小室圭さんをシッタベンレイ
ノーと言って金満世界を変えよう
とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。 東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。 そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...
2015年6月30日火曜日
トウモロコシは生食が一番だ...と思います
私はトウモロコシのいちばん美味い食べ方は生食だと信じています。特に畑でもいだトウモロコシにかぶりつけるチャンスがある人は絶対に見逃してはなりません。
私の場合は2本までは消化には何の問題もありません。3本は食べたことはありませんので、お腹の調子を考えて挑戦してみてください。
おーい!雑種犬はいないか?
私の同僚で犬のDNA研究者がいます。彼がもう15年以上前に雑種犬がいないと困っていたことを思い出します。街を歩いていても見かけるのは純血種ばかりです。つまり、日本の雑種犬は絶滅させられたのです。
私たちがペットショップやブリーダーで純血種犬ばかりを買うので、結局は行き場のなくなった雑種犬は保健所送りの運命となって絶滅したのです。幸せなペットライフからは想像できない悲しい歴史のひとコマです。
2015年6月29日月曜日
安藤忠雄先生、若い世代のために語ってください!
新国立競技場のデザイン選考委員会の長を務めた安藤忠雄氏は、迷走する新国立競技場問題について完全黙秘を続けていると報道されています。何も言いたくないにしても、スポーツの祭典の要となる若い世代のために口を開いてください。
関係者の気持ちはハディ氏のデザインから撤退するのが最善策であることは一致していても、結局はこのまま着工されることになるでしょう。これはまさに日本が原発でたどった道と同じで、今回の件でも舛添知事が批判するように誰も責任を取らないで、増えた建築費は国民負担ということになりそうです。
日本のトップの座に就く人たちは優秀な能力の持ち主ではありますが、その能力は有名進学校の箱庭的な環境のもとでしか発揮されないのでしょう。大きな困難に直面しても誰もがアッと驚く最高の決断をして欲しいところですが、温室育ちの秀才は危機に際してには凡人と変わらないのかもしれません。
安藤先生。貴方が名誉教授を務める大学の卒業生としては、このまま無言を通されては寂し過ぎます。
2015年6月28日日曜日
第二のアスベスト禍? グラスファイバー断熱材
都心では建築ブームでビル解体があちこちで行われております。大規模な現場では不正はしにくいと思いますが、中小のビル解体ではアスベスト(石綿)の処理が法令通り行われているか大変に心配です。ただ、問題はアスベスト同様に断熱材のグラスファイバーの危険性も指摘されていることを知らねばなりません。
アスベストの健康被害は物理的性状によるもので、同じような性状のグラスファイバーもガンや悪性中皮腫の危険性が指摘されています。ドイツでは、グラスファイバーは法的規制により生体内で分解するものしか生産できませんが、日本では産業界への悪影響を恐れてか安全神話のもとでまだ完全に野放し状態です。
沖縄2新聞を潰せ!発言事件の問題点
自民党議員の勉強会である作家が沖縄の新聞2紙を潰せと過激発言して話題になっています。講演者が招待されて何を発言しようと自由ですから、これは止めることができません。
問題なのは「潰せ」放言に、その場で厳重抗議する思慮ある自民党議員はひとりもいなかったことであり、さらに悲惨なのは彼らがそんな過激発言に乗せられてマスコミの広告収入を断てなどという暴言を吐いて踊ってしまったことです。
2015年6月27日土曜日
高血圧治療の薬代を200円から12円に削減
私は降圧薬のカルシウム拮抗薬アダラート20mg(29.6円)とアンジオテンシンll受容体拮抗薬ミカルディス20mg(66.2円、ジェネリックなし)を処方されていました。アダラートとミカルディスを朝夕服用すると約200円/日の医療費(自己負担額60円)となります。
友人の経験からミカルディスはあまり効かないようなので、値段が高すぎることもあり私も処方を止めてもらいました。またアダラートのジェネリック(5.8円)を使って薬代を一日200円から12円に大幅削減できました。
これでも私の血圧管理はまったく問題がありません。薬の効果は価格と比例するものではなさそうです。
炊飯器の窯で米を研いだらダメですよ!
