小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年6月13日土曜日

船長が乗客より先に避難

 一昨年のイタリアの客船座礁転覆事故、昨年の韓国のフェリー転覆事故、そして先日の中国の観光船転覆事故では、多くの乗客を置き去りにして逃げ出した船長が逮捕されています。船長には乗船者を守るべき法的責任があるからですが、社会からも厳しく糾弾されています。


 先の戦争でも敗戦が濃厚になるや、部下の兵士や民間日本人を放置して、早々と日本に帰国した軍幹部や政府関係者がいたと聞いたことがあります。このケースで問われるのは道義的責任しかないでしょう。


 こうしてみると責任とは法的責任と道義的責任が同心円を描きながら広がっているも、道義的責任の円の方がずっと大きいことが分かります。問題なのは、道義的責任は弱者には強い強制力をもって問われ、強者には随分と曖昧なものであることです。