小室圭さんをシッタベンレイ
ノーと言って金満世界を変えよう
とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。 東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。 そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...
2013年8月31日土曜日
日本マクドナルドが不振で社長交代で思うこと
マックでおなじみのマクドナルドの社長交代が報道されています。理由は業績不振のようですが、街の風景にはなくてはならないマクドナルドの低迷は気になります。
私の住む町にも駅前の超一等地にお店があります。またお隣の駅前にも有りましたが2年前に閉店しました。数年前から気になるのが衛生面でのサービス劣化です。例えば天井埋め込み型エアコンの吹き出し口のフィンが汚れていたり、天井に空気の流れに沿って汚れが広がったりしています。またトイレの衛生状態は飲食店のものとして決して褒められたものではありません。閉店にいたったお店ではレジ係がお金の授受をした手でハンバーガーを作っていました。
こうした問題点は安売り競争のための経費節約の結果なのかもしれませんが、微妙に消費者の心理に影響するのではないでしょうか。アルバイトの多いハンバーガー店や牛丼店では衛生管理の責任者をきちっと教育していくべきかと考えます。
日本の働く軽トラックにエールを
先進国の中で日本の働く軽トラックに相当する車両を生産できる国はありません。自営業の人たちや職人さんから運送配達業の人たちそして第一次産業の従事者には絶対に欠かせないのが日本の軽トラックです。
日本の軽トラックの凄さは10万キロ以上の走行距離を簡単にクリアする耐久性と小回りの効く扱い安さそして必要あらば高速道路も安心して走ってしまえる安定性にあります。アメリカでは日本の道路事情とは違っていますので軽トラックの大きな需要は考えられませんが、古い狭い路地も多いヨーロッパではきっと高い評価を受けるはずです。
とにかくあまりに地味な存在で知られていない日本の軽トラックの凄さを再評価したいものです。頑張れ日本の軽トラック!
笑い話 犬猿の仲
1.犬と猫(フランスの諺)
2.夫の浮気相手と本妻
3.読売と朝日の新聞販売員
4.ラブホテル経営者と国税庁
5.警察と暴走族
6.右翼と共産党
7.石原前都知事と中国
8.安倍首相と日教組
2.夫の浮気相手と本妻
3.読売と朝日の新聞販売員
4.ラブホテル経営者と国税庁
5.警察と暴走族
6.右翼と共産党
7.石原前都知事と中国
8.安倍首相と日教組
富裕層に見られる二つの流れ
日本でも貧富の差が拡大していると言われます。大学で教えていた経験からしますと富める階層では二つの流れが急速に進んでいるように思われます。
その一つが医学部志望です。国公立の医学部は難関ですが、昭和40年代半ばに新設された私立医科大学のほとんどは2~3年浪人すれば普通なら何とかなります。これら30数校の医学部は年間授業料1000万円というバリアーがあってお金持ちしか入ることはできません。
もうひとつが有力大学に入れなかった場合のアメリカ留学です。現地で英語の語学研修から始めると年間数百万円の資金が必要になります。大学付属の語学研修を修了すれば自動的にそこに入学させてくれます。アメリカでは4年間で卒業するという日本的義務感はありませんから、別に急がなければ何とか卒業できるのが実態です。
アイドルになりたい 女子学生のつぶやき
先日通勤電車にチアリーディングチームと思われる女子学生集団が乗り込んできました。かなりの大声でしたので話の内容は周囲には筒抜けでした。よく聞いてみるとひとりの学生の人生計画で盛り上がっていました。
話題の学生はどうもアイドルになりたいと思っているようで、大学卒業後に5年間は有り金をつぎ込んで挑戦したいという話でした。彼女の雰囲気からは浮ついた気持ちからの出来心ではなくて悲壮な決意のように思われました。話は、アイドルになるためにはいわゆる体を張ってでも勝負するという方に流れていって、友人たちは心配そうに聞き入っていました。
私の知人(故人)の例で言いますと、彼には女優志望の人たちがしきりにチャンスを求めて近寄ってきていました。そのうちにおかしな男女の師弟関係ができあがり利用されるだけの奇妙なことになるケースがありました。そういう過去の経験から、私は芸能界は何でもアリの恐ろしい世界だという偏見をどうしても拭い去れません。
2013年8月30日金曜日
アメリカでどんどん進む原発廃止
8月27日にアメリカの電力大手エンタジーがヤンキー原子力発電所(1972年運転開始)を廃炉にすることを決めました。今年に入ってすでにアメリカでは5基目の停止又は廃炉決定です。
アメリカの原発事業は民間事業で日本のような国家事業ではありませんから、経済的に割に合わないとなればすぐに廃炉です。近年では安価なシェールガスの普及で天然ガスタービン発電は俄然脚光を浴びています。これは熱効率は原発の2倍で建設費は原発の数分の1なのですから、この調子でアメリカで廃炉が進むと数年後には日本が世界一の原発大国になってしまいかねません。
シェールガス採掘には環境破壊のリスクがあると懸念されていますが、原発の捨て場のない放射性廃棄物の危険性に比べればまだましだということでしょうか。何はともあれ節電に努めましょう。
腰痛 ゴルフ石川遼選手の成績不振
ゴルフで活躍している石川遼選手が腰痛に苦しめられて近頃の成績は思わしくありません。本来ならば実力のある石川遼選手ですから、不甲斐ない状況にストレスも大きいはずです。
もともとモデルのようにスラリとしていて下半身がひ弱な感じのする石川選手です。彼は豊富な練習量でプレーへの自信を高めていく生真面目なタイプのようですから、いつかは腰が過度の練習の負担に耐え切れなくなって悲鳴を上げるであろうことは想像できたはずです。
本来ならばトレーナーが説得して“急がば回れ” というように練習量を制限してじっくりといくべきだったのですが、彗星のごとくに現れてたちまちゴルフ界の貴公子となった石川選手としては、余計に責任を感じて猛練習にのめり込んでいったのでしょう。
彼を芸能人扱いして騒ぎ立てて先を急がせた周りの責任も大きいと思います。日本ではスポーツ選手は消費財でお金儲けの道具に過ぎないという安易な感覚が支配的な現実も、石川遼選手を苦しめることになった一因でしょう。
石川遼選手の苦しみを見て日本のスポーツ界そして日本の社会が若者を大切にできるように変わってくれることを願っています。
もともとモデルのようにスラリとしていて下半身がひ弱な感じのする石川選手です。彼は豊富な練習量でプレーへの自信を高めていく生真面目なタイプのようですから、いつかは腰が過度の練習の負担に耐え切れなくなって悲鳴を上げるであろうことは想像できたはずです。
本来ならばトレーナーが説得して“急がば回れ” というように練習量を制限してじっくりといくべきだったのですが、彗星のごとくに現れてたちまちゴルフ界の貴公子となった石川選手としては、余計に責任を感じて猛練習にのめり込んでいったのでしょう。
彼を芸能人扱いして騒ぎ立てて先を急がせた周りの責任も大きいと思います。日本ではスポーツ選手は消費財でお金儲けの道具に過ぎないという安易な感覚が支配的な現実も、石川遼選手を苦しめることになった一因でしょう。
石川遼選手の苦しみを見て日本のスポーツ界そして日本の社会が若者を大切にできるように変わってくれることを願っています。
2013年8月28日水曜日
柔道だけではなくてアニメやマンガも日本から逃げ出すか?
