小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年6月14日日曜日

無謀な戦争ということ

 日本がアメリカに仕掛けた太平洋戦争は真珠湾の奇襲攻撃で始まりましたが、奇襲は一時的な戦果は得られても、結局は国力に大きな差があれば、弱い方が負けることになります。これが太平洋戦争の大きな教訓ではないでしょうか。


 例えば、1940年のアメリカ海軍の艦船の建造予算は一年間だけで日本の過去10年間分に相当しました。1943年の空母の建造数はアメリカが22隻、日本がたった3隻でした。当時の工業生産では、アメリカは石炭11倍、石油222倍、鉄鋼13倍の生産力を誇っていたようですから、戦う前から結果は分かっていたというべきかもしれません。


 国民にはこうした事実は周知されず、真珠湾奇襲攻撃成功の報に沸いた無知な社会が惨めでなりません。最近は政治や社会への無関心層が多くて、ある意味では戦前の無知な市民社会を思い起こさせるところがありますが、今こそ平和の大切さを再認識したいです。