小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年6月17日月曜日

痩せるために 糖質コントロール or カロリーコントロール?

 先日ある医師と炭水化物の摂取を完全に断つ食事療法について話題になりました。私は臨床的なことは分かりませんが常識的に言えばあまり極端なやり方には賛成ではありません。


 私たちの実際の生活スタイルに判断のヒントを求めてみますと、戦前は日本人の多くが一日エネルギー摂取量の80%以上を炭水化物に頼っていました。戦後に西洋的な食生活が普及して脂質によるカロリー摂取量が増加しました。今日では一日に摂取する総エネルギー量の4分の1が脂質によるものです。


 一方で北極圏に生活するエスキモーの人たちはかつてはほとんどが生肉しか食べませんでした。つまりエネルギー摂取量の大半が脂質とタンパク質によるものでした。ただモンゴルなどの肉類主体の片寄った食生活をみるとどうも長寿命は期待できそうにありません。


 結局は食事療法の最終的な評価は健康の維持と寿命との関係で決まると思われます。そのあたりの医学的データがまだ不十分である以上は安易な判断はできません。ただ脂質によるカロリー摂取が多くなってからは平均寿命の伸び率が低下しているように思われ、私は注目しております。


 痩せるための結論としては、まず自分の食生活の分析をします。そして朝食を欠かさないこと、総エネルギー摂取量の20%以上を占める脂質の摂取は10%前半に減らします。また炭水化物を控えるとともに玄米などに切り替えること、野菜類を増やすこと、そして最後に適度の負荷の運動をすることなどでしょう。人間、何でも急がば回れが一番です。