小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年6月29日土曜日

大学と交番の相性は?

 どんな社会にもいわばルールがあります。そのうちでもっとも厳しいのが警察の世界のものです。私たちが刑法を犯したからには許されることはありません。


 例えばA君がB君の財布から現金を抜き取ったとします。警察の立場からは窃盗罪に問われます。しかし、これが大学構内で行われた行為であったならばA君が警察に突き出されることはありません。普通は教育的見地から幅をもって議論が尽くされて処分内容が決定されます。


 このように教育現場は警察とは明らかに一線を画す場所であって相入れないものを持っています。ですから特に大学には警察からは完全に独立した存在感がありましたが、近年ではキャンパス内に交番を置く大学まで現れてきたようです。これでは処分はどうなるのでしょうか。


 かつては子どもたちは大人の知らない秘密の世界を持っておりました。そのスリル感が子どもたちにお互いの強い連帯感を実感させました。大学に交番設置などという野暮なことをせず、大学生にもキャンパス生活においてある種の秘密の世界があってもいいのではないでしょうか。

笑い話 猫の恋の季節

オス猫 「ニャーオー!(おっ、カワイイ♥♡♥)」

雌猫  「ニャーァ?(あんた、誰?)」

オス猫 「ニャーニャ(オイ、騒ぐな。)」

雌猫  「ニャ~~オッ!(あんた、いきなり後ろからシッポでも噛んだら承知しないわよ!)」

オス猫 「ニャー、ニャー(分かったよ。優しくスルから。)」

雌猫  「???!」

オス猫 「ニャーーニャン(アバヨ。あとはよろしくな。)」

笑い話 ビールで乾杯

「カンパーーーイ!」

「乾杯!」

「乾杯!」

「フー、ビールが腹の底に沁みいるッ!」

「生き返ったよ。」

「ところで何で乾杯だったっけ?」

日本のブラック企業かブラック企業の日本か

 ブラック企業への関心が就活中の学生の間に高まっています。私は企業の実態は知りませんのでILO(国連の専門組織で国際労働機関という)条約からの視点で考えてみます。先に結論から言えば日本がブラック企業そのものなのです。


 ILO条約とは労働者の労働環境や権利を保護するための国際的な合意の結果です。その条約の批准件数が先進国中で日本は断トツに低くて、約190本のILO条約のうち批准したのは48本に過ぎません。私は講義していましたが日本では大学でもこのことは絶対に教えません。


 ブラック企業の簡単な見分け方は組合の存在です。およそ従業員30人以上の企業で組合がなければ要注意でしょう。あっても完全な御用組合のこともありますから組合がどんな成果を上げているのか知る必要があります。古い話ですがある大企業の徹夜の労使交渉は両者密室に入って早朝までは寝ているということでした。

 

 最後に新入社員は入社後3年間は残業でも何でも踏ん張ることです。給料が出てラッキーくらいの気持で一生懸命働いてみましょう。そういうガンバリの中からしか得られないものもあるからです。それができなければどこで働いても官民一体のブラック日本では前途多難であるというのは悲しいことですが。

NHKスペシャル「卵子老化の衝撃」 何か気になって

 6月28日NHKスペシャルで卵子の老化を取り上げていました。女性の晩婚化に警鐘を鳴らしていました。


 私たちは子どもを作るために結婚する訳ではなくて、子作りの時期は純粋に医学的な根拠からだけで決断するわけではありません。今日では適齢期という社会的圧力は弱くなってきていて、女性は結婚の意思の自由を与えられています。


 しかし卵子の老化の話は再び女性に適齢期という重圧を巧妙に復活させ、女性の生き方の自由を損ないかねません。番組にはそんな雰囲気が何となく漂っているように思われました。

2013年6月28日金曜日

笑い話 昼夜逆転

「我が家は西日が強くって。」

「窓に簾でもかけたら?」

「うん、朝顔を植えたよ。」

「ああ、緑のカーテンね。」

「うん、きれいな花も咲くしね。」

「アー、あのラッパの先がつぶれた形の花ね。」

「エッ?」

白雪姫 黒髪の魅力

 黒髪で有名なのは白雪姫です。エドガー ドガの彫刻の「14歳の小さな踊り子」のモデルも黒髪だったようで、自慢げに背中まで伸ばしていたということです。


 私がヨーロッパにいた時には身近には黒髪の西洋人女性は一人しかいませんでした。イタリア人の正体不明のおばさんで、発想は奇想天外なうえに人を食ったところのある人気者でした。ドイツで気ままに生活していたところからすると、裕福な家庭の子女だったのでしょう。


 ただ西洋人で金髪に染めても黒髪に染める人は聞いたことがありません。マリリン モンローのようにセクシーファッションとしては金髪が圧勝ということでしょう。

青虫のいないキャベツ

 分かりきったことですが、都会人の生活の特徴は金銭で賄われていて、土との関わりはまったくなくなってきています。そのため都会人の農作物への要求はいわゆる消費財に対するのと同じです。


 例えばスーパーに並べられたキャベツに青虫でも付いていたら、たちどころにクレームが付くはずです。しかし、農家の立場からするとキャベツに青虫が付くのは当たり前のことで、文句を言う方が本当はおかしいのです。この種の消費者の過剰な要求が農家に農薬を大量に使わせる誘因になっています。

 

 また農業就業人口はかつては1400万人前後でしたが、今日では200万人を下回ろうとしています。止まらない農家の高齢化や人手不足による労働負担を減らすには、どうしても農薬散布に頼ることになります。また穀物よりも果物や野菜の生産は比較的農薬使用が多いものです。


 都市部でも10坪ほどの小屋付き家庭菜園をみんなが利用できないものでしょうか。ドイツのクラインガルテンのように、都市でも農作業を楽しめれば健康や地域のコミュニケーションのため、そして何よりも今後の日本の農業を考えるためにも大いに役立つのではないでしょうか。

2013年6月27日木曜日

ビジネス考 なぜコミッショナーは怒らなかったのか

 日本のプロ野球(日本プロフェッショナル野球組織)ではオーナー会議や実行委員会の執行機関としてコミッショナーが置かれています。

 コミッショナーというのは日本野球機構の事務を統率するトップであっていわばプロ野球事業の事務長でしょう。またコミッショナーのもとに配属されている事務員の指揮官でもあります。ですからコミッショナーの仕事はプロ野球事業に関してオーナー会議などの決定や指示や関連事務を忠実に実行することと言えます。

 コミッショナーは話題になった統一球問題については何ら決定権を持っていません。知らなかった以上は責任を問われず、辞任問題に発展することはあり得ません。しかし統一球の扱いについてコミッショナーが決定を知らされていなかったことには手続き上は重大な問題です。

 つまり統一球変更の決定がコミッショナーの頭上を知らぬ間に飛び越していって実行に移された訳ですから、この件に関して責任者であるべきコミッショナーが完全に無視されたことになります。この点が手続き上は問題なのですが野球協約上はどこに責任があるのかは定めがありません。

 ここまでは理屈としてはよく分かります。しかし、最大の疑問は存在を完全無視された感のあるコミッショナーがなぜ怒らなかったかということです。辞表を叩きつけて辞任してもおかしくないほどの重大事件ではありますが、そういう怒りを見せなかったコミッショナーの心には何があったのでしょうか。

腋毛と足毛の脱毛をするなと言われたら苦痛ですか?

 最近は脱毛流行で男性にも広がりそうな気配です。腋毛と足毛は化粧と同じで気にし出すと始末が悪いものでどこまでも気になります。


 ドイツでは、この腋毛と足毛はセクシーな女性のシンボルとして一般的には脱毛をしません。別に脱毛しなくても女性の場合は大して目立ちませんが、やはり脱毛習慣のある女性には「するな」と言われると苦痛のようです。


 かつて私のフランス人の友人がドイツ男性と結婚することになりました。彼らの場合にはカトリックとプロテスタントという宗教上の壁もあってゴールインまでには大きな困難がありました。しかし、この問題は結婚してしまえばあまり気にしないで済みます。


 ところがフランス人の彼女にしてみれば一番気になるのが腋毛と足毛でした。ドイツ人の夫に剃るなといわれて苦痛のようでした。今はどうなっているのでしょうか。

梅雨時の健康維持 雨天の動物たちの行動から学ぶ

 昨日はあいにく黒猫ディーンたちの餌やりの時間は土砂降りでした。こういう日は猫たちはどこかでじっとしているだけで餌も食べません。ですからさすがの黒猫ディーンも姿を見せませんでした。


 恐らくこの習性は野生動物一般に通用する話ではないでしょうか。特に肉食動物の場合には雨の日は獲物の動物も出てきませんし、体が濡れれば大切な体温を奪われます。彼らにしてみると雨天に獲物を求めて動き回るのは命を落としかねない危険な行為なのでしょう。