お米は玄米の状態では水分を15%ほど含んでいますから、米を研ぐ時に使用する最初の水を一番大量に吸収します。ですから、美味しいご飯を炊くためには最初だけでもミネラルウオーターを使うといいという理屈が成り立ちます。
ところでテレビで日本のお米に関する特集番組をやっていました。電機メーカーや日本一のお米屋さんは炊飯器の窯でお米をゴシゴシと研いでいました。これではどんなに高価な炊飯器の窯でも長持ちしませんし、とにかく表面が傷だらけの窯では美味しいご飯は絶対に炊けません。
米研ぎ用のボールを使えば、いつまでも美味しく炊けて炊飯器も10年以上は必ずもちます。
2015年6月26日金曜日
生活保護者目当ての老人介護ビジネス
介護保険料は年金からの天引きが原則ながら、年金受給額が年間18万円未満の高齢者は直接納付します。こうした低所得者が保険料を2年以上滞納すると介護サービスの自己負担は1割から3割となります。滞納するのはけしからん、介護サービスを受けたいなら罰として負担を3割に上げようなどというのは矛盾した話です。
例えば要介護2のお年寄りで認知症がない典型的ケースでは、室内では伝わり移動ができ、戸外では歩行器使用か車椅子となります。ひとりでは入浴はもちろんトイレも不安な状態でお尻拭きもうまくできません。食事はなんとかひとりで食べられますが、調理はできません。要するに半身不随となって会話ができて杖をついて歩ければ要介護2以上となります。
要介護2のお年寄りに支給される介護保険の限度額は約20万円/月です。普通は1割負担で2万円で済みますが、滞納者は一気に6万円の負担になります。では介護保険料はもちろんのこと罰則による3割の自己負担も払えないお年寄りはどうしたらいいのか。ここに生活保護受給者を目当てにした老人介護ビジネスが流行る理由があるようです。
2015年6月25日木曜日
日比谷公園住民と猫探し
都心のど真ん中にある日比谷公園は東西500m、南北400mで6万坪の広さを誇ります。昔は散歩していると野外音楽堂の裏手の方に猫を何匹か見かけました。先日探し回っても姿がありませんでしたので、今日も念入りに探索してもやはり見つかりませんでした。
幸運にも芝生広場のベンチに公園の住民(?)の荷物が置かれていたので、その持ち主の帰宅を待っていたら、1時間余で会うことができました。早速猫の消息を尋ねてみると、いるよ、という返事が返ってきました。よかった。やっぱり、いたんだ。
今後日比谷公園を通ったら散策がてら猫探しをやってみて下さい。会えたら幸運のサインかも知れません。
スナックのボッタクリ商法
新宿歌舞伎町のボッタクリスナックによる被害通報件数が今年に入って昨年比10倍にも増加しています。
民・民トラブルとして関与を控えていた警察が、スナック側の悪質なやり方が一向に改善されないことに号を煮やして厳しい対応をするようになって、被害者が相談しやすくなったからのようです。
しかし、テレビ報道されて歌舞伎町の一部のスナックの怖さは自明のはずですが、色の誘惑には勝てない男の性には悲哀さえ感じます。食べ物屋でも飲み屋でも、とにかく呼び込みをする店は入場ご法度ですよ!
