小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年6月20日土曜日

マイナンバー制度 池上彰さんはずるいよ

 池上彰さんがマイナンバー制度について解説していました。その主な内容は縦割り行政の不便さが解消されたり税収がアップするというものでした。しかし、銀行預金ローン情報とリンクされたり、住基ネットの戸籍情報では家族関係や婚姻関係そして離婚歴もやり方によっては一目で分かるようになることは触れられませんでした。


 また会社にも法人マイナンバーが与えられますから、結局は収入で追えば職歴も把握できるでしょう。警察情報ともリンクすれば交通違反や犯罪歴も完全に管理できるはずです。さらには学校の成績や取得資格も加えられる可能性も否定できません。もちろん海外渡航歴、医療情報そしてクレジット情報は必ず丸裸になるでしょう。


 こうしたマイナンバー制度は、アメリカの社会保障番号制度の歴史が如実に示しているように、どんどんと利用範囲が拡大していって、結局は国民はあらゆる個人情報を国家によって一手に管理されて逃げ場がなくなってしまいます。池上彰氏が語ったように行政の効率化と税収を上げるためなら制度の見直しで済むはずです。情報利用には法律で最大限の制限を加えておくべきだと思います。

 

 どちらにしても莫大な費用がかかるのに、そのメリットが具体的な数字で何ひとつ示されていないというのはどういうことなのでしょうか。