フランスでは登録柔道人口は日本よりも多くて2倍以上だと言われています。フランスの総人口は2012年現在で6500万人ですから、逆に日本の半分です。ということは柔道の普及率は4倍ということになります。
柔道は今日でも日本のお家芸だと思っている人が多いと思います。しかし日本は柔道の発祥地ではありますが、もはや柔道の本拠地ではなくなっています。特にフランスでは柔道の優秀な指導者の育成に組織的に取り組んでいますし、青少年の事故防止にもしっかりとした体制が整備されております。
日本では事故防止対策や議論が不十分なまま小中学生に柔道などの武道の義務化を強行してしまいました。また日本柔道連盟の不祥事やら指導者のセクハラやらと、とても世界の柔道界を背負っていけるような人材も環境もありません。
この傾向はアニメやマンガの世界でも同じことが起こりつつあるようで心配です。料簡の狭い人たちが巻き起こした「はだしのゲン」騒動もその流れを象徴しているのではないでしょうか。どうも日本の文化の屋台骨が一挙にぐらついて来ているように思われてなりません。
中性脂肪の話
キャンパスで猫たちに餌をやって歩き回っているとかつての教え子や同僚にたびたび遭遇します。先週は自慢できるほど中年太りだったはずなのにすっかり痩身になった二人の男性教員に会いました。
一人はアルコールを断って水泳を始めた人、もう一人は毎朝ジョギングを続けている人です。あまりの変化が気になって聞いてみると、二人とも運動を始めたお蔭で10キロ以上痩せてスッキリした体格になったようです。両人とも健康診断で異常だった中性脂肪などの数値がすべて正常になったと誇らしげでした。
中性脂肪値を下げる薬は副作用もあるようで、その安易な使用には疑問が投げかけられています。健康診断で異常値が出たら初めから薬に頼るのではなくて、日頃の不摂生を反省して生活に運動を取り入れてみたらどうでしょうか。近頃はガンの予防にも運動の大切さが認識されつつあります。
2013年8月27日火曜日
消費税問題と将来人口
政府は消費税を上げた時の景気への影響について意見を聞くために集中点検会合を開いたそうです。消費税1%上げて2兆円の税収増といわれますから、5%上げれば10兆円になります。 総額1000兆円の政府の借金に対しては毎年10兆円の税収増も焼け石に水です。
これから日本の総人口は50年後に8000万人になり、100年後には4000万人まで減少すると推計されています。消費税を1%上げるごとに2兆円税収増の水準をいつまで維持できるのかわかりません。数年後には税収増はなくなって元の木阿弥で高い消費税率だけが残ったということになるのが心配です。
注 人口推計は国立社会保障・人口問題研究所(平成24年1月30日公表)による
2013年8月26日月曜日
はだしのゲン 閲覧制限騒動から見えてくるもう一つの現実
松江市前教育長福島律子氏(67)は、はだしのゲンの描写についてある男性からの執拗な抗議を市議会が取り上げる(不採択)に至って、12月に閲覧制限の要請に踏み切ったと語っています(東京新聞8月24日朝刊)。当の福島氏は今年4月に松江市総合文化センター館長に転身したようです。
人間は老後が気になりだすと人の事より自分のために仕事をするようになってきます。特に65歳から先のことを考えるとなりふり構わずに自己宣伝に奔走する人たちがたくさんいます。そういう風景はとても寂しいことですが、ビジネスの分野だけではなくて残念ながら教育の分野でも同じです。
騒動の種を作った福島氏は館長のポストを確保するために手柄を立てようとしたとは考えたくありませんが、もっと若い有能な人材に館長ポストを譲れなかったところをみると、何となく余計な事を考えてしまいます。みなさんの周りにも高齢を顧みずに要職を手放さない人たちはいませんか。
笑い話 犬猿の仲
犬 「犬猿の仲って言うの知ってるか?」
猫 「お互いに顔を背ける険悪な関係という意味でしょ。」
犬 「そうだ。俺は尻の赤い猿なんてまっぴらご免だ。」
猫 「お尻が赤くないのもいるよ。」
犬 「猿のくせしてカッコウ付けてるのが余計に許せん!」
猫 「やっぱり犬猿の仲なのね。」
渋谷公園通りにまき散らされる音のゴミ
たばこと塩の博物館が閉館となるというので展示してある浮世絵が見たくて行ってきました。閉鎖された電力館と勘違いして迷子になってしまい、公園通り周辺をしばらく歩き回りました。
公園通りでは大型トレーラーが宣伝車に衣替えしてPOPグループやタレントの宣伝のために大音響で音楽を流して走り回っていました。たばこと塩の博物館から渋谷駅に歩く間に7台の宣伝車が大きな騒音をまき散らして通過していきました。
渋谷駅から渋谷区役所そしてNHKへと続く公園通りは街中を当てもなく散策するには恰好の場所でしたが、あの所構わずにまき散らされる騒音のゴミの中では苦痛で仕方がありませんでした。芸能界の論理が街までをも侵食している姿に違和感を覚えるのは私だけなのでしょうか。
笑い話 考え過ぎ?
「僕は絶対に道路信号は信用しないんだ。」
「確かに信号無視の車があるからな。」
「青になっても必ず安全を確認するんだ。」
「えらいなー。僕なんか赤でも車が来なけりゃ渡っちゃうよ。」
「だろっ!車が来ないのに赤になる信号が信用できるか?」
2013年8月25日日曜日
ネコの歯肉炎・歯周病には
ネコが体力を落として免疫力が低下すると歯肉炎を起こして口がトロトロ状態になります。獣医さんに聞くとステロイドがいいと言われますが、必ず再発します。
そんな時には私は素人療法で水に浸した脱脂綿にヨードのうがい薬を2~3滴付けて口腔内を丁寧に消毒してやります。我が家のネコたちも一度口がトロトロ状態になりましたが、このヨード剤の消毒が効いたのか一発で完治してから再発もありません。
この方法はある知り合いの歯科医から口腔内の炎症にはヨード剤が一番良く効くということを聞いて思いつきました。問題はヨード剤には強いアレルギー体質の人がいますから、ネコとはいえいきなり使用するのは危険です。まずは微量で異常反応をしないか試してみてからにしましょう。
ネコの餌を食べたことありますか?