1200円の処方薬をもらうのに8500円の支払い
薬の安全な服用を目指す医薬分業体制が徹底されてきて診療所では薬はもらえなくなりました。全国には病院は1000ヶ所そして診療所は10万ヶ所ありますが、ここ10年では院外薬局だけが1万ヶ所増加して5.5万ヶ所になっています。
例えば高血圧症治療用のカルシウム拮抗薬を院外薬局でもらう場合は、一回の受診で支払う医療費は診察・処方代約4800円と調剤・薬代で約3500円です。クリニックで薬をもらえば恐らく1000円は安くなります。しかし、実際の患者負担は3割ですから、私たちはこうした負担増には案外無頓着です。
院外薬局で調剤してもらうメリットは薬剤情報の徹底とは言われますが、血中濃度が最高になるのは何時間後かとか、何時間効果が持続するかとか、カルシウム拮抗剤とアンジオテンシンⅡ受容体阻害薬との効果の差とか質問してみましたが、結局は満足のいく回答は得られませんでした。
実際の薬の価格はジェネリックで二か月分1200円ですが、売薬を買う行為と何ら違わない内容なのに、降圧剤というだけでいろいろと理由がついて8500円もかかっています。今や降圧剤服用者は800万人時代となり、国民医療費への負担は絶大なものです。
2015年6月24日水曜日
和歌山電鉄 三毛猫駅長タマちゃん死す
何たって世界的に有名なネコが駅長タマちゃんです。残念ながら6月22日に急性心不全で天国に召されました。満16歳でした。人間の都合で駅務につかされたタマちゃん自身は幸せだったかどうか分かりません。
しかし、廃線となりかけた鉄道を引き継いだ和歌山鉄道は、タマちゃんのお蔭で30万人以上も乗客数が増加しました。駅長に就任してから8年半にわたって地域の人々の生活を支えてくれました。タマちゃん、ありがとうね!
自民党の政策批判でアイドルグループの後援取り消し
脱原発などを訴える女性アイドルグループの公演についてある自治体が後援を取り消したそうです。特定の政党批判めいた内容の歌詞の歌は政治活動と見なせないわけではありませんから、自民党市議に異論を挟まれて尻込みをした自治体の対応も分からないわけではありません。
しかし、政治家が若いアイドルの公演に目くじらを立てるというのは余りにも大人げありません。親子喧嘩くらいの気持ちで政治家らしく受け流す余裕を持てなかったところからすると、自分のしていることに自信がないのでしょうか。
修理なんか考えないで新品に交換しろ!ですか...
我が家のガス風呂給湯器に不具合が出てガス会社の点検を受けました。結局は追い焚き用のプラスティック製のホッパーポンプが古くなったのが原因でした。他に劣化部分はまったく見当たらず、ポンプを交換すればまだ十分に使えるはずですが、サービスマンは修理をする気持ちは端からなくて新品の見積もりを手早く作ってくれました。
私が、年金生活なので40万円も簡単には出せないから考えると言うと、彼は諦めたように帰って行きました。普通は信頼してハイよろしくお願いしますということになっているのでしょう。そこで内装専門店に行くと、同様の給湯器で12万円という驚きの見積もりが出ました。値段には納得ですが、使える資源を粗末に扱って消費を促す感覚には馴染めず、いまだに迷っています。
あるドイツ人は日本では家屋の寿命は短いのに瓦の寿命は長いことに疑問を呈しました。昔は瓦は再利用されましたが、今では手間がかかるため立派な瓦でも廃棄処分されます。経済効率を最優先して買い替えを勧める浪費社会はまだまだ健在でした。
2015年6月22日月曜日
年寄りが食べられなくなったら
この本「欧米に寝たきり老人はいない」では高齢者の終末期医療で、特に点滴や経管栄養の苦痛のもとに維持される命について考えさせられます。著者は命の尊厳を無視して生かされることを批判的にとらえようとしているだけで、決して欧米に寝たきり老人がいないわけではありません。
ただ、高齢者がもはや臨終の床にありながらも、意識朦朧の状態で栄養補給を無理強いされるのは、必ずしも延命治療という尊いものばかりとは言えません。
