小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年10月17日木曜日

プレスリーの見たもうひとつのアメリカ、そして今日の日本

  安倍首相が国会の所信表明演説で「(成長戦戦略の)目指すところは、若者・女性をはじめ、頑張る人たちの雇用を拡大し、収入を増やすことにほかならない」と述べました。


 よく考えてみると成長戦略と雇用拡大や収入増は必ずしも直結しません。特に若者・女性そして頑張る人のためというならば、そうなるべき仕組みを政策として整備しなければならないのに、そこはまったくほったらかしです。結局は安倍首相の言う成長戦略で潤うのは財界だけということになりかねません。


 また首相は頑張る人はと言いますが、お金はない、体力も普通、もちろん頼れるコネもなければ家庭環境も不遇な場合に人間は頑張れるものでしょうか。逆境をバネにして頑張る人こそ尊いのだと言われそうですが、それは恵まれた人間の言う詭弁でしかなく、頼る物や人のいない人間に気安く頑張れなどと言うのは無責任ではないでしょうか。

 

 絶望的な環境にある人の苦しみや悲しみを歌って社会の矛盾を訴えたのがエルビス プレスリーの名曲『In the ghetto』です。私はこの歌を時々は聞いて、世の中には頑張る術さえ持たない境遇の人がたくさんいることを忘れないようにしています。