ある私立大学医学部入学です。その後に旧帝国大学と公立大学及び東京六大学グループでしょう。特に東大と有力医学部への入学は小学校時代から十分な準備なくしては不可能で、そのためには莫大な資金が必要です。


 つまりお金のない子どもたちは能力や意欲が十分にあっても受験戦線から最初から排除されていて、教育は機会均等ではありません。一般高校でトップ級の受験生でも有力高校の百戦錬磨の受験生には現役では勝てないでしょう。また資力がなければ浪人もできません。


 そんな日本の社会に一石を投じる意味で、高校でトップ級の成績を修めた生徒には別に奨学金付きの入学枠を設けたらどうでしょう。また大学への寄付金は非課税として大学独自の奨学金の財源に組み入れられる税制度を国は設置すべきだと思います。

2014年1月15日水曜日

日本の私立大学 経営は3流、学生は一流

 これはある敏腕な大学経営専門家が日本の有力私立大学を評して発した言葉でした。日本のほとんどの私立大学は経営的には国におんぶにだっこのところがあり、困った時には駆け込めば何とかしてもらえると考えている感じがしないわけでもありません。


 アメリカには経営一流、学生も一流という大学が多数あって、世界のトヨタも負けそうな強固な財務体質を誇っているところもひとつやふたつではありません。これは日本の寂しい私立大学の財務事情と比較すると残酷なほどの違いです。


 この差の原因は、アメリカの私立大学には官に頼らぬ独立独歩の精神がしっかりと根付いていて、みんなで渡れば怖くない護送船団方式の共同体意識とは無縁だからでしょう。日本とアメリカの精神風土の違いと言ってしまえばそれまでですが、大学がアメリカにまったく歯が立たないのでは心配でなりません。

2014年1月14日火曜日

動物病院などは動物保護活動をできないものか?

 私がほとほと困っているのは、世話しているネコ追い出し作戦が強力に敢行され始めて餌や水を満足に与えられないことです。


 

 ペット遺棄は捨てる人を処罰するようにしなければいくら世話しても意味がないと私は批判されますが、泥棒はいくら警察官を増員してもなくなりはしません。それよりも捨てられるペットのためにペットショップや動物病院そしてペットフード会社が協力して組織的に保護活動を始められないものでしょうか。


 彼らはペットブームがあってビジネスが成り立っているのに、そのペットブームの陰の部分には見て見ぬふりをして大きな利益を享受している現実に、私は割り切れないものを感じています。

2014年1月13日月曜日

ラグビー大学選手権 それぞれの伝統の重み

 帝京対早稲田の大学日本一を決める試合は予想通り帝京の完勝で終わりました。今回は伝統の意味を考えさせる興味深い対戦でした。


 帝京は早稲田の伝統を跳ね飛ばさねば一流への仲間入りはありません。早稲田は伝統の重みを受け継がねば二流の汚名を甘受しなければなりません。


 帝京はもう一押しのチーム力を整えると外人部隊を投入して一気に日本一へと駆け上がりました。伝統の早稲田にはそれは禁じ手であって使えません。その差が帝京の5連覇を支えているのは確かでしょう。


 では帝京はフェアプレー精神に反するかといえばそうとばかりはいえないでしょう。帝京の異次元の強さが早稲田に一皮剥けさせた感じだからです。数年後にはきっと大学の名にこだわらぬ戦国時代が到来するでしょう。

2014年1月12日日曜日

笑い話 成人式

「やっとオープンにお酒が飲める。」
「タバコもおおっぴらに吸える。」
「映画館も気楽に入れる。」
「よーし、これで親の承諾は不要だ。ミミちゃんと駆落ちだ!」

若いっていいなー 女子スキージャンプ高梨沙羅選手

 昨日のスキージャンプW杯で高梨沙羅選手(17)が優勝してW杯14勝目の新記録を打ち立てました。昨季の地元大会では大声援に力んだのか不調でしたが、その重圧の壁を完全に克服して大成長を遂げての勝利でした。おめでとうございます。

 

 良きライバルであり憧れであるアメリカのサラ・ヘンドリクソン選手の背を見ながらついに彼女を超えてしまった若さの勝利でした。青春期真っ盛りのみなさん、自らの秘められた成長力を引き出せる時間はそうは長くありませんよ!頑張ってください。