 

 今日は駅の階段のツバメ一家も両親とヒナ鳥たちは一緒に眠っている様子で動く気配はまったくありませんでした。夕暮れ時には普通はエサくれ状態のヒナ鳥も動かないのはぐずついた空模様のせいなのでしょう。


 私たちも太陽が顔を見せない日にはテンションが上がらずに食欲もあまりわかないのは野生動物の名残を遺伝子的に受け継いでいるからでしょう。ということはこの梅雨時にはあまり無理をせずに出来る限りゆっくりペースて過ごすのが賢明なのでしょう。

2013年6月26日水曜日

ビジネス考 全柔連の混乱

 全日本柔道連盟が不祥事で揺れていますが、会長の上村春樹氏は改革、改善プロジェクトのめどが立ったら、そこで会長職を辞すると発言したと報道されています。この発言について論理的に考察してみます。


 上村氏の言葉を裏返せば、改革にメドが付かないほどまでに全柔連が混乱しているということになりますが、その原因は主に上村氏本人にあります。なぜならば不正受給への直接的関与の疑いはもちろんのこと、数々の不祥事が公に晒される今日まですべてを放置してきたからです。


 このような人物が混乱に終止符を打とうとしても、何が悪いのかは騒ぎになって分かっているとしても、抜本的組織改革に必要な最善の道は分かっているとは思われません。もしそれも分かっているとしたら放置していたリーダーシップの欠如は余計に問題です。


 このように不祥事の原因と混乱という結果の両方に重大な責任のある上村氏が居座っていては組織は自浄能力を発揮できないと判断するのが妥当でしょう。女性理事を3人起用して改革のイメージを強調していますが、彼女らも会長辞任を求める覚悟はなさそうですから、行く末が案じられます。


 結論として、全柔連の改革は本来ならばまずはこのような矛盾の糸を断ち切るところから始められるべきでしょう。組織改革のためのイロハでした。

笑い話 キャッツ

「有名な黒猫はノーベル賞作家T.S.エリオットのミュージカル キャッツのポスター猫だ。」

「オー、知ってる!あの鋭い黄金の目をした黒猫ね。」

「しかし、あの黒猫は舞台に出てこないぞ。」

「あー、あれね。あいつフライングしてフィナーレでジェリクルキャッツが召される天国を先に偵察に行ったんだ。」

「じゃ、もう帰ってこれないのか。そのこと知ってたのかなー。」

「今頃は『キャッ』つうて困ってんじゃないか。」

笑い話 カラス

 「カラスが映画で活躍したのはヒッチコック監督の『The Birds(鳥)』 だよね。」

 「あー、あれね。1963年だったかな。日本が活気に満ち溢れていた頃だ。」

 「しかし、何であいつらだけ真っ黒になったんだろう?九官鳥だって嘴は黄色いぞ。」

 「アメリカ人が決めたんだ。知らなかったの?」

 「どうやって?」

 「クロー!って言ったんだって。」


 注 カラス=crow

ドイツの詩

 なかなか含蓄のあるフリードリヒ・ゴットリープ・クロプシュトックの詩があります。彼は18世紀の生粋の抒情詩人で後のゲーテやシラーそしてリルケにも影響を与えた重要人物です。こういう気持というのは友人だけではなくて親や家族に対しても言えそうです。


 別離


 葬(とむらい)の列がとおったとき

 おん身(あなた)は沈んだ顔をした

 死人が怖いのかね......「死人なんか」

 では何が怖いのさ......「死ぬことが」


 私は怖くはない......「では何も怖くないの」

 それや怖いものだって......「ほう 何さ」

 親しい友との別れがだよ 私が別れて

 ゆくだけでなく 友が別れていゆくのもだよ


 葬の列がとおったとき

 おん身よりも私のほうが

 もっと沈み もっと徹(こたえ)たのは

 まったくそのためだったのだ


       Die Trennung (相良守峯訳) ドイツ詩集(神保光太郎偏 白凰社)

2013年6月25日火曜日

竹下夢二の傑作「黒船屋」を知っていますか

 竹下夢二の不朽の名作「黒船屋」では美人モデルに黒猫が抱かれています。その黒猫がまさに黒猫ディーンがいつもするのと同じ仕草で抱っこされていて驚きました。


 美術批評を参照するとこの黒猫についていろいろなことが書かれています。例えば「胸を冒されてまもなく世を去る彦乃(夢二の二人目の妻)と妖精のように現れたモデル女お葉(三人目の妻)との狭間に生み出された夢二の絶唱というべき傑作。黒い猫は、彦乃の胸に巣食ういまわしい病魔とも考えられるし、また彦乃とお葉のあいだにゆれ動く夢二自身の黒い思いの投影とも考えられる。そのアンビバレンツがこの永遠の哀切美を生み出したのかもしれない。」(色彩語事典、香川勇・長谷川望編著p.103)


 どうも黒猫は古今東西どこでも悪い例に使われてあまり印象はよろしくありません。しかし、黒猫はネコのなかではもっとも人懐っこくて優しいのです。差別は止めましょう!?

本当の無農薬野菜から命をもらう

 最近友人が貸農園で野菜栽培を始めました。毎日が新鮮な発見の連続のようで、無農薬農業の難しさを痛感しながらも楽しんでいる様子です。


 そんな苦労をしながら実った作物を余分だからといってわざわざ送ってくれます。前日に収穫された本物の無農薬の作物が我が家に到着しますと、早速料理が始まります。無農薬の野菜は朝採りではありませんが、まさにその命を分けてもらうという実感が湧いてくる瞬間です。

 

 日常を一瞬忘れて新鮮な時間を味わわせてくれるのが、丹精込めて作られた無農薬野菜の魅力です。

テディーベア効果

 私の6月22日のブログで話題にしましたが駅階段でかえったツバメのヒナに注目した帰宅通行者は50人に2人でした。昨日の午後に少し視点を変えて親子連れを観察すると5組の親子が通りましたが、全員が立ち止まってヒナたちの姿をしばらく眺めていました。

 ある雑誌にテディーベアの縫いぐるみを部屋に置いておくと大人は普通より正直に行動すると書かれていました。私はこれをテディーベア効果と勝手に呼んでいますが、子どもを連れていても同じような効果があるのでしょう。

 私たちが子どもの頃は道路で遊んだり空き地で野球をしたりと遊び回っていて地域には子どもたちの姿や歓声が絶えませんでした。そういうかつての開放的な社会と子どもが学校と塾と家に閉じ込められた閉鎖的な社会とでは人の優しさも違ってくるのではないでしょうか。

2013年6月24日月曜日

ヤワラちゃんこと谷亮子参院議員と柔道家山口香氏の運命のギャップ

 東京新聞(6月23日朝刊第21面)の報道によれば、柔道界の暴力指導告発を支えた柔道家山口香氏は日本バレーゴール協会の新理事に就任しました。隅に隠れるような小さな記事ながら山口氏は栄転かと思っていました。


 ところが東京新聞(6月24日朝刊第18面)には、今度は「谷亮子氏が全柔連理事」という大見出しで大々的に報道されました。谷氏は今回の柔道界の暴力指導には見ていないと突き放した感じでした。また小中学校における武道の必修化についても柔道を含めるには大きなリスクがあって真剣な議論がなされていましたが、谷氏の積極的なコメントは聞こえてきませんでした。


 こうした動きは参院議員となって権力を手にした谷氏と市井の柔道指導者として筋を通してきた山口氏の生き方の違いを象徴するような政治臭のする出来事でした。これでは柔道界の改革はまだまだ容易ではなさそうな気配ですが、両者とも世界の実力者ですから何とか日本の青少年のために協力関係は作れないものでしょうか。本当にもったいない。

国防軍設立のために徴兵制の復活を認めますか?