今日は動物愛護家のアメリカ人とネコの餌をいろいろと食べ比べてみました。ネコの餌と言えばキツイ魚のニオイがするものと思っていましたが、そうでもありませんでした。
彼が教えてくれたネコが一番好んで食べる普及品というのはアメリカ製でした。原料は鶏肉で魚は入っていません。粒を噛んでみると全体が均質でカリッとしています。確かに低価格にありがちな厭な雑味もありません。
極め付きのお勧め品は驚愕ものでした。製造はグルメの国フランスです。彼の説明ではどんなに食欲のない病猫でも喜んで食べるそうです。この餌はもはや動物の餌の次元を越えていて、人間様のおやつの領域にも入り込もうかとも思わせる逸品です。
この製品は粒を噛むとまさに高級なスナック菓子を食べているようでまったく動物の餌らしいニオイや雑味がありませんでした。噛み砕いた時のカリカリ感といい、その後の香ばしさといい、食感といい、もはや塩気のない高級スナック菓子でした。
いろいろとネコの餌を試食してみて動物愛護に対する西欧先進国の意識の高さを思い知らされました。
2013年8月23日金曜日
福島原発事故 もはや東電を非難している場合ではない
新たに別の貯蔵タンクからの汚染水漏れが発見されました。汚染水の管理が杜撰だったところをみると見て見ぬふりをしていたのでしょうが、そんな消極的な姿勢では事故現場を放棄して逃げ出すのと同じです。
毎日汚染水は数百トンずつ増えていきます。冷却期間を例えば10年と仮定しますと、これから1000基以上の新規貯蔵タンク(容量1200tの場合)が必要です。冷却が不要になっても、もし建屋内への地下水流入を止められなければ廃炉は困難でしょう。そのうえこの汚染水は永久的に廃棄できません。
そこで建屋内への地下水流入を阻止するために建屋周囲の土壌を冷凍装置を使って凍結させて遮水壁を作る計画が浮上しています。いざ実施となっても逆に汚染水が原子炉外へ大量に流れ出て回りまわって海に流入することになったら、この冷凍作戦は意味がなくなります。
このように地下水流入と汚染水の発生は何百年どころか永遠に続いて、日本中が汚染水の貯蔵タンクでいっぱいになってしまうというウソみたいな話が本当になってしまいかねません。このことが分かれば原発推進の可否については答は簡単に出るはずです。
毎日汚染水は数百トンずつ増えていきます。冷却期間を例えば10年と仮定しますと、これから1000基以上の新規貯蔵タンク(容量1200tの場合)が必要です。冷却が不要になっても、もし建屋内への地下水流入を止められなければ廃炉は困難でしょう。そのうえこの汚染水は永久的に廃棄できません。
そこで建屋内への地下水流入を阻止するために建屋周囲の土壌を冷凍装置を使って凍結させて遮水壁を作る計画が浮上しています。いざ実施となっても逆に汚染水が原子炉外へ大量に流れ出て回りまわって海に流入することになったら、この冷凍作戦は意味がなくなります。
このように地下水流入と汚染水の発生は何百年どころか永遠に続いて、日本中が汚染水の貯蔵タンクでいっぱいになってしまうというウソみたいな話が本当になってしまいかねません。このことが分かれば原発推進の可否については答は簡単に出るはずです。
2013年8月22日木曜日
笑い話 卒業式
「仰げば尊しわが師の恩...」
「昨日追試験通って卒業式に滑り込みセーフ。」
「僕はやっと就職も決まったよ。」
「勉強はしなかったけれどもやっぱりウルッときちゃうねー。」
「あれっ、先生も 泣いてるの?」
「ウン、君達がいなくなるのが嬉しくって...」
ひとりで反省できても更生はできない
身寄りのない受刑者を引きとって店員として雇って面倒をみている会社の社長さんの言葉です。
もし私が60歳を過ぎて刑期を終えて出所しても、手持ちのお金はなくて身を寄せられる当てもなければ、結局はどこに行ったらいいのか途方に暮れてしまいます。履歴書を書けば当然ながら前科者であることも分かってしまいます。そんな絶望的な状況にある出所者に働く場所を提供してくれる人がいるのですから、世の中はまだ捨てたものではありません。
しかし、こういう善意の人に頼っていてはいつまでたっても出所者の前途は暗澹たるものです。またこの社長さんでも、殺人、性犯罪、薬物の前科があると雇わないようです。出所者の雇用を図る仕組みを社会で用意しないと高い再犯率は改善できません。行政はなぜ動かないのでしょうか。
2013年8月21日水曜日
カット打法の名手 花巻東高校千葉翔太選手の涙
高野連の全国高校野球選手権大会本部がカット打法で粘って投手を泣かせた花巻東高校千葉翔太選手に対して注意を発していたことが報じられています。
バントの構えをしながら好球を待つためにファウル打ちをするのは野球規則に抵触する可能性があり、審判がバントと判定することもあると告げられたようです。これでは千葉君はツーストライク後にファウルをすればバント失敗とされてアウトということになります。千葉君は先回の試合でひとりで投手に40球以上を投げさせたカットマンでした。
連戦が続く甲子園大会で千葉君のようにファウルで粘られては連投の投手がもちません。大会本部が甲子園野球の崩壊を危惧して言いだしたのが高校野球特別規則17でした。これはスリーバント失敗の言い訳を許さないための規則であって、カット打法を許さないためのものではないはずです。まさに本末転倒というのはこういうことを言うのでしょうが、千葉君を号泣させて教育が泣きます。
2013年8月20日火曜日
福島第一原発の汚染水の深刻な事態 レベル3
福島原発の汚染水の貯蔵タンクからの300トンの漏水が発見されました。まずタンクに貯蔵されている汚染水とは次のようなものです。
爆発した原子炉内では被覆管から溶け出した核燃料が塊になって冷却水に浸っています。この核燃料塊は核分裂は停止していても勝手に大量の発熱を続けていますから冷却しなければなりません。そのために稼働しているのが急ごしらえの冷却システムです。稼働中の冷却システムはむき出しになった熱い核燃料にバケツで水を直接ぶっかけて冷やしているようなものです。
そのぶっかけ水が “汚染水” ですから核燃料が混入しています。“汚染水” からセシウムは除去されているようですが危険なウランやプルトニウムやストロンチウムなどを含んでいますし、強力な放射線も発しています。今回の現場の漏れ出した汚染水の放射能は毎時100㍉シーベルトあって、とても普通は人間は近づけません。
福島の “汚染水” は現在のところ約25万トン貯まっています。原子炉に流入してくる地下水分(300トン/日)だけでも “汚染水” の蓄積は将来的には100万トンにもなりかねません。国際社会もこの汚染水問題にただならぬ危機感を抱いていますが、増え続ける “汚染水” 対策はタンクに入れて半永久的に安全に保管する以外に方法はありません。
2013年8月19日月曜日
荒れた夏の高校野球の分析と予想!