もちろん、出産で母子が意識不明の状態に陥りながらも、家族の強い希望と渾身の介護で何年間も生き続けているケースを私は知っています。母子が意識を回復して幸せな対面をすることを願う家族の気持ちは尊く、治療を否定する理由は微塵もありません。
しかし、もはや命の灯が消えかかっている高齢者が点滴や経管栄養で生き延びるべき合理的な理由を私は見出せないのです。
加害者手記と言論の自由
殺人事件の加害者の手記が出版されて、被害者家族の気持ちを思う人たちや一部のマスコミなどから大きな非難の声が上がっています。
一般論でいうと、私たちは事件についておぞましい悲劇があった社会の一員であることと被害者及びその家族への同情心によるつながりしかありません。そんな抽象的な関係が理由であっても加害者が手記を出版すれば強い違和感を覚えるのは人間として当然です。
一方で加害者も人間ですから、刑期を終えて一般社会に戻れば生きていかなければなりません。服役後も一日中座禅を組んで反省していてほしいというくらいの気持ちが被害者家族の強い思いではあるでしょうが、この要求は実際には現実離れしています。
言論の自由という観点から加害者手記を論ずることもできますが、話が抽象的になりすぎます。実際のところ折り合いをつけがたい相克の関係の中で悩みながら生きるしかないのが、私たちの運命の辛さなのかもしれません。
2015年6月21日日曜日
世の中の景気は良くなっているらしい
先日あるデベロッパーの事務所を訪問したら、10室ある会議室はすべて使用中でした。これまでにない活況状況を見ると、経済は離陸中なのかもしれません。
アベノミクス前は1ドル80円台が普通でしたから、40円程の円安の進行で輸出企業の業績が悪かろうはずはありません。株価も主要銘柄は軒並み3倍にもなっていますから、保険、銀行、証券、輸出企業などの資金力には相当な余裕が出てきたはずです。これで設備投資の増加がしっかり確認できれば、まずは急激な底割れはなさそうです。
超金融緩和による金余りに不景気なしというのが経済の常識のようですから、やはりアベノミクスの流れに乗っかった方が勝ち組ということに、当分はなるのでしょう。
2015年6月20日土曜日
横浜の楽しみ方
横浜の魅力を満喫するにはやはり山下公園から出発するのが一番です。山下公園では潮の匂いを楽しみながら海のうねりを眺めてボーッと過ごすことができます。公園の半ばから並木道に出るとホテルニューグランドがあり、その前を通って人形の家を過ぎて歩道橋を渡ればフランス山です。椎の木や楠の木の大木が茂る緑陰のもとで深呼吸するには絶好の場所です。
そこから港の見える丘公園に出るとすぐに展望台があって東京湾が一望できます。冬期以外の季節には隣接するイギリス館のローズガーデンはバラ好きでなくても楽しめます。その先には大佛次郎記念館と県立近代文学館があります。歩き疲れたら文学館の図書室で休憩するもよし、古い西洋館の111番館のテラスから廷園を眺めながらティータイムにするのも洒落ています。
ひと休憩して外人墓地を訪ねてから外周する坂を下れば、歴史ある有名店が並ぶ元町商店街に出ます。あまり知られていませんが、外人墓地の下には市営プールがあって夏は水泳には最高の穴場です。ただ、ここは日照が少なくて水温が低いですから要注意です。ウインドウショッピングを楽しんでから川を渡ればもう中華街に入ります。中華街で食事に迷ったら、呼び込みも立て看板もない店を選ぶのがコツです。
マイナンバー制度 池上彰さんはずるいよ
池上彰さんがマイナンバー制度について解説していました。その主な内容は縦割り行政の不便さが解消されたり税収がアップするというものでした。しかし、銀行預金ローン情報とリンクされたり、住基ネットの戸籍情報では家族関係や婚姻関係そして離婚歴もやり方によっては一目で分かるようになることは触れられませんでした。