 今回の都議選で圧勝した自民党の安倍首相は憲法改正による国防軍の設立を表明しております。私はこのことの可否についてはコメントを差し控えますが統計的に国防軍が可能であるか検討してみました。


 国防軍を望むということは自衛隊よりも強力な戦闘力を持ちたいということでしょうが、それが思うようにはいきそうにありません。今日の自衛隊がそのままの体制で国防軍に移行しても弱体化することはあっても強力になることは絶対にないからです。


 その理由は前線で戦ってくれる兵士となる若者が十分に補充できていないからです。日米の統計資料を見ても自衛隊員の高齢化は急速に進んでおります。「今後の我が国の防衛力のあり方について」(防衛庁、平成16年8月)の資料をみても一目瞭然です。


 防衛省はこの隊員不足の危機を克服するためにハローワークや高校などに強力に働きかけているようですが成果は上がっておりません。そこに万が一にも国防軍が誕生するようなことになれば兵士不足は危機的な状況になります。


 ではどうするか。最後の切り札である徴兵制の復活しかないでしょう。愛国心教育の必要性が叫ばれるのもこういう裏事情もあるからでしょうか。

民主・みんなの連携で無党派の受け皿を作ってください

 東京都議選は自公全員当選と民主惨敗で終わりました。この勢いが参院選で続くかどうか愛日長アマガエル風に分析してみました。

 まず党派別得票率で定数127議席を配分すると自民46(当選59)、民主19(15)、公明18(23)、共産18(17)、維新10(2)、みんな9(7)となります。自公の得票率以上に大きな獲得議席数は自公連携が各選挙区で威力を発揮したことをうかがわせます。

 こうしてみると公明党を抱き込んで離さなかった自民の作戦勝ちでした。つまりこの流れは参議院選挙でも止まらないでしょうが、では民主党は参院選でも惨敗かというとそうでもありません。そこで各選挙区の結果を定数別に分析すると面白い傾向が浮かびあがってきます。

              自民党  民主党  公明党    共産党   みんなの党

  1人選挙区      7戦全勝   3敗            無し          全敗          1敗

  2人選挙区     16戦全勝    10勝6敗  1勝     全敗      4

  3人選挙区     5戦全勝  1勝4敗  5戦全勝  2勝3敗    2敗
  4人選挙区     6戦全勝  1勝5敗  5戦全勝  6戦全勝    2勝4敗
  5人以上選挙区  8戦全勝  3勝4敗  8戦全勝  8戦全勝    5勝3敗

 まず自民党の勝利は公明党の強力な支援の賜物です。特に定数1人区と2人区での公明党のバックアップなくして自民党の全員当選はなかったでしょう。次に目立つのが定数3人以上の選挙区での民主党の取りこぼしの多さと組織力と資金力のある共産党の好成績です。

 つまりは今日の民主党が参院選で自民の圧勝を阻止するには例えばみんなの党と連携して共産党並みの運動力を持つしかありません。民主・みんなの連携があったら、都議選でも定数2人区で4~6人、定数3人以上区でも落選した20人のうち9人は当選できたはずです。

 つまり都議選でも民主・みんなの連携で最大15人は当選者数を増やせたのです。となると自公の過半数も危ういところでした。参院選までに民主党が本気になって他党との連携模索に出られるか見ものです。

笑い話 えこひいき

「テーブルマナーに気を付けましょう。」

「食卓に肘を載せないようにしましょう。」

「茶碗を口に付けないで食べましょう。」

「犬が水飲むみたいにピチャピチャと音をたてないでください。」

「それは猫も同じだろ!!」

2013年6月23日日曜日

手術の担当医への謝礼

 私の知人がある大病院で手術を受けて執刀医への謝礼のことを心配していました。医師に直接聞いてみたらケースバイケースだとうまい返事をされたようです。


 医師への謝礼は昔からの習慣で患者側が気を使い過ぎている感があります。謝礼の有無で医師の手元や治療内容が違ってくるようなことは考えられない時代ですから、謝礼の治療に関わる実質的な意味は今日では何もないということになります。


 われわれの良識ある姿勢が、これから入院される人たちの余計な負担から解放することになる、という自覚を持って考えたらどうでしょうか。

都議選の投票に行ってきました

 お昼の少し前に投票に行ってきました。今日の出足の具合から考えると投票率は前回(2009年)の54.49%を大幅に下回って40%前半かも知れません。是非今日は投票にお出かけください。

実力派ニュースキャスター辛坊治郎さんのヨット遭難を考える

 ニュースキャスターとして知られる辛坊治郎氏がヨットで太平洋横断中に遭難して海上自衛隊に救助されました。まずは目出度しメデタシです。


 辛坊さんの記者会見における説明によりますと海自の救難飛行艇は着水基準3mまでを超える高波を押して強行着水してくれたようです。搭乗していた11人の隊員が命の危険を冒してまで救助に当たってくれたことに感謝して辛坊さんは涙しておりました。


 このような海自の隊員たちの勇敢な行動に称賛の声が上がって海自隊員たちの士気高揚に繋がるのは喜ばしいことです。しかし、これがマスコミの好きそうな勇敢なドラマ仕立ての話で終わってしまっては何の意味もありません。


 海自の立派な隊員たちが戦争に巻き込まれる危険を少しでも減らせるように、今後は辛坊さんが感謝の意を込めて尖閣問題の平和的解決のためにマスコミをリードしてくれることを期待します。

それでも原発輸出が成功する訳

 自民党安倍首相の原発外交が積極的に進められています。外国に行くとどこでも日本の技術に対する信頼は絶大なことがよく分かります。だから原発が欲しい国は安倍首相にどうだといわれるとよろしくという雰囲気になるはずです。

 東電福島第一原発事故を目撃した世界はきっと恐ろしい津波の映像と重ね合わせて震撼したはすです。つまり原発事故イコール地震・津波という感覚が出来あがりました。ところが原発建設に積極的な外国には日本と違って地震はほとんどありません。ですから彼らが原発建設で地震の危険性を考慮しているかといえばノーということになります。

 もとより地震を抜きにした場合には日本は重大な原発事故を一度も起こしておりません。そして日本の技術力に対する世界の信頼は絶大なものがあります。安倍首相の原発外交の成功は皮肉にも日本の技術力への信頼性の証と解釈することもできます。心配なのは日本が築きあげてきた世界の信頼をこれで一気に食い潰す可能性もあることです。

昨日は被災地に行ってきました

 一昨年に大津波に襲われた茨城県の被災地に行ってきました。素通りするだけではほとんど気づかないのですが、足を使ってよく観察してみるとまだ大震災の爪痕がそこここに残っていることに心が痛みます。

 まだ多数の被災者が仮設住宅で不便な生活を強いられている現実に向けた行政の温かい心遣いがどうも感じられません。そんななか災害復旧関連とはいえ火急のものではない工事計画がいろいろと進行中のようで、私には理解しがたい使い方で予算がどんどん消化されています。

 こうした被災地の厳しい状況を見ると行政というのは私たちが思うほど頼りにはできそうにありません。今日は東京都議会議員選挙の投票日です。是非よく候補者を分析して投票しましょう。

2013年6月22日土曜日

笑い話 なぜ赤い?

 「お母さん、トマトはどうして赤いの?」

 「お陽さまの光を浴びて喜んでいるのよ。」

 「ニンジンは?」

 「地面から出たくでもがいているからよ。」

 「じゃー、イチゴが赤いのは?」

 「ニキビだらけだからよ。」

ゴキブリを自宅からシャットアウトする方法

 ゴキブリが活発に活動する季節になりました。ゴキブリは冬季には活動がにぶっていわば休眠状態です。春になると元気を取り戻して次第に活発に動き回るようになり、気温が20℃を超えてくると繁殖力も付いてきます。


 またゴキブリが大量発生するにはそれなりの必須条件が必要です。彼らが集団生活をするときは、卵を産む場所(産室)、ウンチをする場所(トイレ)、死に場所(墓場)そして眠る場所(ベッドルーム)を必要とします。そういう空間が確保できない限りは何十匹ものゴキブリに襲われることなどは絶対にありません。


 この事実は権威ある科学雑誌「ネイチャー」の論文にもなりそうな私の研究成果ですが、ここで白状してしまいます。この空間を取りやすいのが日本の家屋の特徴なのです。マンションでは床はコンクリートの上に直接絨毯を置けばいいのですが、日本ではまず床を木で立ち上げます。ここがゴキブリに絶好の隠れ場を提供するのです。


 また単発的に見るゴキブリは下水溝に繋がる排水管を通って洗面所などの排水口から室内に侵入したものです。ですから夜は洗面所や風呂場の排水口は塞いでおくことが肝要です。ついでに洗面所などのオーバーフロー用の開口部も排水管と繋がっていますから塞いでおきましょう。


 これでも侵入してくるとすれば換気扇や網戸のない窓などからということになります。また台所のガスコンロの周辺が汚れていればゴキブリの絶好のエサ場になります。とにかくゴキブリがいるということは不注意と不衛生の証明みたいなものです。身だしなみのひとつと考えて注意しましょう。

無関心 50人に2人

 駅の階段にツバメが作った巣にヒナ鳥が誕生しました。きょう夕刻にどのくらいの人が注目するのか数えてみました。

 

 50人に2人でした。一人は60歳代の男性。もう一人は30歳代の女性でした。みんな忙しくて案外無関心なのですね。私が想像するよりはるかに少なくて驚きました。

2013年6月21日金曜日

笑い話 高潔なヒグマ

村人  「オッ、ヒクマだ!でっけぇ!」

ヒグマ  「!」

村人  「どうしよう。やっぱり死んだふりでいこう。」

ヒグマ 「ウォッー!!!」

村人  「エエイッ、もう一か八かだ。バタッといこう。」

ヒグマ 「また死んだふりだ。こんな卑屈な奴が食えるか。」

スパコン「京」 世界一でなければならないのですか?

