小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年6月19日水曜日

米大リーグ 車椅子になった選手をドラフト指名という粋な計らい

 東京新聞(6月12日朝刊)に米大リーグで車椅子の野球コーチが名誉あるドラフト指名でダイアモンドバックスに入団予定という記事がありました。


 幸運を射止めたのは高校時代にドラフト指名されたほどの花形選手だったアリゾナ州立大学のコリー ハーンさんです。大学進学して一年生の時にプレー中に頸椎を損傷して車椅子生活が始まりました。ハーンさんの存在は選手たちの励みになると考えたスカウトが球団トップに進言して実現した指名のようです。


 このような粋な計らいのできるアメリカ野球界の懐の深さに対して統一球問題でプロ野球コミッショナーが責任逃れの発言に終始する様子を見ると、日米の野球風土の違いはあまりにも対照的です。これではプロ野球選手が米大リーグに憧れる理由が何となく分かるような気がします。


 また著名な野球評論家には米大リーグの技術面だけを見て鼻であしらう人もいます。スポーツは技術や勝敗だけでは語り切れない人間的なものであるはすなのに、私たちは個性を潰し一種の修行のように考えがちです。こんなところにもプロ野球選手が逃げ出すもうひとつの理由がありそうです。