昨日8月18日(日)の甲子園の高校野球は荒れました。合計4試合が行われて、結果は9-1、10-0、7-1、8-0と大差が付きました。この猛暑の中では結局は投手が先にへばった方が負けという状況になってきています。
昨日の4試合の得点パターンを前半、中盤、後半に分けて見てみますと下記のようになります。
前半 4点
中盤 16点
後半 16点
この結果を見ればはっきりと中盤以降が荒れる消耗戦であったことが分かります。勝利チームの投手はまだ体力が残っていてすべて9回完投しています。負けたチームの投手は中盤以降に力尽きて大崩れしてマウンドを降りました。
優勝までには残り3試合でまだ道半ばですから、猛暑の中で何が起こるかわかりません。次の準々決勝の試合でいかにエースを楽にさせられるかと日程の有利性が優勝へのポイントでしょう。私の予想では複数投手を持つチームが優勝すると思っています。
ネコは自分の死臭を感知する...と思う
黒猫ディーンたちのノラ猫集団を世話しているとネコの餌について気付くことがいろいろあります。まず、ネコの評判(?)は固形餌の場合には確かに値段に比例します。
安い固形餌(2.1㌔で350円)でも1日目は食べますが、2日目になるとほとんど食べなくなります。学生が高級な固形餌を持ってきてくれると安い餌にはまったく見向きもしません。また、自分以外のネコの唾液のついた餌も食べませんし、長く放置された餌も嫌います。何が違うのかよく分かりませんが、恐らくニオイではないかと思います。安い餌は原料の魚などの鮮度が悪くて処理されても腐敗臭が残るのでしょう。
ネコは死ぬときに姿をくらまします。体調が悪くて邪魔されずにジッとしていたいのでしょうが、自分のテリトリーを死臭で汚したくないという本能もあるように思われます。ということはネコは自分の死臭を感知しているということになりそうです。
2013年8月18日日曜日
戦争と無人攻撃機の恐怖
20世紀初頭に始まったベルトコンベアを導入した生産方式はアメリカのフォード自動車工場が有名です。この大量生産方式では、これまでと違って人間は高度に分業化された持ち場でベルトコンベアで運ばれてくる製品を組み立てていくのが特徴です。こうした人間性が工場などから失われて人間がロボット化していく社会を批判的したのが喜劇王チャーリーチャップリンでした。
1960年代に入ってこの大量生産方式の現場にロボットが登場して積極的に工場に導入されていきます。この産業用ロボットは人体の形はしていませんが、次第にコンピュータ制御も導入されて人間よりも正確かつ精密な作業をエンドレスできるようになり、今日ではロボットが導入されていない工場はほとんどありません。
さて戦場も結局はロボット化の進む一種の工場に例えることができ、危険な戦闘行為は可能な限りロボットに代替させたいところです。しかし、分業可能な工場と違って敵の行動に臨機応変に対応するためには人間によるロボット遠隔操作が不可欠です。こうして21世紀に進展する戦争のゲーム化時代には、戦場で戦う敵国兵士とロボットを遠隔操作する子育てパパという構図も可能です。
こうなると従来の戦場の概念が一変してその地理的境界がなくなり、戦地から遠く離れた本土へのテロ攻撃が横行する危険性があります。結局は戦争の無人化はテロの実行とテロへの報復の応酬に発展しかねません。この泥仕合の招来こそが大きな殺戮力以上に無人攻撃機の恐ろしいところではないでしょうか。
2013年8月17日土曜日
2013年8月15日木曜日
笑い話 南は暑い
「四国で4日連続で最高気温40℃を記録したところもあるらしい。」
「これは日本だけではなくてヨーロッパ、アメリカ、中国などでも同じだよ。」
「今夏は北半球はとにかく暑いんだ。」
「当たり前だろ。お日さまもわざわざ暑い南方には行きたくないだろ!」
もっと放送大学を活用しよう!
私は大学は特に文系の場合は必ずしも修業年限4年以上でなくてもいいという考え方です。アメリカの大学の理事時代にはカリキュラム等を改良して最短で3年弱で卒業できる道を開いてもらいました。私がいた大学でも成績優秀ならば学部は3年で修了して大学院に進学できる道を提案して認めてもらいました。
今日の大学の講義は文科省や外部評価機関などのあまり意味のない締め付けがあって授業内容がどんどんと放送大学化してきています。ですから私は一般の大学は卒業単位の1/4までは放送大学の単位を認定すればいいと思っています。こうすれば約100万円の学費節約になり、レポートの書き方なども学ぶことができ、必要あらば働きながら勉学を続けることも無理ではありません。
この放送大学の問題点は、安い授業料、高い講義内容の均質性そして学び方における自由度の高さなど長所が多過ぎて、とても普通の大学では太刀打ちできないために無視されるところです。良いものが売れるとは限らないのが世の習いというものでしょうが、返す返すも放送大学が普及しないのは残念で仕方ありません。
8月15日 自由の履き違え
ある雑誌に首相の靖国参拝は自分との約束事だから必ず実行しろと主張する著名人の強硬な発言が掲載されていました。首相の靖国参拝に反対する人も少なくないのに、そういう反対派の存在をまったく無視して、国民が望んでいるのだからと主張する人の傲慢な感覚は何なのでしょうか。
この記事では靖国参拝の議論は何か読売対朝日の対立関係のように書かれています。またオリンピック誘致で失言をして、結局は誰が敵で誰が味方か分かったと語った知事もいました。敵味方という対立関係でしか物事を見られない戦前の人たちが、戦後の自由の履き違えをしてしまった結果、このような傲慢な感覚で人々を振り回すようになったといえるかもしれません。
1945年8月15日を境にして日本人の世界観が一変したと言っても、人間の心はそんなにうまくは切り替えは効きません。好きな人を忘れろと言われてもすぐには出来ないのと同じです。戦前育ちの傲慢な感覚の持ち主を見ると何か醜い戦争の置き土産を見ているようで不気味です。
2013年8月14日水曜日
危険な思考停止状態
私はまだ実際の記事を読んでいませんが、安倍首相が8月12日に空自松島基地を訪問して乗り込んだ自衛隊機からピースサインをしたことに英紙から強い懸念が表明されたようです。
その理由は第二次世界大戦時に細菌兵器などの実験に携わったとされる旧日本軍満州第731部隊を連想させる、そのままの数字731が機体に大きく記されていたからです。ひょっとすると安倍首相には分からなかったかも知れませんが、撮影した関係者にははっきりと機体に書かれた数字は見えていたはずです。
満州第731部隊は石井部隊とも言われて細菌兵器の研究や生体実験の実施などの噂が付きまとっています。私は実際に石井部隊に所属していた医師から直接事実を聞いたことがあります。私はその事実確認はできませんが、何でもありの戦争の恐ろしさを痛感しました。
今回の写真撮影の件で、首相、政府関係者、自衛隊員そしてマスコミ関係者の誰からも疑問の声が上がらなかったのが不思議でなりません。首相周辺は恐ろしい危険な思考停止状態に陥っているとしか思われません。
2013年8月13日火曜日
西日本の放射能汚染 核実験と白血病の関係
西日本の山中から採取されたキノコをたまたま放射能測定したらセシウム137が検出されました。セシウム134は検出されませんでしたから、この放射能は1950年代からの大気圏内核実験由来の可能性が考えられます。