 ある国会議員がスパコン「京」の莫大な開発費を懸念して「1番でなければならないのか」と発言して話題になりました。当時は開発に携わる関係者はノーベル賞受賞者まで引っ張り出して、最先端技術は2位では意味がないというような主張をしていました。

 

 科学者たちが思いもよらぬ率直な疑問を投げかけられて呆気に取られている様子を見て痛快でしたが、自分たちの異常な気負いと過剰な権威主義を半ば揶揄されていることに気づいていないのは悲しいことでした。


 今年のスパコンの計算スピードでは「京」は世界第4位でした。関係者は汎用性では負けていないと負け惜しみながら本音を口にしました。日本ではスパコンは軍事利用が主目的ではありませんから営業上は汎用性や使い安さの方が重要です。

 

 つまり何も1番でなくてもよかったのです。本当は研究費というお金が一番欲しかったのです。大学での私の経験では研究者が研究費をあからさまに欲しがるようになったらだいたい終わりです。

2013年6月20日木曜日

もっと我儘に生きられないものか

 今日駅を通りましたらツバメの卵がかえってヒナが3羽生まれていました。あの自分の頭も入りそうな大口を開けた滑稽な恰好には可愛いというか何とも表現のしようのないあどけなさがあります。


 駅の階段は人通りが多いですから天敵とも言うべきカラスは絶対に来ません。人間さえ悪さをしなければ自然界でこれ以上に安全な場所はありません。カラスよりも怖いはずの人間の往来が自分たちを守ってくれると気付いた親ツバメはきっと人懐っこかったのでしょう。


 黒猫ディーンも同じように人懐っこい性格です。私がテリトリーに入ると一瞬のうちに跳んできて泥んこ足のまま抱っこしろとせがみます。膝に乗っかって手の平に持った餌を頬張るのが日課です。初対面の時からそうですから、やはり動物には生まれつきの性格というものがあるのでしょう。


 ところで現代社会は私たちの生まれつきの性格を無視して人間を出来る限り都合のよいロボットのように利用します。私たちはすっかり大量生産される均質な消費財になってしまっています。黒猫ディーンのようにもう少し我儘に生きられる社会を作れないものでしょうか。

政府官房機密費の秘密

 政府には官房機密費というとても都合のよい言わば交際費が毎年13億円以上あります。この機密費の秘密については直接の関係者から聞いたことがありますが、それをすっかり明かすとその人に甚大な迷惑がかかりますので言えません。


 しかし官房機密費の使い方は政権の良識を測るにはもっともいい指標であることは間違いありません。どうも自民党が政権を譲り渡した時には官房機密費の金庫はすっかり空だったようですが、民主党が政権を譲り渡したときには残っていたそうです。とすると民主党の方が良心的だったのでしょう。


 とにかく官房機密費は使途不明金であり領収書も報告書も必要ありません。金庫にはいつも一定額がきちんと置いてあるようですから関係者にとっては無尽蔵の交際費です。毎日400万円近くもどうやって使うのか考えるだけで貧乏人には頭が混乱してしまいます。


 私が300万円で政府に都合のいいことを言うかといえば言わないでしょう。しかし黙っていろと言われて100万円もらったらきっと私でもお金の魅力には抗しきれないでしょう。愛日長アマガエルも100万円で買収されるほどの薄っぺらい人格でスミマセン。これが官房機密費がなくならない理由です。

頭の体操 スキャンダルの克服

 私が聞いたところではある組織が理事長の私的なことでスキャンダルめいた噂が広がり内部が大揺れに揺れて存亡の危機にあるそうです。こういった場合には組織はいったいどうしたらいいのでしょうか。


 まず理事長がそういう噂を根拠のないものだと主張するならば直ちに名誉棄損で噂を立てた当事者を訴えるべきです。公式に噂を断ち切るには法的に対抗するしかないからです。もし訴訟をしなければその噂は真偽とは無関係に本当なのだという確信に変わっていってしまいます。


 次に理事長の噂が組織を存亡の危機に陥れているのですから、まず理事長は噂と組織との関係を遮断するために辞意を含む何らかの公式な対応をする必要があります。しかし理事長に高度な良識があれば別ですが辞めても個人的には有利になることは何ひとつありません。ですから普通は自ら辞めるとは言い出しませんし公式な対応もしません。


 こういう難しいこう着状態から抜け出すには組織はどうしたらいいのでしょうか。答えを探る前にいくつかの前提条件があることを確認しておきます。

 1. 理事長は辞めないし、まともに公式な対応もしない。

 2.組織は存亡の危機にある。

 3.組織と噂との関係を早く遮断しなければならない。

 4.組織は一致団結して苦境を乗り越える覚悟が必要である。

 

 答は理事会がリーダーシップを発揮することです。換言すれば各理事が自立した人間として行動することです。残念ながらこの当たり前のことが日本では最もないがしろにされていてシャンシャン理事会になりがちです。その理由は本当は理事会の責任は理事長以上に重いという認識が欠けているからでしょう。

2013年6月19日水曜日

笑い話 酔っぱらい子猫

「オイ、あの子猫の後姿を見てみろよ。」

「何かよろけているなー。」

「酔っぱらってるのかなー。」

「そんな訳ないだろ。」

「何だ。こいつ見てみろよ。」

「あれー。自分よりでっかい魚くわえてるぞ。」

米大リーグ 車椅子になった選手をドラフト指名という粋な計らい

 東京新聞(6月12日朝刊)に米大リーグで車椅子の野球コーチが名誉あるドラフト指名でダイアモンドバックスに入団予定という記事がありました。


 幸運を射止めたのは高校時代にドラフト指名されたほどの花形選手だったアリゾナ州立大学のコリー ハーンさんです。大学進学して一年生の時にプレー中に頸椎を損傷して車椅子生活が始まりました。ハーンさんの存在は選手たちの励みになると考えたスカウトが球団トップに進言して実現した指名のようです。


 このような粋な計らいのできるアメリカ野球界の懐の深さに対して統一球問題でプロ野球コミッショナーが責任逃れの発言に終始する様子を見ると、日米の野球風土の違いはあまりにも対照的です。これではプロ野球選手が米大リーグに憧れる理由が何となく分かるような気がします。


 また著名な野球評論家には米大リーグの技術面だけを見て鼻であしらう人もいます。スポーツは技術や勝敗だけでは語り切れない人間的なものであるはすなのに、私たちは個性を潰し一種の修行のように考えがちです。こんなところにもプロ野球選手が逃げ出すもうひとつの理由がありそうです。

世界的な年金生活者の大移動時代が来るか

 昨日は20年前にアメリカで一緒に仕事をした元大学学長と歓談しました。夕食にインドカレーを食べながらでしたが、久しぶりのことで3時間以上も過ごしてしまいました。

 ところで先進国ではどこも人口の高齢化が進んでいて年金の財源確保に困っております。今後は年金生活者の生活は苦しくなることはあっても楽になることはまずあり得ません。そんな時代には海外に移住してボランティアをしながら住民の生活向上に貢献するという生き方もありではないかと考えます。

 アメリカではお金持ちの保養地はフロリダかハワイということになっていますが財力がなければそうもいきません。そのため近頃では中米のコスタリカが人気になっているようです。もちろん隣国のメキシコという選択肢もありますが安全面では疑問符が付きます。

 アメリカ人の場合は英語ができますからどこに行っても何とかなります。そんなことが日本人と違って年寄りの海外移住が気楽に語られる理由でしょうが、近い将来に世界的な年金生活者大移動の時代が到来するような気がしてなりません。

2013年6月18日火曜日

ビッグダディ騒動で思うこと

 テレビ朝日のビッグダディとして知られる林下清志さんが本を執筆したり週刊誌を賑わしたりして一気に身辺の動きが芸能界風なものになってきました。私はビッグダディの番組放映があると欠かさず視聴していて林下さんの大ファンです。

 8人を超える子どもたちをほぼ男手一つで立派に育て上げた人間性と精神力には脱帽します。テレビ朝日との契約上の報酬などはどうだったのか分かりませんが、林下さんの逆境での前向きな生き方と子どもたちの性格を知り尽くした上での細かい配慮にはいろいろと親として教られるものがありました。

 林下家式大家族という「自然環境」では、子どもたちが大家族のなかでお互いに揉まれながら自立した人間に育っていきました。また苦労する親の背を見ながら尊敬すべきものは何かを身をもって理解してくれます。私たちがどんなに気負ってみても真似できない人間的エコロジーが感じられる大家族風景でした。

 テレビ放映が終わっていろいろと契約上の束縛がほぐれて家族のみなさんが自由になれるのは大歓迎です。あのようなドキュメンタリーを制作した朝日テレビの努力と林下家の寛容に心から感謝しております。今後は芸能界に振り回されないためにもなるべく執筆で頑張ってください。

笑い話 我慢大会

「今日は恒例の夏至の日の我慢大会だね。」
「みんな準備いいか?」
「クーラーを暖房に切り替えてと。」
「室温は35℃に設定してスタート!」
「......」
「......」
「......」
「30分経過!」
「ウウッ、昨日から風邪で寒気がしててもうダメだ。」

笑い話 ウワキ?

