小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年10月31日木曜日

アメリカ、イギリス、フランス、ドイツの違いは?

 国家機密情報の保護について主要先進国では基本的な考え方が二つに大きく分かれているようです。私は米英独仏の4カ国には長らく生活したことがありますので、この二つの流れの相違には何となく納得してしまいます。


 米英では国家機密の漏えいは国家への反逆とみなされる一方で、独仏では報道の自由を保証して市民社会を守ろうとする姿勢が見られるようです。日本の特定秘密保護法案は米英の流れに追随する形になろうとしています。


 私が一般市民として生活してみてもっとも政治的な圧迫感を感じなかったのがフランスでした。街のお巡りさんも案外融通の効く存在で日本人としては驚くことも時々ありました。そんな経験は他の3カ国ではありませんでした。


 しばらく住んでいたからといって知ったかぶりして語るのは不謹慎かもしれませんが、ヨーロッパ共同体の機運が盛り上がってきた1980年代以降に自ら戦争を仕掛けたことのあるのが米英であり、そうでないのが独仏となります。次第に西欧社会もこの二つの流れに別れて発展していくのでしょうが、日本はどうしたらいいのでしょうか。