アベノミクスの特区法に期待する

 アベノミクスも悪い話ばかりではありません。特に昨年末に成立した国家戦略特別地域(特区)法には期待すべきところがあります。今春には数か所が特区として指定されて規制緩和の扉が開かれます。


 既得権に胡坐をかいて政治家をわがもの顔に使いまわす官僚の世界の常識を打破するためにも、大いに特区法には期待したいです。安倍首相、頑張ってください。私は英語を第二公用語にして労働ビザ不要の特区は面白いのではないかと思っていますが、いかがでしょうか。

為政者の知性と自制と時勢

 時と場合によって善悪がひっくり返ることもあるのが人間社会の性かもしれません。戦前は天皇陛下を神と崇めることが善であり、それを否定すれば悪の極みでした。

 社会には時勢という抗しがたいものがあって、それが人間性を否定する方向に動くかどうかはどうも為政者の知性の深さと自制力にかかっているように思われてなりません。しかし、人間はその時代の時勢の中で成長するのですから、これまたややこしい話になります。

 今日の日本と中国と韓国の関係ではどうも時勢は共存を否定し、為政者には自制が足らない気がしてなりません。あとは彼らの知性に頼るだけですが、そこは3国が破局的状況に陥ってみないと測り切れないというのが悩ましいところです。

ゴルフ場は農薬の山

 私はゴルフは一回しかやったことはありませんのでその魅力は分かりません。しかし、大男たちに小さな球をあんな狭い穴に入れさせるゲームを考え出した人は意地悪です。


 ゴルフ場は雑草を1本も生えさせない環境をつくるのに膨大な量の各種農薬を散布しています。田畑の農薬量など可愛いものです。大量の農薬が雨水とともに周辺の河川などに流出したり、風で飛散して大きな環境汚染を引き起こしています。


 私がハワイを訪れた時にたまたまゴルフ場の近くを通りかかったら、近くにある水たまりには農薬らしきものが白い結晶をつくって蓄積していました。ハワイなどは温暖な気候で雑草もよく育ちますから、必然的に農薬使用量も多くなるのでしょう。


 夏場のゴルフ場は散布量も増加し、それらが炎天下では大気中に大量に蒸発しますから注意が必要です。少なくとも子どもをゴルフ場に連れて行ってはいけません。

2014年1月11日土曜日

現代社会と名曲「The Sound Of Silence」の解釈

 通り掛かりの駅で東日本大震災の募金活動をしていました。中年の男女8人が通行人に大声で呼び掛けていましたが、一人として振り向く人はいませんでした。震災直後の募金活動の熱気からはとても想像できない人々の無関心でした。


 ひょっとするとサイモン&ガーファンクルの代表歌「ザ サウンド オブ サイレンス」の伝えたかったことは、こういった都会の騒々しいながらも寂寥感に満ち満ちた風景ではなかったでしょうか。声を張り上げて話しかける人たちがいて、聞こえていてもそれにまったく無反応な人たちがいる。

 

 人々が発声した言葉は空気を介して伝搬するが意味を失って単なる音波となって聞こえてくる。人々はその音波には耳を貸して聞こうとしないから無音と同じである。だからサウンド・オブ・サイレンス。そして人間の心は通い合うはずとのはかない思い込みを彼らはヴィジョンと表現したのではないでしょうか。


 注 私の勝手な解釈ですが、オブ(of)は同格のオブで“静寂の音”ではなくて音=静寂と解すべきです。

笑い話 触らぬ神に祟り無し?

「安倍外交とかけて何と解く?」
「メリーゴーランドと解く。」
「その心は?」
「中国と韓国の周りを回っているだけ。」

今年の景気はよくなさそうです

 私の友人の話ですが、月末だけパートで来てもらっている事務員のコンパニオンの仕事が一昨年と比べて昨年の年末は依頼数が半分にも達しなかったようです。


 また彼が接待で利用する高級スナックは移転して半分のフロア面積で再出発するそうです。どうも一部の優良企業を除くと景気低迷は相変わらず続きそうです。

笑い話 都知事選挙

「よろしくお願いしまーす!」
「是非とも当選させてくださーい!」
「医療・福祉をさらに充実させまーす!」
「明日の投票日にお願いしまーす!」
「最後の、最後のお願いでーす!」
「何でみんな最後の語尾が伸びるんだ?」
「スーパーのレジ係がウグイス嬢の臨時バイトしてんだよ。」

