小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年6月11日木曜日

原発被災地の稲作再開

 原発事故汚染地帯では東電の稲作補償が打ち切られるのを受けて田植えが大規模に復活しているようです。放射性物質による汚染米は流通しないと期待したいですが、流通米がどんな測定器で検査されているのか気になります。

 

 意識的に都合の良い測定器を選べば食品の安全宣言は案外容易であることを知っておきたいものです。特にコメの放射能検査では、鉛の遮蔽体を使わずに出荷用に袋詰めされたものを、ベルトコンベアで流れ作業式に測定しているようですが、この方法では絶対に正確な測定はできません。


 このことを理解するには夜光塗料の塗られた腕時計の文字盤を思い起こすのがいいでしょう。日中は分からない発光文字も暗くすればはっきり確認できます。鉛の遮蔽体を使わない食品の放射能検査は、真昼間に蛍光文字盤を観察しようとするのと同じなのです。測定できるわけがありません。


 1950~1960年代には、私たちは南洋で獲れた原爆マグロを食べていたようですから、放射能に汚染された食品の流通では前科があります。東電福島第一原発事故から4年目にして、もはや市民は食品の放射能汚染にはほとんど関心を示しませんから、昭和期のように再び放射能汚染食品が流通する環境が整いました。