「ウチのお父さん、浮気はウソついてるんだって。」

「お母さん、浮気は絶対に許せないって。」

「わが家では浮気は不仲の原因だと言ってるよー。」

「僕のお兄ちゃんは浮気は見つからないって言ってたよ。」

「私のお姉ちゃんは浮気は大嫌いだって。」

「しかし、ウワキって奴はかなりの悪党だなー。」

2013年6月17日月曜日

日本では珍しい子牛肉

 ヨーロッパを訪れて私たち日本人が肉類で一番戸惑うのが子牛肉です。ヨーロッパでは子牛の肉は非常に好まれていてドイツなどでは子牛肉のカツレツはなくてはならない料理のひとつです。

 

 ここに食生活の歴史に関するフランスの古い本があります。ローマ人は幼若動物の肉を好んだようで、子牛肉とは去勢された2歳の雄牛の肉とされていました。彼らには特に子牛肉は人気があったと記されています。しかし消化が良いはずの子牛肉は不思議にも病人などには禁忌でした。


 子牛肉はローマの時代からヨーロッパ人の好物であったようで今日でもその伝統は受け継がれています。日本ではあまりお目にかかれない子牛肉の料理を是非ヨーロッパを訪れたら試してみてください。チョットしたレストランであれば必ずメニューには子牛肉料理が一つや二つは記載されているはずです。

笑い話 初恋の人

「僕はマキちゃんが好きだったんだ。」

「ミキちゃん綺麗だったなー。」

「ノンちゃんはめちゃ可愛かったよ。」

「そうだ。マキちゃんは亡くなったらしいよ。」

「ホント?やっぱり...」

「エッ?どうして?」

「だって美人薄命って言うじゃない。」

笑い話 お坊さんのチャッカリ

「同級生の木村君はお寺の跡を継いだらしいよ。」

「へーえ、これで彼も生活に困らなくて安心だね。」

「しかし、彼は何でもお賽銭の形にしてくれって言うようになったねー。」

「そういえばそうだなー。」

「どうしてなんだろ?」

「当たり前さ。お賽銭に税金はかからないだろ!」

笑い話 イヌの散歩

「ワン!」

「アナタ。」

「うん、分かってる。」

「ワンワン!」

「アナタ!」

「うん、分かってる。」

「ワワワワワーン!」

「アナタ、分かってないの!」

「うん、分かってる。」

痩せるために 糖質コントロール or カロリーコントロール?

 先日ある医師と炭水化物の摂取を完全に断つ食事療法について話題になりました。私は臨床的なことは分かりませんが常識的に言えばあまり極端なやり方には賛成ではありません。


 私たちの実際の生活スタイルに判断のヒントを求めてみますと、戦前は日本人の多くが一日エネルギー摂取量の80%以上を炭水化物に頼っていました。戦後に西洋的な食生活が普及して脂質によるカロリー摂取量が増加しました。今日では一日に摂取する総エネルギー量の4分の1が脂質によるものです。


 一方で北極圏に生活するエスキモーの人たちはかつてはほとんどが生肉しか食べませんでした。つまりエネルギー摂取量の大半が脂質とタンパク質によるものでした。ただモンゴルなどの肉類主体の片寄った食生活をみるとどうも長寿命は期待できそうにありません。


 結局は食事療法の最終的な評価は健康の維持と寿命との関係で決まると思われます。そのあたりの医学的データがまだ不十分である以上は安易な判断はできません。ただ脂質によるカロリー摂取が多くなってからは平均寿命の伸び率が低下しているように思われ、私は注目しております。


 痩せるための結論としては、まず自分の食生活の分析をします。そして朝食を欠かさないこと、総エネルギー摂取量の20%以上を占める脂質の摂取は10%前半に減らします。また炭水化物を控えるとともに玄米などに切り替えること、野菜類を増やすこと、そして最後に適度の負荷の運動をすることなどでしょう。人間、何でも急がば回れが一番です。

2013年6月16日日曜日

あの国連までが... 科学者として政府の放射線データが悲しい

 6月15日(日)東京新聞朝刊第26面「こちら特報部」の記事で国連科学委員会報告案の根拠となった日本国政府の測定値に疑問符が付けられております。


 2011年3月下旬に飯館村や川俣町にいた15歳以下の子どもの被曝の調査をしたデータに、子どもの首に測定器を当てて測った数値として「0.01マイクロシーベルト」などと記載されていると報道されています。従来の測定器を首に当ててこの数値が出てくることはまずあり得ません。

 

 測定器の機種名が分かりませんので絶対の言葉は付けられませんが、測定器の問題はもちろんながらあまりにも非常識な測定方法と測定値です。こんなものを採用する国連の姿勢にひどく落胆しましたが、今後の疫学調査では正確なデータが存在しないために政府側に都合のよい報告が次々と出てくることでしょう。


 こういう事態を心配して私は正確な放射線量を測定できる高性能な測定器の開発に微力を尽くしてきましたが、完成した測定器は注目されども普及はしておりません。黒猫ディーンの保護と同様に支援者が出てこないのが頭痛の種です。

パリのウンチ騒動の結末 ルイ14世とナポレオン

 19世紀になって下水道が整備される前のパリの衛生状態は筆舌に尽くしがたい散々なものでした。私はパリにいた時にメルシエが著した18世紀のパリ事情に関する古い本を読んだことがあります。そこに描かれていたオペラ座の公演風景は衝撃的でした。


 オペラ公演でトイレに入るとウンチが山盛りになっていて用を足すのもままならない状態だったようです。また街では毎朝自宅の簡易トイレの糞尿を窓から投げ捨てる人たちが絶えず、道路は悪臭に満ち満ちていました。この酷いパリを世界一の美しい都市にしようとしたのが19世紀のナポレオンです。


 鯖田豊之著「水道の文化」によればルイ14世は17世紀のパリの不衛生状態と悪臭に耐えかねて郊外にベルサイユ宮殿を建設しました。私は教科書のルイ14世の写真が今でも記憶に残っていますが、彼は奇妙にもハイヒールを履いていました。子ども心にその理由が分かりませんでしたが、どうもパリの道路の汚物を避けるための彼のささやかな抵抗だったようです。


 パリを逃げ出すことしか考えなかったお坊ちゃん育ちのルイ14世とパリの美化に果敢に挑戦した苦労性のナポレオンの生き方の相違が感じられる興味深い史実がここにあります。やはり可愛い子には旅をさせろというのは至言かもしれません。

もし福沢諭吉が明治天皇にご進講していたら...

 渡辺幾治郎著「明治天皇と教育」によれば、教育勅語とは日本古来からの道徳的理想が結実し、天皇の人格と精神などすべてが反映したものであるということになります。教育勅語は成案までにいろいろと紆余曲折がありましたが結局は明治23年に発せられました。


 もとより明治5年に福沢諭吉の「学問のすすめ」が発行されてベストセラーになりました。これで西洋風の考え方が一般に知られるようになり、学校制度にも西洋的教育観が反映されるようになりました。そこで日本古来の四書五経に依拠する道徳観軽視の風潮に危機感を抱いたのが復古派の人たちで、彼らが傾注したのが明治天皇の徹底的な古典教育でした


 明治天皇からもっとも厚い信頼を獲得した側近が儒学者元田永孚(ながさね)でした。元田は明治5年から侍講として漢書のご進講に携わり明治23年に枢密顧問官の地位にまで昇り詰めて退任しました。元田の経歴を見ると学問のすすめに対抗するかのように皇室に送り込まれ教育勅語の誕生を見届けて退任し、この世を去っていったともいえます。


 歴史にもしはありませんが、もし福沢諭吉が元田の代わりに侍講として明治天皇に「学問のすすめ」や外国事情をご進講していたら教育勅語はなかったでしょう。すると今日の日本はどんなだったか考えてみるのも興味深いものがあります。