経産再生大臣のウソ

 原発が稼働できないために天然ガスの輸入で国民の大切なお金100億円が毎日海外に流出していると甘利明経済再生相が言いました。この発言が正しいのか調べてみました。


 全電力会社の天然ガス総輸入量は原発事故後は年間ベースで約5500万トンと推定されます。原発停止を火力発電で補うために増加した輸入量は約1000万トンで、天然ガスの輸入単価を約8万円/トンとしますと年間費用は8000億円になります。1日当たりに換算すると約22億円です。


 甘利経産大臣が述べた1日100億円という数字は全電力会社の火力発電用の総輸入量をベースにするもので、決して原発停止で純粋に増加した費用ではなさそうです。大臣がこんな大きなウソをついて平気でいられるのは国民が選挙に無関心だからではないでしょうか。

2014年1月10日金曜日

尿の放射能検査をしてみよう

 東京でもすっかり食品の放射能汚染についての関心が薄れてしまっていますが、どっこい忘れたころに恐怖を味わされるのが地震と放射能ではないでしょうか。


 食品の放射能汚染は、すべての品をチェックして完璧に避けるなどということは関東に住む限り不可能です。外食や冷凍物や弁当・惣菜などを避けるのも自己防衛になりますが、心配なら年1回の尿検査を受けるのもいいでしょう。


 現状では尿検査には10時間の測定時間がかかりますし、ゲルマニウム半導体検出器を備えた1,500万円以上もする高価な測定器が必要です。この測定器は手を叩いた音も雑音になるくらい精巧なものでとても一般人が扱える代物ではありません。

 

 今後もっと安価で扱いやすい新しい測定器が登場すれば尿の放射能測定は一般化するはずですが、ここでも障害になっているのが法規制です。国民の健康を守るためにも早く規制緩和がなされることを願っています。

新年会・忘年会 もう止しませんか

 年末年始は忘年会と新年会に忙殺されて身も心もヘトヘトになっている人たちも多いはずです。せっかくゆったりとしたいシーズンにこれでは寂し過ぎるような気がしてなりません。仲間内のパーティーなんて思い立てばいつでも企画できると思うのですがどうなんでしょうか。

マララさんの独白

 イスラム世界の女性差別、特に女性の教育権の獲得を主張して暗殺事件に巻き込まれたパキスタンのマララ ユスフザイ(16)さんの言葉に重みがあるのは、命を懸けての主張だからでしょうか。


 彼女は、医者になれば地域の人々の命が救える、先生になれば子どもたちの成長を見守ることができる、しかし国を変えるために政治家になりたい、というようなことをNHKのインタビューで語っていました。


 スクールバス内で銃撃されて地獄を見た恐怖体験の陰りを微塵も感じさせぬ表情で夢を語る姿にはとても16歳の少女とは思えない大きな岩のような威厳がありました。権力の座についた者の奢りが鼻につく日本の政治家とはどうも次元の違う世界にいる人のようです。

冬季は帽子や手袋を利用しよう

 東京近郊でも1月の帰宅時の外気温は5℃以下になることも稀ではありません。そんな寒気の中で帽子も手袋もせずに歩行するのは、健康上はかなりの危険を冒していることになります。


 脳を流れる血流量は全血流の15%と言われています。ですから頭、顔、首、耳などや掌を冷気にさらして歩くことは心臓に大きな負担をかけるだけでなく、冷気によって収縮した血管は伸縮性が低下していて好ましくない状態にあるとも言えます。


 寒い国では帽子(女性はスカーフ)や手袋を着用するのは常識ですが、東京でも15℃以下の環境では出来る限り帽子や手袋を着用したいものです。これらの効用を調べた論文はありませんが、私の予想では毎年1,000人以上の人たちの命を救えるのではないでしょうか。

2014年1月9日木曜日

片道だけの火星旅行に応募者殺到

 これは笑い話ではなくて本当の話ですが、行ったきりで戻ってこられない火星移住旅行計画に飛行士として応募した人が20万人以上いたようです。その中に1000人以上の日本人が含まれています。冒険心を忘れない勇気ある人たちがまだ日本にいることに驚くとともに何となくホッとしました。

