小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年6月8日月曜日

芸術の都パリ、オリンピック一色の東京

 私はパリで生活していましたが、パリの芸術事情を知るわけではありません。そこでここに藤田嗣治画伯が書き残した文章を引用します。これは彼が述べた1世紀年前のパリの芸術事情ですが、100年経過して東京は芸術でパリに追いついたのでしょうか。


 「...パリだとね、...違った個性のひらめきさえあれば、画商がつくんだよ。その画商が育てるんだよ。日本は有名大家にならないと、画商が見向きもしない妙なところだから若い人は大変ね。...

 ... あそこは画家を愛している町だよ。行かなくては駄目よ。...行ってみなければいけないよ。そして芸術とはどういうものなのかをはっきり教えられるよ。...

 絵はその人自身でなくてはいけない。... まず自分自身を発見すること。...まずパリへ行くんだね。そして流行なんか無視して、まず自分自身を発見すること。...」


 「藤田嗣治芸術試論、夏堀全弘著、発行者夏堀邦子、発行2004年。361頁から引用」