汚染が始まってから約60年が経過しておりますから、半減期を考慮しますと当初はかなりの汚染であったことが推察されます。白血病患者が増加してきているのは単に人口が高齢化したということだけではなくて、過去の核実験による放射能汚染も関係している可能性があります。
この問題を疫学的にしっかり検証するには国家プロジェクトでなければできません。もし核実験の死の灰(放射性降下物)による低線量被曝と白血病の関係の様子が分かってくれば福島原発事故による健康障害対策にも役立てられます。しかし、私たちは知りたくても政府にとってはもっとも知りたくないことかもしれません。
2013年8月12日月曜日
笑い話 モラトリアム
「五郎ちゃん、今日は遊べる?」
「ゴメンネ、今日も塾があるんだ。」
「毎日大変だね。」
「うん、勉強しないと大人になれないんだって。」
「でも寝る子は育つって言うから、ぼく勉強しないで寝てばかりさ。」
「あーあ、どっちにしろ大人になるんだ。」
2013年8月11日日曜日
笑い話 ユニフォームの効用
「この真夏の暑さが来ると高校野球だよな。」
「あの甲子園の土まみれの球児の姿は夏の風物詩だ。」
「審判の判定に絶対服従の潔さは見習いたいよ。」
「でも甲子園球児のオレの息子は親の言うこと聞かないよ。」
「そりゃー、ユニフォーム着てる時に言わなきゃダメに決まってるだろ。」
2013年8月10日土曜日
上司の部下への配慮
今日は午前11時ですでに外気温は34℃を超えてしまいました。あまりに暑いので徒歩を止めて自転車で買い物に行ってきました。そんな炎天下でスーパーの駐車場では立派な帽子とユ二フォームで身を固めた交通整理員が忙しそうに働いていました。彼らの顔は連日の猛暑で真っ黒でした。
国会図書館に行っても国会議事堂周辺の警備のために直射日光のもとで機動隊員がヘルメットを被り重装備で警戒に当たっております。成田空港でもやはり機動隊員が炎天下で警備する姿が見受けられます。警備は単調ながらも神経を使う仕事なのに、このギラギラ太陽の下では体力の消耗は激しく神経の集中も容易ではないはずです。
イギリスのように警備用ボックスの設置くらい思いついてもいいはずですが、部下の労働環境には無関心で仕事をするなら楽しくさせようという発想がありません。黒猫ディーンたちが見捨てられているのも根っこは同じかもしれません。
国会図書館に行っても国会議事堂周辺の警備のために直射日光のもとで機動隊員がヘルメットを被り重装備で警戒に当たっております。成田空港でもやはり機動隊員が炎天下で警備する姿が見受けられます。警備は単調ながらも神経を使う仕事なのに、このギラギラ太陽の下では体力の消耗は激しく神経の集中も容易ではないはずです。
イギリスのように警備用ボックスの設置くらい思いついてもいいはずですが、部下の労働環境には無関心で仕事をするなら楽しくさせようという発想がありません。黒猫ディーンたちが見捨てられているのも根っこは同じかもしれません。
2013年8月8日木曜日
どうしてアイドルが恋をしてはいけないのだろうか
アイドルに恋人の存在が発覚すると大騒ぎになり謝罪会見までするケースもあるようです。しかし、どうしてアイドルは絶対に恋をしてはならないのでしょうか。
戦時中には「欲しがりません勝つまでは」と歌わされたようです。私たちの社会は何かに取り組む時にはすべてを犠牲にして打ち込んでいる姿勢を見せないと熱意が伝わりにくいものです。だから目いっぱいに何かに打ち込む姿は美しいと言われます。タレントの世界はそんな浮世のしがらみを引きずっているのでしょう。
しかし、一生懸命に何かに打ち込む姿を美しいとするだけではなくて、ひとりひとりが自分らしく自分なりに生きていける社会こそ美しいのではないでしょうか。
2013年8月7日水曜日
教員試験一次試験に合格したと伝えられて
教員試験の一次試験に向けて直前対策を指導した学生に図書館で偶然会いました。合格して電話をしてくれていたようでしたが喜んだ顔を見て私もホッとしました。
この学生はよく話を聞いてみると弱点がはっきりしていて、それを除けば十分に合格ラインに達する実力をもっておりました。しかし、自分の決定的な弱点が気になり過ぎていてテストになると実力を発揮できない典型的なケースのように思われました。
私は合格ラインの点数を取るのに弱点がどの程度に影響するのかを分析して、試験には軽微な影響しかないことを具体的な数字をあげて説明しました。それによって学生は自分が弱点を過剰に意識し過ぎていたことがしっかり理解でき、試験には自信を持って落ち着いて臨むことができたようでした。
試験というのは不思議なもので実力のある人が必ず合格するとは限りません。そこには心理合戦のような要素がありますから、特に実力がボーダーラインにある場合には作戦も非常に大切になります。こういうケースを見殺しにしている大学の通り一遍の指導が残念で仕方がありません。
2013年8月6日火曜日
卒業生の人生相談を受けて
昨日黒猫ディーンたちと暗くなったコンビニ前のベンチで夕涼みをしていたら若者がひとり寂しそうに坐っていました。話しかけてみると私が教員だったことを知って人生相談を持ちかけれて随分長話になってしまいました。
彼はマンション投資の会社の営業で母校の教職員に売り込みに来たのです。入社して二年目に入ったようですが、営業活動で客に嫌われてばかりで深く悩んでいました。彼のストレスの原因は株式投資よりまともな話をしているつもりなのに厭な顔をされて追い払われるということでした。
彼の話を詳しく聞いてみると投資プランは決して悪くないのですが、筋書き通りのメリットを享受するには投資額が2500万円にもなります。一般の人が大手でもない会社の営業員にそんな大金の投資話をされたら普通は胡散臭さを感じるはずです。会社の信用と規模からしてビジネスが現実的でなければ仕事の無理は社員の無理となります。
緑が多くて高台にあるキャンパスは8月の夕刻になるとめっきり涼しくなります。黒猫ディーンたちは卒業生の悩みの深刻さなどどこ吹く風でずっと気持ちよさそうに寝そべっていました。穏やかなネコ社会と忙しい人間社会という対照的な空間が交錯した夏の夕べのひと時でした。
NHKしかない、頑張れ!
昨日のNHK夜9時のニュースでは超高齢社会を取り上げていました。国家財政が大変だから負担増も止むをえないかと思わせるような誘導型の話でした。しかし、これまで放置されてきたことへの厳しい批判もなければまともな報道ではありません。
私の学生時代(1960年代)にすでに授業でも言われていた高齢社会の到来に関して、国はほとんど何もしないでずっと放置してきました。そればかりかばら撒き政治のおかげで1000兆円を超える負債まで抱え込んでいます。その結果として社会保障費が国民とりわけ若者たちの負担増となって非常に重くのしかかってきています。
国民やマスコミからの厳しい監視の目があれば、いかに一人勝ちの政府与党といえども税と社会保障制度の一体改革を自分の都合に合わせてやってしまおうなどとは思わないはずです。NHKはせっかく持っている実力を無駄にせずジャーナリズムの砦になってください。
2013年8月5日月曜日
脱法ハウスの合法化は不可能か?