また会社にも法人マイナンバーが与えられますから、結局は収入で追えば職歴も把握できるでしょう。警察情報ともリンクすれば交通違反や犯罪歴も完全に管理できるはずです。さらには学校の成績や取得資格も加えられる可能性も否定できません。もちろん海外渡航歴、医療情報そしてクレジット情報は必ず丸裸になるでしょう。
こうしたマイナンバー制度は、アメリカの社会保障番号制度の歴史が如実に示しているように、どんどんと利用範囲が拡大していって、結局は国民はあらゆる個人情報を国家によって一手に管理されて逃げ場がなくなってしまいます。池上彰氏が語ったように行政の効率化と税収を上げるためなら制度の見直しで済むはずです。情報利用には法律で最大限の制限を加えておくべきだと思います。
どちらにしても莫大な費用がかかるのに、そのメリットが具体的な数字で何ひとつ示されていないというのはどういうことなのでしょうか。
2015年6月19日金曜日
7ヶ月で報酬165億円
ソフトバンク孫社長がグーグルから引き抜いた自分の後継者候補と呼ぶN.アローラ氏に支払った金額です。
私たちが順調にサラリーマン生活を終えても生涯年収は3億円と言われますから、一般サラリーマンが約40年で受け取る金額の55倍を半年で稼ぎ出しました。やはり、ITビジネスマンの収入は突出しています。
日本では優等生は医学部進学と決まっていますが、世界の潮流はIT業界へと向かっているのではないでしょうか。
トヨタの女性役員を麻薬密輸の疑いで逮捕に???
トヨタ初の女性役員として就任した米国人女性が麻薬密輸の疑いで逮捕され、トヨタの社長まで登場して緊急記者会見が開かれました。
問題となっている物質は鎮痛剤として一般的に利用されていて、医師の処方さえあれば誰でも所持・服用することができる医薬品の成分です。確かに、この物質は化学的にはモルヒネの親類で指定麻薬ではありますが、モルヒネのように一般人が所持できないものとはまったく違います。
玩具のネックレスが入った箱の底にあったのなら、何らかの意図があったとも言えそうですが、自己使用のためなら悪質度は大きくはありません。またたとえ米国でも、女性がGMやPEPSI COLAの副社長になるのは大変です。そんな有能な女性が日本に来て活躍しようとした出鼻をこんな形でくじくのはどうなんでしょう。もう少し粋なやり方はなかったのでしょうか。
笑い話 安保法案
「国会は会期延長だ!」
「無駄な憲法審議会は休会だ!」
「何でも構わんから強引にいけ!」
「アメリカに約束したんだ。絶対に法案を通せ!」
「そんな対話無視の力付くでいいんですか?」
「それが法案の主旨だろ!!!」
2015年6月18日木曜日
何故だ?この下っ腹のぜい肉
私は毎日10キロ以上歩きますから、帰宅途中に必ず公園のベンチでエネルギーと水分の補給をします。このことで不思議な経験をしました。
冬場も1月に入ると寒いですから、陽だまりのベンチに座りながら温かいミルクティーを飲んで体を温めるのが楽しみでした。ところが一ヶ月もすると下っ腹が出っ張ってきてズボンのベルトの穴をひとつ緩めざるを得なくなりました。
それまでの生活と違うのはたかだかミルクティー一杯を飲むことでしたが、それで下っ腹が出てくるとは信じられませんでした。しかし、甘いミルクティーをやめて従来からのクッキーと水に戻したらベルトの穴は一つ減って元に戻りました。何故だ!
必要だろうか?駅のホームアナウンス
日本の鉄道は定刻運行が自慢です。一分遅れても謝罪のアナウンスが流れます。また電車がホームに入ってくるときには、危ないとか白線の内側に下がれとか、必ず放送があります。
私が利用する小田急線では電車が発車するときには合図のベルこそ鳴りませんが、扉が閉まって発車するというアナウンスが必ずあります。
こうした注意喚起のアナウンスはヨーロッパやアメリカでは聞いたことがありません。私は追い立てられる感じがして嫌ですが、止めろという声を聞かないところをみると評価されているのでしょうか。オリンピックに向けて一考してみるのもいいかもしれません。
笑い話 どこまでが暴力?
