小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年6月5日金曜日

大人が子どもに絶対にしてはならないこと

 大学生を指導していて痛切に思うことは、子どもに劣等感を植え付けてはならないということです。大人は厳しいしつけのつもりでも、それが日常的に繰り返されると、子どもにとっては拷問と同じで手足をもぎ取られるような気持ちでいるのです。


 こうして子どもの頃に肯定されることなく否定され続けて屈辱感ばかりを味わわされた頭は、大人になっても理性で考えることができず、自分に都合の悪いことにはいわば条件反射して感情的に反発してしまいます。


 具体的にいえば、自分が出来ないことをズバリ指摘されると、反抗的な態度になって事実と真正面から対峙することができません。本来ならば、相手の意見を聞いて出来ないことをできるようにするために努力するか、それでもだめならば別の方法を模索するのが大人のやり方です。


 しかし、自分をいつも否定され続けた暗い成育歴を背負ってしまうと、結局は自分だけではなくて相手に対しても条件反射的に否定的な見方しかできなくなるということでしょうか。大人は子どもに対して絶対君主であってはならないのです。