2013年6月15日土曜日

鹿の肉を御存じですか

 私はベルリンの壁が崩壊する前の東ドイツでしばらく通訳をしておりました。日本と正式な国交のない頃でしたからもちろん観光では容易に入国できなかったはずです。


 当時の東ドイツの市民用レストランは西側諸国のものとは違っていわば粗末なメニューしか準備されておりませんでした。そんな中で勧められたのが鹿の肉でした。鹿肉は豚肉というよりどちらかというと鶏肉に近い感じですが、その味の品の良さに驚いた記憶があります。


 キノコのソースにクリームと少々の白ワインを加えたとてもシンプルなソースが鹿肉のソテーにかかっておりました。特別に凝った一皿ではありませんでしたが、臭みがなくて鶏肉の味で歯ごたえは豚肉に近い鹿肉ソテーはまさに絶品でした。


 今日でもまだチェルノブイリ原発事故による放射能汚染で鹿肉は食べられない地域もあるという話です。ましてや放射能汚染されやすいキノコのソースなど論外でしょう。残念なことです。

クールビズ 夏靴が欲しい

 今日の東京は30℃近くまで気温が上昇して蒸したためとても過ごしにくい一日でした。こんな気候で余計に不快感がつのる原因が靴にあります。


 普通のビジネスシューズではくるぶしの下まですっぽり入りますから、夏は足の熱が逃げにくくて靴の中が蒸れてしまいます。ヨーロッパではメッシュ皮等を使用したスリッポンのような浅い靴が夏用として販売されており靴を脱げない生活でも快適に過ごせます。


 蒸し暑い日本ですから夏用のビジネスシューズを毎年探してみるのですが快適な夏靴はヨーロッパ製の高価なものしかありません。この夏靴の領域はこれからクーツビズ対策のアイテムとして大きなビジネス領域として育つ可能性のあるのではないでしょうか。

2013年6月14日金曜日

ドイツでも苦しい年金生活

 私の自宅周辺には近頃定年退職者が急に増えてきました。ちょうど30年前に開発された住宅地ですから満35歳頃にマイホームを購入して子育てを終えて定年を迎えるというパターンの人たちが多いのだと考えられます。


 現在の満65歳というとまだまだ元気で働ける健康体の人が多いはずです。そういう人たちがみんな毎日日曜日という生活を送ることになると国の財政負担は増えることはあっても減ることはありません。そうはいっても働けば若い人たちの労働チャンスを損ないかねません。


 ドイツでも一般の年金生活者の生活は楽ではないようです。ドイツの財政状態は国家の累積債務は対GDP比で80%程度ですから日本の200%水準とは次元が違います。それでも年金制度は厳しい状況にあります。一般市民は将来的な年金受給額の不足をどう補うかみな頭を悩ませているようです。


 今後とも先進国の人口は第二次世界大戦後の極端なベビーブームの影響でどこも老齢化が進行していきます。その解決策を見出すのは容易ではありませんが温かい後進国で1年の半分くらいボランティア活動ができる国際的な仕組みができないものかと具体策を考えています。そうすれば生活費は節約できますし社会にも貢献できて一石二鳥です。

笑い話 負の数のお勉強

「今日はマイナスの数の計算です。」

「-3と-2を足すと-5です。」

「?」

「分からないですか。ではダメなりんご3個とダメなりんご2個を足すといくつですか?」

「5個!」

「分かりますね。ダメなものとダメなものを足すとダメなものが増えるのです。」

「分かりました!」

「次は-3と-2を掛けると6に変わります。」

「??」

「ダメな雄鶏とダメな雌鶏を掛けわせると立派な卵を産むのです。」

「???」

「難しいですか?」

「だって、僕はダメ両親なのに勉強できないよ!」

2013年6月13日木曜日

笑い話 地球温暖化

 「今年も暑そうだなあ。」

 「ウン、大気中の炭酸ガス濃度も過去最高だったらしいよ。」

 「これじゃ暑くなるばかりだ。」

 「何とかしなきゃいけないんだろうけど名案はないね。」

 「あー、ネコになりたいよ。」

 「どうして?」

 「汗もかかないしどんなに暑くても平気で寝ていられるもの。」

統一球問題 日本野球機構コミッショナーの上役としての度量

 プロ野球界は現行の統一球の反発力の問題で大揺れしております。日本野球機構のコミッショナーは、直属の部下が「相談した」と語っていたのに、知らなかったと記者会見で断言しました。後になって部下も記憶違いだと自身の言を翻しております。


 コミッショナーはたとえ知らなかったとしても、これほどの大騒動になった以上は自分の指示だったことにするくらいの度量があってもいいと思います。潔く部下の責任を被れないような人がトップに座っていることの方が、野球界にとっては遥かに重大な問題のように思われてなりません。

2013年6月12日水曜日

ノラ猫の尻尾が曲がっている理由が分かりました!

 ノラ猫の世界は厳しいものです。男子敷居をまたげば7人の敵ありと言いますが、これは人間世界のことではなくてノラ猫の世界の話になります。


 猫はそれぞれに自分のテリトリーを持っていますが、発情期などにはオス猫は元気なメス猫を求めて遠征します。当然のことですが他のオス猫とテリトリーの奪い合いが起こります。そこでケンカが始まり負けたオス猫は逃げ出しますが、勝ったオス猫に追いかけられて尻尾をガブリとやられます。


 それだけならいいのですが尻尾をやられると痛いですから振り向いて相手に立ち向かいます。尻尾を噛みつかれたままだと喉を相手に見せて下から反撃する姿勢を取ります。相手は待ってましたとばかりに上から無防備な喉をガブリということになります。


 これがノラ猫の尻尾が曲がっている理由のようです。オス猫は嫌われたくないですからメス猫の尻尾など噛んだりしません。ノラ猫の尻尾観察をしてみてください。曲がっているのはみなオスではないかと思います。

笑い話 黒猫ネコディーンの履歴書

 住所     不定
 出生地    草むら
 両親     父アダム 母イヴ
 兄弟     弟ミィ
 学歴     無し(不登校)
 身長     猫背で測定不能
 体重     3キロ(推定)
 趣味     毛繕い
 好きなこと  女子学生の膝乗り
 嫌いなこと  お風呂
 弱点       猫舌
 得意なこと  猫被り
 自慢     キャッツアイ

2013年6月11日火曜日

笑い話 ポパイ

「街の映画館で懐かしの映画祭があるんだって?」

「昔のポパイも来るらしいよ。」 

「おお、あのホウレンソウ好きのねー。」

「子どもの頃に毎日見たよなー。」 

「でもあいつホントに来られるのか?」

「ウン、ホントらしいよ。」

「映画館が禁煙になったのポパイは知ってるのかなー。」

登山家・冒険家としての故植村直己氏と三浦雄一郎氏

 満80歳を超えてエベレスト登頂に成功したプロスキーヤー・登山家三浦雄一郎氏と冒険家・登山家故植村直己氏の生き方には対照的な姿勢が窺われます。


 植村直己氏は雑草のような経歴の持ち主で、北米大陸最高峰マッキンリーの厳冬期単独登頂を試みて不幸にも行方不明となりました。彼が本格的に登山を知ったのは明治大学入学後でした。登山費用を得るために彼が辿った紆余曲折の人生行路からは、彼のいわば不器用な性格が伺い知れます。


 植村直己氏がエベレスト登頂を果たしたのは1970年5月でした。彼はいわば荷物運搬人同然だったのですが、抜群の体力を買われて幸運にも途中から登頂隊の一員になれました。このエベレスト登頂経験を教訓に彼が目指すようになったのが資金力に物を言わせて山々を征服するのではなくて単独行で登山や冒険をすることでした。


 一方で三浦雄一郎氏は父親が有名な山岳スキーヤーでいわばスキー界のサラブレッドでした。北大卒業後はスキー学校を設立したり、莫大なエベレスト滑降費用などを財界人からの寄付で賄うなどして、天才的なビジネス能力を発揮しました。今回の満80歳を超えてのエベレスト登頂成功は、天賦のスポーツ能力と天才的な企業家精神の持ち主であったからこそ達成できたと言えます。


 孤高の単独行に固執して自然の脅威の前に命を落とした故植村直己氏と資金力と物量に物を言わせて人間の年齢の限界に挑戦した三浦雄一郎氏の生き方からは人生の真髄を学び取ることができます。それは自分を信じて自分なりに生きる勇気の大切さということではないでしょうか。

マリリン モンローの付けまつげ

 大女優マリリン モンローが今日でも生きていれば満87歳です。満36歳の若さでこの世を去っていますから、まさに華人薄命を地で行くセックスシンボルでした。


 荷物を整理していたらモンローの白黒写真を使った古い等身大カレンダーが出てきました。撮影した写真家はモンロー写真で有名なミルトン H グリーン氏です。撮影時期は彼女が27歳でジョーディマジオと結婚する直前だと想像されます。写真では自由闊達ながらしっとりとした色気のある表情が見事に表現されていて彼女が心身ともにもっとも安定充実していたことを偲ばせます。