スーパーカーの無粋な騒音

 たまに都心に出て遭遇する非日常的風景の中にスーパーカーがあります。青山界隈ではフェラーリやマセラッティやランボルギーニなどのイタリアの超高級車もポルシェやBMWのドイツ高級車に混じって目撃します。

 

 なかでもイタ車はみんなガロガロと大騒音をまき散らしています。また二輪車のスーパーカー的存在であるハーレーダビッドソンもドロドロと騒音を発します。そしてF1レースでは耳を劈きそうな轟音の渦がたまらない魅力だとも言われます。


 しかしスーパーカーがすべて燃料電池車になるとウィーンとまさに音もなく一瞬のうちに通り過ぎていきます。そこで通行人の用心のために模造音を発するようになるでしょうが、まさかあの無粋なガロガロ音だけは真似しないで欲しいものです。

夢の水素時代が来るか?

 トヨタやホンダは燃料電池車の販売を開始します。燃料電池は天然ガスなどの分解で発生した水素を使って電気を作り出す化学的発電機です。天然ガスの分解には電気を使用しますから、電気と天然ガスを消費して電気を作って走るのでは割に合わないように思われますが、それでもガソリン車よりは効率は良いのです。


 大量の水素と酸素が瞬間的に結合すると東電福島第一原発のような恐ろしい水素爆発となりますが、燃料電池はその結合反応を巧みに制御して電気を作ります。つまり燃料電池は水素と酸素の結合エネルギーを電気に転換して最終的には水しか排出しないクリーンな発電システムです。


 発売予定の燃料電池車は水素を積み込んで空気と反応させて発電して電気モーターを回しながら走行します。走行中には高温の熱湯を湯気のように出すだけですから大気汚染を起こしません。とにかく燃料電池車の登場は自動車文明に一大革命を引き起こすかもしれません。日本はその最先端を走っています。

 

 私ならまず燃料電池車の広告塔としてスーパーカーを売り出します。0→400m加速で日産GT-Rの8.97秒なんて簡単に超えてすぐに6秒を切っちゃいますよ!国会図書館に行く道すがらお役人さんが試乗させてもらっている燃料電池車を目撃しました。一般の人には無理でしょうが、私は出足を見れば燃料電池車かどうかは一瞬で分かります。

同じ高さの目線で話そう

 人気テレビドラマ「相棒」で主人公杉下右京警部が家出をした少女に話しかけるシーンがありました。主人公は少女の前にゆっくりと跪(ヒザマズ)いて同じ高さの目線になってから会話を始めました。


 この場面での警官と少女は明らかに家出を諌める警察側と騒ぎを起こして諌められる側の強者と弱者の関係にありました。その言わば力関係の会話にならないように主人公が意識して腰を下ろした姿には優しさに溢れていました。


 私は、黒猫ディーンたちから同じ高さの目線を確保して話し合うことの重要性を教えられました。警戒心の強いノラ猫たちは人間がしゃがんで声を掛けないと必ず逃げ出します。人間でも円滑なコミュニケーションを取るには同じ目線になることがとても大切なようです。

2014年1月8日水曜日

円安もこのあたりで止まって欲しい

 産業界からもこれ以上の円安は好ましくないという声が聞かれるようになってきました。分かりやすい円安効果による株高で終わった昨年ですが、今年の経済の動向は予想のつきにくいものになるのではないでしょうか。


 もし円の対ドル相場が110円を軽く突破するようなことになったら、それこそ日本の経済にとっては一大事かも知れません。今年は、昨年のように馬なりになって突っ走るのではなくて、半身に構えていつでもどんな危機にも対応できる慎重さが求められそうです。


 新年が始まったばかりだと言うのに、干支のお馬さんは私たちにもうお尻を向けてケリ飛ばそうとしているような不気味さが感じられます。今年は波乱の1年でしょう。

結婚式というショービジネス

 芸能人にとっては結婚式はビジネスの一環ですから豪華にして騒がれた方が利益を生みますが、普通の市民が200万円も300万円もする結婚式をするというのはどんなものなのでしょうか。