与党「もみあいで委員にケガ人が出た。二度と暴力をしないと約束してください!」
野党「まずは正常な委員会運営が大切だ!」
与党「それは暴力を肯定している!」
野党「じゃあ、集団的自衛権の行使は暴力じゃないのか?」
アメリカの活力 驚きのITビジネスマンの収入
私の教え子にアメリカでIT関係の会社で働いている若者がいます。彼は米国の大学院を卒業しておよそ8年が経過しますが、順調に転職を重ねて今では年収2000万円を超えています。転職前にストックオプションの権利で入手した株式が近く上場される可能性もあり、マイホーム資金の足しになるかもしれないと夢を膨らませています。
彼は強い向学心の持ち主で非凡な努力家でもあります。人生設計を手堅く立てて地道に歩んでいる姿をみると幸せな気持ちがもらえます。日本ではこうしたダイナミックな生き方はできません。日本の会社では高い能力があって大きな可能性を秘めた若者でも、決められた階段を一歩一歩上がって定年を迎えます。若いうちは下働きが続いて飛躍のチャンスも与えられないのが普通です。
アメリカではすべてが契約で決まりますから、教え子のような若い意欲ある人材は大きな夢を抱きながら、高いモチベーションをもって人生に積極的にチャレンジすることが可能です。これこそがアメリカのダイナミズムの源泉なのでしょう。日本は若者を浪費しているのではないでしょうか。
2015年6月17日水曜日
悲しいタレントのペット愛
テレビを観ていたら、タレントが自慢する飼い猫はみな純血の高価な猫ばかりでした。犬や猫をペットショップで購入すれば、そのペットの代わりに保健所で殺処分される命がひとつあることをまったく理解していません。
日本のペットショップのように売れ残った犬や猫を殺して産業廃棄物で始末するビジネス手法は欧米諸国では許されません。私たちがペットショップで犬や猫を買えば、それはすなわち残酷な商売に加担しているのと同じです。
保健所や業者のもとで殺される犬や猫の命をひとつでも救うために、ペットが欲しければ是非とも保健所に行ってみてください。命の尊さに気が付くはずですし、きっとそこには幸せな出会いがあるはずです。
白人が黒人と偽る
東京新聞夕刊(6/17)によりますと、全米黒人地位向上協会の地方幹部女性が実は白人だったとAFP・時事が報じたそうです。本当は金髪で白い肌だったと本人も認めたそうです。
彼女の両親は4人の黒人を養子にして育てているようです。日本人にはなかなか考えられませんが、アメリカでは肌の色の違う子どもを養子に受け入れて育てている家庭はそれほど稀なことではありません。
私の知るある大学の先生は白人でしたが、自分の子どもと一緒に黒人やアジア人を養子にして育てていました。その理由はわかりませんが、先生は根っからの平和主義者で自然を愛し、意識して都会から距離をおいて生活していました。家庭内は自然な雰囲気で肌の色を意識している様子はまったくうかがえませんでした。
私はそんな家庭環境を羨ましく思い、社会全体が先生の家のような環境にあることを願ったものですが、現実はなかなかそうはいきません。彼女も自分の家のような差別のない社会を夢見て事実を偽ってまで活動家になったのでしょう。
会社四季報を読んでみて
会社四季報や会社情報が発行されると、それらのどちらかを購入していつも綿密に眼を通します。今月発行された会社四季報を見ましたが、流石に日経平均株価が2万円水準にあるせいか、購入したい魅力を感じる投資銘柄はありませんでした。私が選択する銘柄は以下のような条件にあてはまるものです。
1)過去2年間で株価が50%以上値上がりしていない
2)時価総額が連結売上高以下である
3)利益剰余金が有利子負債以下である
4)独自技術を持っていたり、得意分野でリーディングカンパニー級である
5)過去2年間が黒字決算で、売上高も着実に伸びている