 私がここで言いたいのは彼女の付けまつげのことです。写真で見る限りは使用しているのは彼女のタレ目をセクシーに見せる部分的付けまつげのように思われます。これが30歳を過ぎてくると瞼のアイラインを全面占領するような露骨なものになっていきます。


 先日通勤電車に乗って前に立っている女性の顔を見たら立派な勢いの付けまつげが瞼のアイラインを飾っていました。確かに少女マンガに出てきそうなまつ毛はメリハリが効きますが、それがあまりにも威張り過ぎると何か不自然な感じがします。お化粧はなるべくさりげなくというのはオヤジの戯言でしょうか。

ダージリンティー ファーストフラッシュの魅力

 私はドイツにいた時はビールを飲んでいましたし、フランスに滞在中はコーヒーでしたし、イギリスではもちろんミルク紅茶でした。貧乏生活がゆえに郷に入れば郷に従えを実践してきました。


 若い頃は床に就く前にカフェイン飲料を取っても眠れないことはありませんでしたが、40歳を過ぎたころから熟睡を妨げられるようになりました。現在はコーヒーはまったく体が受け付けませんし、紅茶も昼を過ぎてからでは夜中に目が覚めて眠れなくなります。ですから朝の紅茶がとても大切な楽しみになっております。


 ところが先日ダージリンティー ファーストフラッシュというダージリン茶の中でも一番摘みの超高級品をプレゼントでもらったので恐る恐る飲んでみました。ファーストフラッシュの入れ方は薄緑色が茶色がかる直前で茶葉を取りだすのが一番いい味だと思いますが、好みにもよるでしょう。


 驚いたのはこのファーストフラッシュの紅茶は寝る前に2杯も飲んでも眠りを妨げられないことです。その理由がよく分かりませんが就寝前の一杯のお茶は気持を和らげてくれ一日に区切りを付けてくれますので大変に気に入っています。カフェイン飲料の弊害で困っていたら一度薄出しで試してみるといいでしょう。

ハリウッド映画とタトゥーと刺青と

 最近ではハリウッド女優でタトゥーと呼ばれる刺青を入れている人を見かけますが、いくら自由な西欧社会といえども一昔前にはなかったことです。


 私がロンドンにいた時に戦前生まれの先生は女性のズボン姿には抵抗感があって自分は着用したことがないと語っておりました。ましてや女性が刺青をするなどということは当時はいくら西欧社会だといってもとても想像できませんでした。


 英国サッカー界の英雄ベッカム選手も背中に刺青があります。日本のスポーツ紙に彼の上半身丸出しの写真が掲載された時には修正されてまっさらな背中になっていました。サッカーは若い人たちに人気のスポーツですから、スポーツ紙が先回りしてタトゥーを消してしまったのでしょう。


 先日予防的乳房切除術で話題になったブラピ夫人の背中にもタトゥーがありました。パーティー会場のドレス姿のアンジェリーナ夫人の背中をテレビ画面で見て驚きました。私はまだタトゥーには何となく違和感を感じます。ましてや凄い刺青をした人を見ればついつい一歩引いてしまいます。


 私たちはハリウッド映画に映し出される夢のような世界に憧れて多分に同じことをしがちです。映画で人前で抱き合ったりキスをしたりするロマンティックなシーンを見て私たちはすぐに真似をするようになりました。あと10年もすると刺青がお洒落アイテムに変身するかもれません。

笑い話 のど自慢大会

 「カンカンカンカンカーン!」

 「おめでとうございます。合格です!」

 「カンカンカンカンカーン」

 「また合格です。おめでとうございます!」

 「カーーーン。」

 「ナニ?もう腕が疲れちまったんか。」

 「残念でした。次の方どうぞ。」

 「カンカンカンカンカーン」

 「合格です。やっぱり腕の問題でしたね。」

2013年6月10日月曜日

笑い話 ホルモン違い

「現代人の精子数は減っているらしいよ。」

「ああ、あの小さなオタマジャクシみたいなのね。」

「環境ホルモンが原因らしいよ。」

「ヤバイなー。俺もホルモンが大好きだから。」

2013年6月9日日曜日

福島でボランティアをしていた友人に甲状腺異常が見つかりました

 原発事故直後から福島県の放射能汚染地帯でボランティア活動をしていた友人のひとりに甲状腺異常が見つかりました。原発事故との関連性は不明ではありますがそろそろ事故由来の甲状腺異常が発生しても不思議ではありません。


 もし福島県の放射能汚染地帯に事故直後に居住ないしは滞在していた人はこれから甲状腺がんの検査を怠らないようにしてください。早期に発見できれば治療が可能ですから油断をせずに定期的に検診を受けてください。


 こういう状況では国が何かをしてくれるなどと待っていないで自主的に早め早めに行動することがとても大切です。異常が発見されなくても損をしたなどとケチな考え方をしないようにしたいものです。

笑い話 教育の形式主義

「国旗掲揚!国家斉唱!」

「君がーあー酔おわー」 

「血よにー良いやちよに刺されー」 

「石野岩男ーとなーりてー」

「こー毛のーむうす馬ーーーでー」

「何だ。歌えばよく歌えるじゃないか。」

「ハイ、先生!」

笑い話 それぞれの悩み

 「トイレが近いなー。最近は勢いがなくてチョロチョロだ。」

 「先生、こんにちは。」

 「おお、山田君。こんなところで。」

 「じゃっ、失礼します。」

 「エエッ。もう終わったの?」

 「いえ、卒論は来週で勘弁してください。」

2013年6月8日土曜日

人間を買収する値段

 物騒な話ではありますが、誰かが個人的な利益を得るために関係者が買収されるときの値段とはいくらくらいなのでしょうか...などというと、そんなことあり得ないと思う人が多いでしょう。ところがどっこいそういうことは実際にあるらしいです。


 私は人を買収したことはありませんし残念ながら買収されたこともありません。ここで買収とは法外な金額のお金を内緒で人に握らせることをいいます。その目的はもちろんお金の力で特別な配慮をしてもらい利益を自分に強引に誘導することです。

 

 ターゲットになるのは融資や認可などに直接関わる責任者ですが、想像ですが政治家もその対象に含まれそうです。実際の買収金額は民間では退職金相当の3000~6000万円と思われます。政治家がらみの事件を見ますと1億円以上というのもあるようです。

 

 時々数十万円の金額で逮捕される役人などもいますが、事がバレるようでは元から収賄をする資格はなかったということです。しかし権力を盾に大金をせしめて陰でほくそ笑む実力者と小遣い程度の小銭に惑わされて収賄罪でつかまる人とどちらが本当の悪者なのでしょうか。

国内のリゾート施設の惨状

 大都市圏から遠隔地にあるリゾート施設は経営に苦しんでいるところが少なくないと思われます。過去の破たん例としては第三セクター事業の雄であった宮崎シーガイア(1994年10月全面開業、宮崎県宮崎市山崎町)が有名でしょう。結局シーガイアは2001年6月に総額3261億円の負債を残して会社更生法の適用を受け、その後2度転売されました。


 私がいた職場でも全国共済組合があり主要都市に豪華なホテルを次々に建設しましたが、残念ながらほとんどが赤字経営のようです。おそらくこれらの費用は組合員の支払う年金資金で賄われているのでしょう。組合員が何十万人もいて損失を補てんできるからまだいいものの、普通ならばシーガイアの二の舞を踏んでいるはずです。


 以上は極端な例ではありますが全国のリゾート系保養施設はどこも将来的な見通しが利かないうえに維持費ばかりが重んで戦々恐々としているはずです。決算ではとても減価償却まではできない状態でしょう。これらの施設が次々と廃墟と化していく前に何とか手を打たなければなりません。私では思いつきませんが何か良いアイデアはないものでしょうか。

2013年6月7日金曜日

笑い話 自主憲法

「日本国憲法はアメリカが書いた押し付け憲法です。」 

「日本人の、日本人による、日本人のための自主憲法を作ろう!」

「うん、英語じゃ読めないもんなあ。」

2013年6月6日木曜日

血液型と性格

 血液型による性格診断がよく話題になりますが、私はあまりこのことは信じていませんでした。


 先日黒猫ディーンたちに学生と餌やりでキャンパスを回っていてこの話が話題になりました。私はほとんど蚊に刺されません。学生は草むらに近づいただけで何か所も刺されていました。そこで出てきたのがO型の人は蚊に刺されやすいという話です。


 蚊は人間が発する赤外線を感知して近づくといわれます。ということは血液型よりも体温の方が蚊に刺される直接的な原因になるはずです。またA型なのにひどく蚊に刺されやすい人もいます。ですからどうも蚊との関係は疑わしいというのが私の結論です。