 両親を泣かせるホテル仕立ての儀式が演出効果抜群なのは、そこに普段とは違った大きな意外性が潜んでいるからです。日頃から両親に感謝の言葉を語っていたらあんなお涙頂戴劇にはならないはずです。


 私はフランスである素封家の結婚式に招かれたことがあります。地元教会での結婚式の後の披露宴は手料理満載で仲間内のパーティーといった感じでした。来賓の祝辞とかお祝い金の持参など無縁の雰囲気で、日本人の私にはむしろ拍子抜けでした。


 出席者がご祝儀を持参しても、それが新郎新婦の新婚生活に役立つわけでもなく結婚式場にごっそり渡ってしまう現実を空しいと表現しては失礼でしょうか。

笑い話 政治家の離婚騒動

 「何?離婚したい?」
 「それは困る。選挙を前に隠し金をお前の名義に変えたばかりだろ。」
 「だから、今がチャンスなのよ。」
 「お前、俺を裏切るつもりか?」
 「それって大切な選挙民を欺くあんたが言える言葉なの?」

軽自動車産業を絶対に衰退させてはならない!

 軽自動車税の引き上げの攻防戦ではトヨタの前にスズキが完全に屈した形になりましたが、この判断は絶対に間違っています。世界に通用する日本の自動車技術は決してトヨタのレクサスでもなければホンダのNSXでもありません。スズキやダイハツなどに代表される軽自動車技術です。


 世界を見渡しても日本の軽自動車と競争できそうな車を製造できるのはイタリアのフィアットくらいしか思い当りません。660ccという超軽量級のエンジンでエアコンをガンガンに効かせて高速道路を疾走し、故障もせずに軽く20万キロ以上も走行できる車など地球上どこを探してもありません!そのうえパワーウインドーさらには自動ドアまで装備でき、お好みならキャンピングカーにまで化けるんですよ!


 高級車で高級ホテルに乗りつけたり、スーパーカーで都心を疾駆することがカッコイイという思うのは心が肥満している証拠です。21世紀にもっともナウいのは日本の軽自動車です。

2014年1月7日火曜日

笑い話 一生に一度だけとは断言できないのはどれ?

産湯
離乳
初恋
成人式

 ちょっと意地悪かつ難題過ぎましたか?
 答 離乳(男の場合は一回だけではない...これで分かるかなー。)

新たなストーカー対策

 2012年に警察で確認されたストーカー被害は約2万件で過去最多を更新したようです。加害者治療の専門家福井裕輝医師は、「たとえ死刑になるとしてもやめない独特の病理を持った人がいる」として「ストーカー病」の存在を主張しています(東京新聞1月7日夕刊、第7面)。


 通常の日常生活でも何を言っても通用しないことを経験することがあります。また殺されそうになって「死刑になるぞ!」と叫んでもほとんど抑止効果はありません。何らかの説得が通用する分別がカケラもなくなってしまう異常な心理状態は誰にでもあり得るのか、それともある種の素質なのか、今後の研究の成果に期待します。

笑い話 ありえない質問

「宇宙旅行の予約をしたいのですが、おいくらですか?」
「2500万円です。」
「それって往復ですか、片道ですか?」

ホリエモンさん 宇宙旅行計画のその後はどうでしょうか

 ホリエモンさんが宇宙旅行ビジネスを計画しているのを新聞で読んだことがありますが、その夢の民間宇宙旅行がいよいよ年末から始まります。旅行費用は一回2500万円だそうです。ホリエモンさんの目の付けどころは流石です。

 

 21世紀はもはや宇宙に飛び出すのはNASAの専売特許ではなくなりそうで、宇宙に新婚旅行に行って赤ちゃんをつくるのが流行する時代になるかもしれません。ホリエモンさん頑張ってください。

笑い話 スカイラブ?

