小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年6月4日火曜日

東大野球部特別コーチ桑田真澄さんの指導法

 6月3日NHKクローズアップ現代で東大野球部の特別投手コーチを務める桑田真澄さんの指導法を特集していました。桑田さんはまずは東大野球部の選手たちは勉学では優秀でも真面目すぎて常識に疑いを持たないことが問題であると語っていました。


 選手たちは技術不足や経験不足を補い弱さを克服するためには練習に人一倍の時間を掛けて取り組まねばならないと信じて疑いませんでした。彼らにとってはそれが弱い者が強くなるための定石でした。しかし彼らは厳しい長時間練習を重ねながらも結局は六大学野球で屈辱的な50連敗目を喫して現状を打破できませんでした。


 桑田さんは東大の連敗経験を見つめながら一つの貴重な教訓を導き出しました。それが各自が頭を使って自分に自信が持てるようになる練習を実践しようという励ましでした。そのためには選手が自立して練習と厳しく向き合えるように意識を変えることが必要であると説得していました。


 桑田さんの言葉には彼の長い一流の野球経験が凝縮したような重みが感じられ格言めいた説得力がありました。陳腐で感情的な言葉で叱咤激励するのではなくて考える人桑田真澄さんの面目躍如といった静かな指導法でした。