小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年8月31日土曜日

帝国軍人の証言

 保守系月刊誌SAPIO(9月号)に90歳になるかつての帝国軍人25人の戦争体験が証言の形で掲載されています。この記事で気になるのが旧日本軍の慰安婦や南京大虐殺や細菌兵器研究などへの関与については否定も肯定もせず、誰一人としてまったく触れていないことです。


 もちろん保守系の人たちが自分たちに都合の悪い記事を書くはずはないのですが、真剣に戦争と対峙するならば避けて通れない問題であることは明らかです。彼らの証言は戦争の悲惨さを伝えるには十分に説得力のある内容ではありますが、そんなことは分かり切ったことで生き残りの帝国軍人がわざわざ人生の最期に証言するほどの事ではありません。


 戦争に行って生き残った軍人さんは真実を天国に連れていって闇に葬ることは許されません。戦後70年も経過しようとしているのに、彼らが未だに戦前の忌まわしい呪縛に心の自由を奪われているとしたら残念で仕方がありません。