「新婚旅行に行ってきます。」
「ハワイで新婚生活のスタートなんていいなー。」
「いや、宇宙に行くんだ。」
「エーッ、凄いなー!」
「Sky Love して天に上った本当の気分を味わおうと思って。」

年末年始の浮浪者締め出し

 渋谷区宇田川公園で年末年始に約20名の浮浪者の強制締め出しが行われたようです。離れ離れだった家族が一堂に会してみんなで生きる喜びを確かめ合う年末年始ですが、そういう時期をわざわざ選んで行き場のない浮浪者を悲しませる仕打ちができる非情なお役人が、私たちの行政をつかさどっていると思うと複雑な気持ちになります。

2014年1月6日月曜日

残念なこと 普及してしまった旧式放射線測定器

 私が愛読しているカタログハウス発行の「通販生活 2014春号」が到着しました。いつも誠実な商品紹介と一般市民の視点からの記事内容には敬服するものがあります。

 その雑誌の原発連続講座(その8、p.74)で空間放射線測定に関する記事があります。カタログハウスでは測定器を50台購入して市民に無料貸し出しをしていますが、その測定器が私からすると旧式過ぎて残念で仕方がありません。周囲から飛んでくる放射線の強さが1μ㏜/hを超えるような場合には旧式のものでも十分に可能ですが、それ以下の場合には正確に測定するのは至難の技です。

 1μ㏜/h以下の環境下では測定者の経験と高性能の測定器が不可欠ですが、特集記事はその点の重要性に気付いていません。iFKR-254,できればiFKR-504を試していただきたいものです。現状はパソコンの達人が10年前のウイルスソフトを使って安心しているのと同じです。悪貨は良貨を駆逐するとはよく言ったものです。

日本の安全は世界一

 南米のエクアドルではタクシーの運転手が犯罪に加担して日本人観光客の死傷事件がありました。比較的安全と思われるヨーロッパでさえ、夜間の外出はもちろんのことホテルやタクシーの安全性にも?が付きかねません。


 そういう安全性では日本は世界でも抜群の優等生で、外国人が住み安いと感じる最大の根拠です。日本の文化や風土は異国情緒をくすぐる魅力かも知れませんが、安全な生活は日本が誇るべきもっとも重要な魅力であることを忘れたくはありません。


 酔っぱらって道路で寝てしまっても盗みにも会わず殺されもせずに自宅に帰れる国なんて、地球上には滅多にはあるものではありません。

怒鳴ってくれる人を持っていますか

 癖というのは悪い意味で使われることが多くて、癖のある人というのはあまり歓迎されません。しかし癖も使い方によっては大いに役立つものです。


 例えば怠け癖というのは、人々のやることに軽率には飛び付かない、すぐには熱狂しないと考えれば否定的な面ばかりではありません。ただし、こうした癖は自分だけでは有効利用することがなかなか難しいのが難点です。ではどうしたらいいのか。


 それはやはり良き師や良き助言者を持つことでしょうか。私の恩師にとても厳しい人がいて教え子はことごとく逃げ出してしまいます。しかし、その恩師が自分自身にはもっと厳しい人であることを見抜いていれば、どんなに怒鳴られても苦にならないものです。


 ドラマ「相棒」の杉下右京ばりに、自分を怒鳴ってくれる人がいるというのは人生の良い肥やしになるはずです。

2014年1月5日日曜日

笑い話 十二支

「ネ・ウシ・トラ・ウ・タツ・ミ・ウマ・ヒツジ・サル・トリ・イヌ・イ」
「何で僕らネコが入っていないんだ?」
「“お手”や“待て”さえ出来ないのに、お前ら12年間も順番を待ってられるか?」

2014年1月4日土曜日

賃貸マンションの家賃事情

 昨日黒猫ディーンのところに行く道すがら気付いたのが、キャンパス周辺の賃貸マンションの新しい募集の張り紙でした。都心の事務所仕様のワンルームマンションでは2割くらいは空室状態かと思われる厳しい状況なのに、キャンパス周辺の学生用は約16㎡の物件で月額55,000円+管理費3,000円という強気の相場でした。


 都心から電車で40分かかってさらにバスの乗り継ぎが15分ありますから、普通なら借り手のないような物件ですが、やはり需給関係の良さが強気の理由でしょう。それでもさすがに敷金や礼金ゼロというのが大半でした。ただ退出時の清掃料金や鍵の交換費用の請求という巧妙な仕組みがあって、入居させてしまえば4年間はしめたものという魂胆も見え隠れしています。


 これからは独身かつ低所得の非正規雇用の人たちが増加する現状からすると、都心の6万円前後の低家賃のワンルームマンションは、収入に恵まれない人たちの格安な駆け込み寺のような貴重な存在になってきそうです。

福耳が!