低所得者用の家賃2~3万円の脱法ハウスが消防法上などの理由で問題になっています。私も学生時代にはいわば脱法ハウスみたいな建物に住んだことがあります。それが日雇い土木作業者が共同で寝泊まりする飯場です。
飯場の広さは全体としては脱法ハウスほど狭くはありません。ただまったくプライベート空間はありませんでした。2階の20畳くらいの部屋に10人近くの人間がゴロ寝状態で共同生活します。もちろん1階は主に道具や材料置き場であり台所やトイレもあります。お風呂は銭湯です。しかし、どう思い返してみてもその環境が特に苦痛であった記憶がありません。
どうも脱法ハウスの問題は時代性が生んだいわば現代の縮図みたいなものなのでしょう。個室を与えられて育った現代人はプライベート空間なくしては生きられず、インターネットカフェのようにどんなに狭くても、壁に囲まれたひとりだけの空間が必要なのかも知れません。
私たちがもう少しおおらかな共同生活を受け入れられるようになれば、必要悪の脱法ハウスの生活環境も少しは改善できて合法化する道も開けてくるのではないでしょうか。
飯場の広さは全体としては脱法ハウスほど狭くはありません。ただまったくプライベート空間はありませんでした。2階の20畳くらいの部屋に10人近くの人間がゴロ寝状態で共同生活します。もちろん1階は主に道具や材料置き場であり台所やトイレもあります。お風呂は銭湯です。しかし、どう思い返してみてもその環境が特に苦痛であった記憶がありません。
どうも脱法ハウスの問題は時代性が生んだいわば現代の縮図みたいなものなのでしょう。個室を与えられて育った現代人はプライベート空間なくしては生きられず、インターネットカフェのようにどんなに狭くても、壁に囲まれたひとりだけの空間が必要なのかも知れません。
私たちがもう少しおおらかな共同生活を受け入れられるようになれば、必要悪の脱法ハウスの生活環境も少しは改善できて合法化する道も開けてくるのではないでしょうか。
傲慢 or 鈍感?政治家の発言撤回
麻生太郎副総理が軽率にナチスに言及して国際的な波紋を巻き起こしています。麻生議員はあまりの逆風に発言を撤回せざるを得ませんでした。
そのことに触れて猪瀬東京都知事は記者に質問されると、極めて不愉快そうな表情を浮かべて撤回したのだから終わったことだと返事をしておりました。乱暴な発言や姿勢が見られた前知事の石原慎太郎氏も猪瀬氏も作家の経歴を持つ有名な文化人です。
その有力文化人が人間の心の機微に思いが及ばないというのは傲慢なのか鈍感なのかは分かりませんが、単に暴言を撤回しただけでは事は終わりではありません。その発言で傷つけられた人々の心に対してどう向き合うのかさらに言葉による説明が必要なのです。
こう考えると政治家は傲慢 and 鈍感ということなのでしょうか。
東電職員頑張れ!
これは私のような原発批判者からの皮肉を込めた表現ではなくて本音です。汚染地下水の海への流出問題に関して東電社員で思慮ある人たちにとっては毎日が心痛の連続でしょう。逃げ出したいでしょう。よく分かります。
専門家ならばひとつ放射性核種の壊変を例に考えてみるだけでも核の恐ろしさを想像できるはずです。放射性壊変は化学的・物理的条件など何事にもいかなる影響も受けずに独立して確率的に起こります。神様でさえ制御できないのはおわかりのはずです。そんなものを人間の都合に合わせて利用しようなとと思ってしまったのです。
とにかく私たちが原発に手を染めて、しかも福島のような破滅的事故を起こしてしまった以上は、いかなる言い訳も成り立ちません。破局が待ち受けていようとも全力を尽くす以外に後世への謝罪の意を表現する方法はありません。とにかく事実から目を背けずに逃げないで頑張ってください。お願いします。
笑い話 自己チュウ
「花子ちゃん、ぼくはキミと結婚しない。」
「エーッ!それってヒドイじゃない?」
「ぼくはもう少し勉強した方がいいと思って。」
「両親はお金出すと言ってくれていたのに...」
「エーッ!じゃ、撤回する!」
若者はもっと生意気になろう!
先日車内で二人組の若者の会話を聞いていました。都心に住んでいて有名人をたまに見かける人と郊外在住の有名人にはまったく縁のない人の組み合わせでした。
都心在住者は目撃場所を特定しながら次々に有名人の名前を挙げていました。郊外在住者はそれにいたく感嘆した様子で聞き入っていました。私はまったく話に付いていけず両者の反応ばかりが気になりました。
私はお金持ちや有名人や地位のある人を直ちに偉いと思ったことはありません。しかし、若者たちにとってはそういう人たちが直ちに羨望の的になったり、テレビに映るということが凄いという感覚があることに驚かされます。
若者たちが地位や知名度や見かけだけを見ていては人間に対する批判力が養われませんし、結局はそういう価値観につられて社会が動いてしまいかねません。また若者たちにエライ人がたくさんいることにも違和感を覚えます。彼らはもっと生意気になってくれてもいいのではないでしょうか。
2013年8月4日日曜日
笑い話 銀のスプーン物語
「すみません。これって銀のスプーンですか?」
「そうだよ。みんな1本500円だ。」
「ワー、30本もあるなー。」
「ああ、お金持ちのある旧家から仕入れたんだ。」
「ヘェー!凄いなー。その家は30人も子どもが生れたんだ。」
ヨーロッパの時限爆弾
フランスの雑誌 Le Nouvel Observateur (2013年7月18日号、p.32)にヨーロッパの経済破綻の起爆剤になりかねない国々についての記事が目に留まりました。記事の見出しは、「危機:懲りない連中」というもので、アイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアそしてギリシャの国々の苦しい経済状況がテーマでした。
これらの国々の経済的行詰まりが今夏に現実化すれば2000万人以上の失業者を抱えるヨーロッパに瀕死の打撃を与えかねないという内容で、名指しされた国々の深刻さを顧みぬ関係者の甘い対応に不満を表明するものです。
また年末までには世界経済にはひと波乱あるかもしれません。くれぐれも甘い投資勧誘には安易に乗らないように地道に行きましょう。
日本が売り物にするサービスの質の劣化
日本のサービスは細やかな配慮が行き届いていて質の良さで定評がありますが、残念ながら次第にサービスの劣化が始まっているような気がしてなりません。
一昨日ある高級ホテルのロビーでお茶を飲みました。私が注文したホットココアは生ぬるくてとても飲めませんでした。それまでに隣のフルーツパフェを食べていたグループには何度もスタッフが現れて対応しているのに、私たちオヤジグループは40分近くほったらかしでした。
昨日は左手に大きな荷物をもち右手に杖をついた中年女性がびっこを引いて歩いていましたので、お手伝いしますかと声をかけたら激怒されました。また先日は通勤電車で若い女性の隣に座ったら体に触れるなと小突かれたうえに怒鳴られたこともありました。
人間はお互いの気持を思いやる心を忘れて周囲に無関心になってしまうと独りよがりな反応をして平気でいられるようになります。もう少し思いやりの気持ちを持って笑顔を絶やさないようにしませんか。
日本は最高に住みやすい所だが...
