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2013年6月24日月曜日

民主・みんなの連携で無党派の受け皿を作ってください

 東京都議選は自公全員当選と民主惨敗で終わりました。この勢いが参院選で続くかどうか愛日長アマガエル風に分析してみました。

 まず党派別得票率で定数127議席を配分すると自民46(当選59)、民主19(15)、公明18(23)、共産18(17)、維新10(2)、みんな9(7)となります。自公の得票率以上に大きな獲得議席数は自公連携が各選挙区で威力を発揮したことをうかがわせます。

 こうしてみると公明党を抱き込んで離さなかった自民の作戦勝ちでした。つまりこの流れは参議院選挙でも止まらないでしょうが、では民主党は参院選でも惨敗かというとそうでもありません。そこで各選挙区の結果を定数別に分析すると面白い傾向が浮かびあがってきます。

              自民党  民主党  公明党    共産党   みんなの党

  1人選挙区      7戦全勝   3敗            無し          全敗          1敗

  2人選挙区     16戦全勝    10勝6敗  1勝     全敗      4

  3人選挙区     5戦全勝  1勝4敗  5戦全勝  2勝3敗    2敗
  4人選挙区     6戦全勝  1勝5敗  5戦全勝  6戦全勝    2勝4敗
  5人以上選挙区  8戦全勝  3勝4敗  8戦全勝  8戦全勝    5勝3敗

 まず自民党の勝利は公明党の強力な支援の賜物です。特に定数1人区と2人区での公明党のバックアップなくして自民党の全員当選はなかったでしょう。次に目立つのが定数3人以上の選挙区での民主党の取りこぼしの多さと組織力と資金力のある共産党の好成績です。

 つまりは今日の民主党が参院選で自民の圧勝を阻止するには例えばみんなの党と連携して共産党並みの運動力を持つしかありません。民主・みんなの連携があったら、都議選でも定数2人区で4~6人、定数3人以上区でも落選した20人のうち9人は当選できたはずです。

 つまり都議選でも民主・みんなの連携で最大15人は当選者数を増やせたのです。となると自公の過半数も危ういところでした。参院選までに民主党が本気になって他党との連携模索に出られるか見ものです。