 昨日自分の顔を見て仰天しました。左の耳だけが観音様のように福耳になっていました。私は電気カミソリを右手に持って、左頬を剃る時だけは左手で耳たぶを引っ張って剃りあげる習慣があります。そのために左の耳たぶだけがふっくらと大きくなったのです。


 私の大金持ちの知人にも凄い福耳の人がいます。会話中には耳たぶを引っ張る癖のあるために立派な福耳になったのでしょう。自分の福耳を見て習慣の大切さを改めて実感しました。

初夢

 週刊誌には今年の日経平均株価4万円などの見出しが躍っていますが、投資関連雑誌では18,000円前後を予想する人たちが多数派のようです。

 株の魅力とは、値上がりが期待できる、配当金が高い、下落リスクが小さくて資産価値があるなどでしょう。高値の予想はつきにくいものですが、配当金の善し悪しはいつでも分かります。つまり株価の上昇力は皮肉にも高値の予想がつかない間が一番強く、一方で高い配当金は株価下落への強い抵抗力を生むと考えることができます。

 例えば具体的にNTTドコモ株をみてますと、安定した業績と健全な財務内容ながらも2012年11月15日には1,119円まで下落しました。これでは解散価値の約1,300円以下で割安感があり配当金は60円で5%を超える配当性向でした。その後はさすがに反転上昇に転じて現在は1,700円を超えてきました。

 こうした視点で個別に株価をみるとユニクロにしてもソフトバンクにしてもかなり高値水準に来ていそうです。配当金は、ユニクロが43,000円で300円、ソフトバンクでは9,000円で40円ともはや配当性向からは株価の説明がつきません。日経平均を押し上げてきたこれら二つの代表株がバブル的な状態では18,000円の予想は常識的なところでしょう。

 今年の株価上昇は理屈よりも思惑による動きが強くなり、昨年よりは上下動が激しくなるのではないでしょうか。株式投資はそろそろ気をつけたいところです。しかし、過剰な投機マネーはこれからどこにいくのでしょうか?

2014年1月3日金曜日

笑い話 不注意

「オイ、カンニングペーパーはいかんぞ!」
「そんなの天地神明に誓って持ってません!」
「じゃー、書いた答案見せてみろ。」
「どうぞ!自分で書きましたから。」
「君、今日の問題は発表した例題と違うの分からんのか?」
「エッ!」

笑い話 あべこべ談義

ガキ大将 「おい、明日の算数のテスト見せろよなー。」
優等生  「またかい。たまには勉強して来いよ。」
ガキ大将 「バカヤロー、たまにやって出来るほど勉強は甘くないんだぞ!」

マリア シャラポアさん “大丈夫”

 親が子どもを支えるということ。それはひょっとするとどんな時でも子どもに大丈夫と言わせる存在であれということではないでしょうか。


 マリア シャラポアさんが満17歳でテニスのウィンブルドン大会で優勝した瞬間に、真っ先に探し求めて駆け寄ったのがいつも見守ってくれていたお父さんでした。

 

 彼女がよく口にする言葉は“大丈夫”。その“大丈夫”を彼女の信念の言葉にしたのは両親の迷いのない愛情に満ちた支えだったようです。

箱根駅伝 ゴールして倒れるな!!!

 箱根駅伝は元旦の国民的イベントになりました。スポーツとしてはマイナー色が強い駅伝がここまで盛大になったのは、テレビ局と大学の思惑がうまく一致したからでしょう。


 箱根駅伝の風物詩と言えばゴールした選手が倒れ込む奇妙な姿です。駅伝は選手が連帯責任を負って戦う日本的チームスポーツです。個人スポーツなら自分のコンディションなりに走れば負けても納得するしかありませんが、そうはいかないのが駅伝です。


 大学が駅伝に大金を投資するのは宣伝効果のためであり、選手はいわば大学のサンドイッチマンに過ぎません。そのことを痛いほど分かっている選手が自分の責任感の強さをアピールするために倒れ込むのだとしたら悲し過ぎます。福士加代子選手のようにもっとあっけらかんとして走りましょう。学生に悲壮感など似合いません!