日本を外国人の立場から見るとこれほど住みやすい国は私には思い当たりません。
食べ物は美味しいですし、清潔ですし、犯罪も少ないですし、六本木に行けば有名人扱いされますし、医療保険はありますし、アルバイトは出来ますし、気候は比較的温暖ですし、快適に過ごせる要素を挙げれば枚挙に暇がありません。
一方で日本人が住みにくいと感じるのは、国民として政治の事を考えると否応なくいろいろと大きな矛盾が見えてきて陰鬱な気分にならざるを得ないからでしょう。とすると若い人たちが社会や政治にまったく無関心で選挙で投票所にも行かない理由も分からないでもありません。
とにかく、政治のことも、社会の矛盾のことも、将来の不安なこともみーんな無関心でいられれば、日本は世界一気楽で快適な社会のはずです。要するに日本で生活するには自分なりの疑似空間を作ってノーテンキに生きるのが最高の生き方なのかも知れません。それならばお金さえあれば出来ますね。
中国はズルイと言うが 尖閣問題
昨日は仲間と尖閣諸島が話題になりました。中国は尖閣諸島近海で天然ガスなどが発見されると途端に領有権を主張しはじめるのはズルイという意見が出ました。私はそのズルイと語る感覚にも、やはり資源が確保したい欲が潜んでいると感じました。
確かに中国がズルイというのは私たちの日常的感覚としては理解できますが、横取りされないように日本は前もって万全の手を打っておくべきでした。それが国際社会における領土問題の常識です。尖閣問題だけではなく、私たちのノー天気な国際感覚はいろいろなトラブルを引き起こします。
例えば、外務大臣でもあった麻生太郎副総理がナチス発言でポロリと思慮のない本音を漏らしたり、日本のサッカーファンが無邪気に旭日旗をかざして騒ぎを起こしたのも根っこは同じで、井の中の蛙社会に安住してきた結果です。今日の厳しい国際社会においてどうしたら平和を保っていけるのか、世界の先進国の一員に相応しい考え方ができるようになりたいものです。
笑い話 政治家の好み
「好きな言葉は、アベノミクスです。」
「好きな言葉は、再稼働です。」
「好きな言葉は、憲法改正です。」
「好きな言葉は、美しい国です。」
「好きな言葉は、撤回です。」
「でも大嫌いな言葉は、議員定数削減です。」
「好きな言葉は、再稼働です。」
「好きな言葉は、憲法改正です。」
「好きな言葉は、美しい国です。」
「好きな言葉は、撤回です。」
「でも大嫌いな言葉は、議員定数削減です。」
白い歯と芸能界
タレントになるには紹介された歯科医でまず歯をキレイにしなければならず数百万円の費用がかかるから、若いタレント志望の少年少女や子どもたちの親の負担は大変のようです。そんな訳でテレビに出てくる芸能人などには歯の治療痕などまったくありません。
そこで不自然なのが時代劇です。昔は抜歯するくらいしか歯の治療法などありませんでしたから、歯抜けの将軍様やお奉行様などはいくらでもいたはずです。しかし、私たちの感覚からすると歯のないお殿様なんて見てられませんが、役者がみんな立派な歯をしているのも逆に不自然です。
歴史は時代に合わせて美化されていくもののようですが、8月15日を前にして戦前の日本が美化されそうな世の中になってきて不安です。
2013年8月3日土曜日
宮崎駿監督「風立ちぬ」批評に?
先日ある新聞のコラムに「風立ちぬ」の批評が掲載されていました。どういう訳かストーリー性が弱いという否定的なものでした。
私としてはコラミストはその道の批評家でもないのに何かしっくりこないものを感じていました。その上に上映が始まってすぐに書くとは不自然でもあります。
宮崎駿監督が憲法改正に反対の姿勢を表明したことへのしっぺ返しと考えるのはチョット考え過ぎでしょうか。こんなことを勘繰りたくなる時代というのは本当に平和なのでしょうか。
福島第一原発 汚染地下水の海への流出は絶対に止まりません。それでも何とかしなければなりません!
原発を建設するときに前もって事故を想定すれば、活断層のみならず地下水脈の詳細な調査と事前対策を実施しておかねばならないのですが、そこまでの思慮は原子力村の人たちにはありませんでした。
今になって公表され出した福島原発の地下水問題は海洋汚染だけではなくて廃炉に取り組む上でも最大の障害になります。残念ながら恒久的に地下水の流入を止める方法はありません。 敢えて言えば、原発の西側に使用済み核燃料などの最終処分場として地下数百メートルに巨大な建築物を建設することです。
最終的にはそういう話に落ち着くかもしれませんが、これだけ地下水が豊富な土地では最終処分場の建物は1万年ももちません。つまり日本には地盤が何万年も動かずに地下水も出ない最終処分場に適した土地などどこにもありません。
これだけ深刻な汚染水問題を一部の東電関係者はシンガポールの噴水マーライオンなどと呼んでいるようです。そのくらい無神経でなければ原発などやってられないということでしょうか。
2013年8月2日金曜日
8月だけは黒猫ディーンたちとノラ的自然生活をするためにブログは不定期更新とさせてください
私が始めたブログは正味6か月が経過しました。毎日起床するとパソコンの前に坐っていろいろなことを考えて文章にするようになり大変に勉強になりました。8月だけは不定期更新ながら力は抜きませんので時々愛日長アマガエルを覗いてみてください。
今日でページビュー件数は二万件を大きく超えました。本当にありがとうございます。8月の一ヶ月間は夏休みで空になった大学キャンパスで黒猫ディーンたちと蝉の鳴き声に聞き入ったり、夜の星空を眺めたり、合宿に入る好きなアメリカンフットボールを見たりと少しネットから離れて従来の自然生活に戻るつもりです。またこれまでのブログによる口先だけの行動ではなくて実際の社会活動についても考える一カ月にしたいと思います。
それに再び8日15日が近付いてきました。どんなに猛暑でもあの無謀な戦争の悲惨さをお互いに忘れないようにしましょう。みなさんも健康に留意してご活躍ください。
ネット右翼というバロメータ
最近ではネット右翼と称される人たちの存在が議論の的になってきております。ネット社会は基本的には誰のコントロールも効かないところが最大の特徴ですから、私には彼らを積極的に否定すべき根拠は見当たりません。
私たちの日常的常識では想像できない感覚で自分たちの考えを表現したり示威行為に走ったりする人たちを安易に否定することと、今日のマスコミのようにエスタブリシュメントの一員として体裁よく市民をコントロールすることの間には、何かがつながっているような気がしてなりません。
例えば原発報道に関して報道規制が敷かれているとすれば福島第一原発の真実を隠蔽する大きな犯罪的行為です。このような市民に見えない大がかりな不実行為の脅威と切迫した暴力行為の可能性のないネット右翼のような危険性とでは、どちらが社会に有害かと問われれば、私は即座に原発の報道規制であると答えます。
私はネット社会を活用する人間として安易にネット右翼だといって直ちに犯罪者のように扱うのは反対です。彼らの言動は直接的に暴力という犯罪行為を想起させるために恐れられるのでしょうから、その点では彼ら自身も改善すべきところが多々あります。
しかし、ネット右翼側もそれを否定する側も、権力によってネット社会が規制と監視の山にされることだけは阻止しなければなりません。そこが権力の目の付けどころだとすれば、ネット右翼が騒いでいるうちはまだましだという認識も忘れてはならないでしょう。
私たちの日常的常識では想像できない感覚で自分たちの考えを表現したり示威行為に走ったりする人たちを安易に否定することと、今日のマスコミのようにエスタブリシュメントの一員として体裁よく市民をコントロールすることの間には、何かがつながっているような気がしてなりません。
例えば原発報道に関して報道規制が敷かれているとすれば福島第一原発の真実を隠蔽する大きな犯罪的行為です。このような市民に見えない大がかりな不実行為の脅威と切迫した暴力行為の可能性のないネット右翼のような危険性とでは、どちらが社会に有害かと問われれば、私は即座に原発の報道規制であると答えます。
私はネット社会を活用する人間として安易にネット右翼だといって直ちに犯罪者のように扱うのは反対です。彼らの言動は直接的に暴力という犯罪行為を想起させるために恐れられるのでしょうから、その点では彼ら自身も改善すべきところが多々あります。
しかし、ネット右翼側もそれを否定する側も、権力によってネット社会が規制と監視の山にされることだけは阻止しなければなりません。そこが権力の目の付けどころだとすれば、ネット右翼が騒いでいるうちはまだましだという認識も忘れてはならないでしょう。
政治家とヤクザと芸能界の土下座
私の妻はNHK朝ドラ「あまちゃん」が好きで毎日見ています。私は芸能界の話ばかりな上にブログの更新作業中で気が散るのでいやなのですが仕方ありません。
今日の放送では主人公が土下座しておりました。政治家やヤクザの世界のように芸能界にもあんなふうに土下座しなければならなくなる価値観があるのかと思い仰天しました。そんな旧式の世界に無数の少年少女がアイドルになりたくて群がってくるのが不思議でなりません。
またやっちまった!麻生太郎議員がヒトラーを引き合いに出して...