6)配当利回りが実質2%を超えている
通常ならば最低でも二桁の銘柄は出てくるのが普通ですが、今回は一桁でした。証券界の事情通とか内部情報のあるいわばインサイダーは別として、私のような素人投資家にとってはそろそろ黄色信号が点灯しているのかもしれません。しばらく休憩を決め込もうと思っています。
東京タワーとパリのエッフェル塔
東京タワーとパリのエッフェル塔の違いを表現すれば、東京タワーは建材でできた味も素っ気もない鉄塔、パリのエッフェル塔は趣向を凝らしたモニュメントと言えそうです。
両者を近くで眺めると、東京タワーには装飾性がまったくないことに気が付きます。一方でパリのエッフェル塔では足元の細かいアーチ構造にもデザイン性があって建築物としての表情が与えられています。
こうした配慮のあり方の違いは、都市としての東京とパリの歴史にもハッキリと表れています。東京は統一性のないバラバラのスクラップアンドビルドの魔界都市、パリは頑なに破壊を拒否する歴史都市と言えそうです。
シンガポールの投資家
東京に拠点を構えていたシンガポールの投資家が、自分が所有する不動産を売却して帰国するという話を耳にました。
国立競技場の新築でも工費は3000億円とも噂されていますが、不動産市場が活況を呈しているロンドンのオリンピック競技場の約3倍(2015/6/17為替市場、2012年比では約6倍)にもなります。いくら東京が奇抜なデザインとはいえ、これがバブルでなくて何なんでしょうか。
東京の不動産価格が上がりはじめてから1年半が経過して、そろそろブームも潮時を迎えていそうです。これからの不動産投資には特に注意が必要なのかもしれません。
ホットスポットの怪 アリが出てこない
私が餌をやっているキャンパスの猫達のたまり場は、東電福島第一原発事故で放出された放射性物質のホットスポットでもありました。事故の年までは中型アリが餌に群がって厄介でしたが、2年目からは様子が一変してしまいました。
今年はやはり事故前の様子とはまったく違って、中型アリの姿は見えず、超小型アリしか集まってきません。これは放射能の影響なのだろうと私は思っています。
2015年6月16日火曜日
ベンツの中古車価格暴落?
先日、千葉県東金市に行ったときに、ベンツの中古車の安さに仰天しました。走行距離3万キロ弱の程度のよい車が150万円しませんでした。ベンツは高級車の代名詞として見ていましたが、時代は明らかに変わってきています。
日銀の超金融緩和政策は国内の設備投資と消費が上向かない限りは続くはずで、簡単には円安の流れは修正されそうにありません。また暴落状態だった原油価格も1バーレル(WTI)50ドル台を回復してきております。そんなわけでガソリン価格は上昇こそすれども下落するとは思われません。
ベンツの中古車は1リッター当たり7~8キロ走れば上等です。トヨタのプリウスは日常的な利用でも28キロは走るようです。私の友人は満タンにして九州一周してもまだガソリンが残っていて驚いたそうです。またベンツはガソリンはスーパーですから余計に燃料費がかかります。今やリッター30キロが常識になり、ベンツも流石に陰が薄くなったのでしょうか。
2015年6月14日日曜日
2025年東京圏介護破綻
中央公論7月号に見出しのような記事が掲載されています。本来ならば地域的に勝ち組であるはずの都心部で老人介護施設が足りなくなり、介護難民が出そうだという話です。どうしてそうなるのでしょうか。
都心のビルの建築費は相変わらず高騰を続けており、坪単価は150万円を超えそうな気配です。アベノミクス前には100万円をかなり下回っていましたから、およそ2倍になりました。これでは介護保険など当てにしない富裕層用の超高級老人ホームは別として、利益率の小さい庶民のための老人施設の新設は難しいのです。