2014年1月2日木曜日

笑い話 治らぬお節介癖

「アレっ?選手が箱根峠で立ち止まってしまいました。」
「陸連役員と何か話しています。」
「抜きつ抜かれつの黒人選手のことのようです。」
「寒くて可哀想だから役員のベンチコート貸してやれって言っています。」
「ご覧ください!そんな余裕があるなら早く走ろって監督が怒鳴っています!」

笑い話 ダイワ or ヤマト?

「今年の予想日経平均株価はバブル期に迫る3万円!」
「円安傾向が続いて景気に加速感!」
「更なる金融緩和で地価も上昇!」
「国債の入札も好調!」
「アベノミクス万歳!」
「日の丸経済万歳!」
「ダイワ魂万歳!」

人の凄さとは

 教え子を思い出すと複雑な気持ちになることもあります。彼は毎朝7時に登校してキャンパスの清掃を4年間続けました。ゴミを捨てる人に声を荒げることもなく黙々と活動を続けました。卒業式の学長賞にも値する立派な活動でしたが、優遇されて活躍したスポーツ選手には勝てませんでした。


 その彼に声を掛けて労ったことがきっかけで私たちは自然に会話を交わすようになりました。彼に声をかけたのは私しかいなかったようで嬉しかったのでしょう。普通のことを誰も真似のできない特別なものにしてしまうことの凄さを私は彼に教えられました。

2014年1月1日水曜日

笑い話 老人ホームの悲劇 or 喜劇?

「私のお隣さん、耳がひどく遠くて困っちゃってるの。」
「大声で話してあげればいいじゃないか。」
「そうなんだけどどうしても眠れないの。」
「テレビの音くらい気にすんなよ。」
「違うの。大人のDVDの声に私も興奮しちゃって...」

お笑い芸人のいじめ芸考 下品と低俗について

 お笑い芸人のいじめ芸で、上位の者が下位の者をいじめて面白がるという構図に何の躊躇もないというのはとても怖い話です。また彼らの芸には、階層が固定化して構造的な上下関係を軸にして回っている日本社会の矛盾に挑戦しようとする意欲が微塵も感じられません。


 古典落語の世界では、脳みそが真四角に固まっている武士階級を嘲笑気味に見ている町人が、表面的には土下座もいとわないしぶとい存在として表現された作品があります。この庶民の心意気は一歩進んで反骨心と呼んでいいかもしれません。お笑い芸は、この庶民の反骨心を表現できてこそ下品さを逃れられるのだと思います。


 また、昨今のいじめ芸の醜い下品さだけではなくて、絶対的な上下関係は理不尽な搾取の構造を社会に定着させていくことに思いが及ばいない人たちが、いじめ芸に迎合して一緒になって面白がっている姿は低俗以外の何物でもありません。そういう意味では、昨日の大晦日のダウンタウン出演の番組(2013/12/31 テレビ朝日)は史上最低でした。


 私は低俗というのは直線的にエログロ暴力の世界に属する言葉ではないと思っています。本当の低俗とは、上位の者ないしはエスタブリシュメント(既成社会)への自らのへつらいを、無自覚無批判に生きる人間の属性であると信じています。この属性は社会の矛盾から目を背けさせ、反骨心を喪失させます。

 

 あるドイツの雑誌が日本のマスメディアはエスタブリシュメントの属員であると酷評しました。既成社会の搾取の構造を批判的にえぐり出すべきところ、日本のマスメディアはそういう自負も認識もないと言いたかったのでしょう。お笑い芸人の番組は、このような日本社会の低俗性を映し出しているようで嫌悪感さえ感じました。

笑い話 午年

「わーっ、でっかいお賽銭箱。まるでプールだ!」
「すっごい!万札が何枚も入ってる!」
「こんな大金を神様どうするんだろ!」
「神様に届くわけないだろ。神主がみーんな使うんだ。」
「じゃー、私たちがお祈りした願い事はどうなるの?」
「今年は馬の耳に念仏だから、お祈りしてもダメなの!」

民主党はやっぱりダメか

 民主党東京都連は、都知事選の候補者選びでもっとも大切なのは党の掲げる六つの項目を満たすことで、独自候補にはこだわらないことを表明しました。

 

 箇条書きにされた六つの項目を満たすだけで十分だ、これまでの生き様は関係ないなんて、結局はロボットの性能検査と同じじゃないですか。きっと自民党と相乗りになるでしょう。