小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年6月24日月曜日

国防軍設立のために徴兵制の復活を認めますか?

 今回の都議選で圧勝した自民党の安倍首相は憲法改正による国防軍の設立を表明しております。私はこのことの可否についてはコメントを差し控えますが統計的に国防軍が可能であるか検討してみました。


 国防軍を望むということは自衛隊よりも強力な戦闘力を持ちたいということでしょうが、それが思うようにはいきそうにありません。今日の自衛隊がそのままの体制で国防軍に移行しても弱体化することはあっても強力になることは絶対にないからです。


 その理由は前線で戦ってくれる兵士となる若者が十分に補充できていないからです。日米の統計資料を見ても自衛隊員の高齢化は急速に進んでおります。「今後の我が国の防衛力のあり方について」(防衛庁、平成16年8月)の資料をみても一目瞭然です。


 防衛省はこの隊員不足の危機を克服するためにハローワークや高校などに強力に働きかけているようですが成果は上がっておりません。そこに万が一にも国防軍が誕生するようなことになれば兵士不足は危機的な状況になります。


 ではどうするか。最後の切り札である徴兵制の復活しかないでしょう。愛国心教育の必要性が叫ばれるのもこういう裏事情もあるからでしょうか。