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2013年6月20日木曜日

頭の体操 スキャンダルの克服

 私が聞いたところではある組織が理事長の私的なことでスキャンダルめいた噂が広がり内部が大揺れに揺れて存亡の危機にあるそうです。こういった場合には組織はいったいどうしたらいいのでしょうか。


 まず理事長がそういう噂を根拠のないものだと主張するならば直ちに名誉棄損で噂を立てた当事者を訴えるべきです。公式に噂を断ち切るには法的に対抗するしかないからです。もし訴訟をしなければその噂は真偽とは無関係に本当なのだという確信に変わっていってしまいます。


 次に理事長の噂が組織を存亡の危機に陥れているのですから、まず理事長は噂と組織との関係を遮断するために辞意を含む何らかの公式な対応をする必要があります。しかし理事長に高度な良識があれば別ですが辞めても個人的には有利になることは何ひとつありません。ですから普通は自ら辞めるとは言い出しませんし公式な対応もしません。


 こういう難しいこう着状態から抜け出すには組織はどうしたらいいのでしょうか。答えを探る前にいくつかの前提条件があることを確認しておきます。

 1. 理事長は辞めないし、まともに公式な対応もしない。

 2.組織は存亡の危機にある。

 3.組織と噂との関係を早く遮断しなければならない。

 4.組織は一致団結して苦境を乗り越える覚悟が必要である。

 

 答は理事会がリーダーシップを発揮することです。換言すれば各理事が自立した人間として行動することです。残念ながらこの当たり前のことが日本では最もないがしろにされていてシャンシャン理事会になりがちです。その理由は本当は理事会の責任は理事長以上に重いという認識が欠けているからでしょう。