 ただしネコの性格と毛色との関係はありそうな気がしてなりません。もっともなつきにくいのが三毛猫でもっとも甘ったれが黒猫と思われます。トラ猫は案外ネコらしく気ままで身勝手な性格です。もちろん虐待など受けたりすれば環境要因も大きな影響があるでしょうが、普通に育てばそういうことになると思われます。


 つまりネコは毛色で性格が分かれるのであるならば、人間でも血液型で何かが決まることがあっても不思議ではないかと思いつつあるこの頃です。血液型による性格診断も案外ありかも知れません。

若い頃の正常な体調の記憶が満40歳からのがん早期発見に役立つ

 私たちは満40歳を過ぎてくるといろいろと健康問題が表面化してきます。なかでも気になるがんは死ぬまでにかかる確率(2008)は男性58%、女性43%といわれます。


 がん対策の基本は予防と早期発見にあります。ただガンの予防に役立つ絶対的な魔法の杖はありません。ですからがんの主な予防対策は結局は生活習慣を地道に見直すことくらいしかありません。その基本はまず「群れの中に隠れろ!」といえます。そうすれば少なくともがんに罹患するリスクを減らせる可能性があります。


 世間にはがんとは無縁な人もいれば若くしてがんになる人もいます。こうした現象を統計的に説明すると私たちががんに罹患するリスクは富士山型の分布になります。つまり日頃から健康的な生活を心がけて富士山の頂上あたりに位置する平均的集団に隠れていれば少しはがんのリスクを減らすことができると考えられます。


 次に早期発見です。この基本は若い頃の様子を記憶しておいて満40歳以後は日頃から自分の体調管理・観察を怠らないことです。痛み、尿や便の色・回数、食欲、体重、疲労感、睡眠、体温、身体のしこりなどのセルフチェックが重要です。これまでと違う変化が2週間以上も続いたら迷わずに医師に相談します。そして定期的な健康診断も受けましょう。

 

 がんは予防もありますが早期に気づくことも重要です。そのためには自分の体調の変化を察知する高性能なセンサーを若い頃がら身に付けておくことが大切です。

2013年6月5日水曜日

政治家がビジネスの邪魔しては困ります

 東京新聞6月5日朝刊第3面に野中広務元官房長官団長率いる超党派訪中団についての記事がありま-す。


 野中氏は記者会見で、1972年に当時の田中角栄首相から「両国の指導者は尖閣諸島の問題を棚上げすることで共通認識に達した」と直接聞いたと発言しました。現政権はこれを完全否定していますが、私は野中広務氏の発言の方を信じます。

 

 国際的な約束事を事情が変わったからと勝手に反故にするのは将棋で「待った」をかけるのと同じくらい卑怯なことです。国際社会で日本が孤立してビジネスがしにくくならないように配慮して欲しいものです。

笑い話 小さ過ぎる靴 

  「この靴小さくて。」

  「これは細すぎる。」

  「これも小さいわ。」

  「これもつま先が...」

  「あなたシンデレラにはなれないわね。」

2013年6月4日火曜日

笑い話 再挑戦したいこと

 失業者     「再就職です。」

 仮出所者   「再出発です。」

 離婚された夫 「再婚です。」

 無実の死刑囚「再審です。」

 前国会議員  「再選です。」

 保守系議員  「再軍備です。」

 安〇首相    「再稼働です。」

東大野球部特別コーチ桑田真澄さんの指導法

 6月3日NHKクローズアップ現代で東大野球部の特別投手コーチを務める桑田真澄さんの指導法を特集していました。桑田さんはまずは東大野球部の選手たちは勉学では優秀でも真面目すぎて常識に疑いを持たないことが問題であると語っていました。


 選手たちは技術不足や経験不足を補い弱さを克服するためには練習に人一倍の時間を掛けて取り組まねばならないと信じて疑いませんでした。彼らにとってはそれが弱い者が強くなるための定石でした。しかし彼らは厳しい長時間練習を重ねながらも結局は六大学野球で屈辱的な50連敗目を喫して現状を打破できませんでした。


 桑田さんは東大の連敗経験を見つめながら一つの貴重な教訓を導き出しました。それが各自が頭を使って自分に自信が持てるようになる練習を実践しようという励ましでした。そのためには選手が自立して練習と厳しく向き合えるように意識を変えることが必要であると説得していました。


 桑田さんの言葉には彼の長い一流の野球経験が凝縮したような重みが感じられ格言めいた説得力がありました。陳腐で感情的な言葉で叱咤激励するのではなくて考える人桑田真澄さんの面目躍如といった静かな指導法でした。

笑い話 午後のドラマ

 「オーイ、いつものドラマが始まるよ!」

 「わかったわ。事件が起きないうちに行くから。」

 「オーイ、もうコマーシャルが終わるぞ!」

 「すぐ行くから...」

 「オイ!もうやられちゃったよ。」

 「アラ、わたしがあなたと会った時みたい。」

笑い話 無神論者

 「私は本当に悪い人間だと思います。」

 「苦しんでいるのですね。」

 「ハイ。どうしたら善人に生まれ変われるかいつも考えています。」

 「神を信じなさい。きっと善人になれます。」

 「チェッ。それじゃ俺には無理だ。」

2013年6月3日月曜日

笑い話 クリスマスケーキ

 「日本のXマスケーキは丸いショートケーキ風という感じだね。雪のイメージかな。」

 「フランスのはロールケーキに茶色い生クリームを塗った細長い丸太だね。」

 「イギリスはXマスプディングで有名だね。釣鐘型の茶色い発酵フルーツケーキさ。」

 「アメリカのクリスマスケーキは特に決まったものはありません。」

 「じゃー、日本のあのクリスマスケーキはいったいどこから来たのかなー。」

 「もちろんサンタさんさ。初めて布教活動で来日した時のプレゼントだったらしいよ。」

株式市場の下落による損失の問題

 6月3日(月)の株式市場前場では日経平均株価が13420円となりました。年初来の高値は5月22日の15627円ですから下落率は14%ということになります。この日経平均株価の下落分を取り戻すにはこれから16%の上昇が必要になります。


 さて株で損失が発生した場合にそれを取り戻すには以下のような関係があることを忘れてはなりません。ここで私が勝手にリカバー率と呼ぶのは下がった株価が買値に戻すために必要な値上がり率のことです。


   損失10%  リカバー率11%

   損失20%  リカバー率25%

   損失30%  リカバー率43%

   損失40%  リカバー率67%

   損失50%  リカバー率100%


 このように損失割合が大きく拡大するとリカバー率は放物線状に急激に上昇して結局は損が損を呼び込む絶望的な状況に陥ることになります。ですから株価が予想を外れて10%以上の下落率を見せたら慎重を期して損切りのために売るチャンスを探すことも考えるべきではないでしょうか。

老婆の裸体という考え方

 東洋のロダンと称される彫刻家の故朝倉文夫氏はロダンの彫刻「美しかりしオーミエール」を「老婆の裸体」と呼んでいるようですが、私の考えは少し違います。私なりに理解するロダンの芸術観では老婆は赤ちゃんと同様に裸体芸術の対象ではないと思うからです。ではなぜロダンは老婆を作品にしたのでしょうか。


 人間の誕生から死にいたるまでの道程は性への執着の履歴と見ることもできます。幼少期の自我の目覚めとともに男女の相違に気付き異性への興味が膨らんできます。そして青春期から壮年期の出産と子育てに適した生殖期を経て老年期に入ってくると、肉体の衰えが進んで性への執着の残り火の中で死の実感がわき上がってきます。その葛藤が老年期の特徴です。


 男性のロダンにとっては、生命とは主にこの性への執着のダイナミズムのことであって、そのためのモチーフが裸体であったと思います。一方でロダンがあの老婆の肉体に見ていたのは裸体ではなくて、老年期の葛藤を超越した人間の尊厳に満ちた姿でした。つまりロダンは「美しかりしオーミエール」で老婆の姿を使ったからこそ生命の尊厳を表現できたと言えるのではないでしょうか。

2013年6月2日日曜日

笑い話 クラスコンパ

 「みんな今日は打ち解けてるなー。」

 「それぞれの素顔が見えて勉強になるよ。」

 「しかし、五郎君は羽目外し過ぎじゃないか?」

 「何やっても的外れの落第生なんだなー。」

 「でもアイツ弓道部らしいぜ。」

2013年6月1日土曜日

笑い話 花火大会

 「オーッ、六尺の大玉だ!」

 「キャー!バラバラ火の粉が落ちてきた。」

 「鍵屋ー!」

 「スッゲー、今度は100mのナイアガラの滝だ!」

 「タマヤー!」

 「ニャー!!!」