麻生太郎議員が誤った認識でヒトラーを引き合いに出して国際的な批判を浴びています。まずワイマール憲法は「いつの間にか変わっていた」のではありません。ヒトラーは卑劣な脅しによってワイマール憲法のスキを突いたのです。
私たち日本人が軽々しく触れてはならないヒトラーやナチスのことを十分に理解もせずに公衆の面前でしたり顔でペラペラしゃべるというのは、傲慢なのか、本当のバ〇なのか...絶望的です。
麻生妄言の一番気になる点は、こういう政治家が日本では権力の座にいることを許されているという私たちの社会の軽さを露呈しているところです。私たちは政治を村社会の祀り事のように見てきた過去を反省しなければならないのかもしれません。
私たち日本人が軽々しく触れてはならないヒトラーやナチスのことを十分に理解もせずに公衆の面前でしたり顔でペラペラしゃべるというのは、傲慢なのか、本当のバ〇なのか...絶望的です。
麻生妄言の一番気になる点は、こういう政治家が日本では権力の座にいることを許されているという私たちの社会の軽さを露呈しているところです。私たちは政治を村社会の祀り事のように見てきた過去を反省しなければならないのかもしれません。
2013年8月1日木曜日
兵士に自殺者が多い訳は?
軍隊は極端な言い方をすれば安全な場所にいて命令する高級軍人と前線で命懸けで戦う兵士に大きく分けることができます。もし重要な陣地の攻防で奇跡的に勝利して、それが結果的に国家の勝利に結び付いたとしても、大きな称賛と栄誉を獲得するのは指揮官であって戦った兵士たちではありません。
最近の具体例でいえば2004年1月イラク南部サマワ派遣部隊の隊長は現在は国会議員として国防軍設立のリーダー格となって活躍中です。戦地に赴いたリーダーが平和の旗手に変身しなかったのが不思議でなりません。彼の華麗な転身と比較して隊員たちの消息はまったく分かりませんが、派遣された陸上自衛隊員には多数の自殺者が出ているという報告もあります。
どちらにしても戦争でいつも割に合わない立場にあるのが若い兵士です。高級軍人は悪く言えば高みの見物をしたり厭なら危険地域からの転属要求も可能ですが、兵士はいつも命令に絶対服従で逃げ場がないために心理的ストレスが大きいのでしょう。その違いから兵士に自殺者がたくさん出るのかもしれません。
笑い話 疑問文 or 肯定文?
「参院選の圧勝ですっかり首相は自信を深めたようですね。」
「もう、与党内は首相に意見を申し出る人はいないだろう。」
「それは危険じゃないのか?」
「でもしょうがないだろ。」
「安倍首相は本当にイイ カシラね。」
塾の個別指導は本当に役立つのか?
人気の個別指導塾は子どもたちの学力強化に本当に役立つのでしょうか?私は塾で教えた経験がありませんので大学の教員生活の経験をもとに考えてみました。
ここで学力を上中下に分けてみます。大学の授業でも講義しただけでは要点が飲み込めないでいる下位の人たちがいます。彼らには理解に役立つ具体例を提示して説明を加えると納得してくれます。上位の人たちは応用問題にも初めから対応できます。中位のグループは応用問題例を数回やれば普通は対応できるようになるものです。
このような私の経験からいえることは、個別指導は成績が下位の人たちには学力を伸ばすきっかけをつかむためには有効ですが、中位以上の学力の人たちにとってはむしろ自らの問題解決能力の自律的発達を阻害しかねません。
個別指導塾が良いと決めつけるのでなくて、自分がどの学力水準にあるかを見極めながら学習方法を考えることが大切だということでしょう。
旭日旗とナチス ハーケンクロイツ
先日の日韓サッカー戦で日本のファンが旭日旗をスタンドで掲げたことから韓国ファンを刺激したようです。このようなアジア社会では軽率といえる行動が積もり積もって大きな国際問題に発展することをわれわれは自覚したいものです。
自衛隊でもいつの間にか旭日旗が復活しています。旭日旗は大げさに言えばアジア諸国にとってはナチスのハーケンクロイツにも匹敵しようかという恐ろしいものです。誰が自衛隊にそれをわざわざ復活させたのでしょうか。
使える使わないの理屈だけの議論は別として、なぜ国際的な波風を荒げてまでしてこの時期に旭日旗の復活にこだわるのか、今日の平和を噛みしめながら考えてみたいものです。
これも日本の現実 臨床研究データの不正
ノバルティス社の高血圧治療薬ディオパンの臨床研究のデータに不正がありました。この薬は高血圧治療のほかに脳卒中や心不全の予防にも効果があるということで通常の降圧剤の10倍以上の価格にもかかわらず医師の間では処方されていました。ところがその最大の魅力であった予防効果に関するデータがでっち上げであったのです。
ノバルティス社は研究費という名目で年間ニ百億円以上の資金を研究者に投入しているようです。今回の不正事件でも慈恵医科大学元教授望月正武氏のもとには3年間で8400万円の寄付金が支払われていました。これは一人の重要人物を買収する場合の金額です。
製薬会社と医学界との密接な関係はどこにも見られる風景です。研究者や臨床医の各種の個人的費用を丸抱えということもあるようですが、今回の事件のような多額のお金が動く例は稀であると考えたいです。しかし返す返すも友人の医師の忠告が思い出されます。「従来の降圧剤の10倍以上の値段のものもあるけど使う意味ないよ!」私は愚かにも飲んでいました...
参考 人間を買収する値段(6月8日ブログ)
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