一方で老人介護施設会社を投資ファンドに売却した知人の例をみても、一般的には介護施設の経営状態は悪化しています。介護保険で施設に支払われる介護報酬が減額され続けているからです。また入居金ゼロの老人施設も次々に現れて、入居金相場は大きく下落中で、以前のように建築費の足しにすることが難しくなってきたからでもあります。
このように都心では異常に高い土地代や高騰し続ける建築費という悪条件にもかかわらず、介護報酬は全国一律で削減され続けているのですから、特に都心部では将来的な老人介護施設不足が懸念されるのです。もちろん富裕層の少ない中途半端な首都圏でも事情は同じです。介護施設に頼らない肉体を維持するために年金生活に入ったら運動を欠かさないようにしましょう。
無謀な戦争ということ
日本がアメリカに仕掛けた太平洋戦争は真珠湾の奇襲攻撃で始まりましたが、奇襲は一時的な戦果は得られても、結局は国力に大きな差があれば、弱い方が負けることになります。これが太平洋戦争の大きな教訓ではないでしょうか。
例えば、1940年のアメリカ海軍の艦船の建造予算は一年間だけで日本の過去10年間分に相当しました。1943年の空母の建造数はアメリカが22隻、日本がたった3隻でした。当時の工業生産では、アメリカは石炭11倍、石油222倍、鉄鋼13倍の生産力を誇っていたようですから、戦う前から結果は分かっていたというべきかもしれません。
国民にはこうした事実は周知されず、真珠湾奇襲攻撃成功の報に沸いた無知な社会が惨めでなりません。最近は政治や社会への無関心層が多くて、ある意味では戦前の無知な市民社会を思い起こさせるところがありますが、今こそ平和の大切さを再認識したいです。
2015年6月13日土曜日
船長が乗客より先に避難
一昨年のイタリアの客船座礁転覆事故、昨年の韓国のフェリー転覆事故、そして先日の中国の観光船転覆事故では、多くの乗客を置き去りにして逃げ出した船長が逮捕されています。船長には乗船者を守るべき法的責任があるからですが、社会からも厳しく糾弾されています。
先の戦争でも敗戦が濃厚になるや、部下の兵士や民間日本人を放置して、早々と日本に帰国した軍幹部や政府関係者がいたと聞いたことがあります。このケースで問われるのは道義的責任しかないでしょう。
こうしてみると責任とは法的責任と道義的責任が同心円を描きながら広がっているも、道義的責任の円の方がずっと大きいことが分かります。問題なのは、道義的責任は弱者には強い強制力をもって問われ、強者には随分と曖昧なものであることです。
2015年6月12日金曜日
スポーツはショーではない
男子サッカー対イラク戦は日本の快勝でしたが、スポーツ評論家には辛口なコメントをする人もいます。私も、勝ち目のない相手がさらし者にされているようで何だか可哀相に思いました。あんな安っぽい興行試合に6万人の観客が集まるのですから、今やサッカーは明らかに巨大ビジネスです。
サッカー協会、企業、チーム、マスコミそして選手が一体となって、脚本通りの演出効果を狙った対イラク戦は、大大本営発表に湧く戦時中の世の中を思い出させてくれました。スポーツが勝負の世界から外れて、確実に勝てる相手を選んだのではショーとしか言えません。
2015年6月11日木曜日
原発被災地の稲作再開
原発事故汚染地帯では東電の稲作補償が打ち切られるのを受けて田植えが大規模に復活しているようです。放射性物質による汚染米は流通しないと期待したいですが、流通米がどんな測定器で検査されているのか気になります。
意識的に都合の良い測定器を選べば食品の安全宣言は案外容易であることを知っておきたいものです。特にコメの放射能検査では、鉛の遮蔽体を使わずに出荷用に袋詰めされたものを、ベルトコンベアで流れ作業式に測定しているようですが、この方法では絶対に正確な測定はできません。
このことを理解するには夜光塗料の塗られた腕時計の文字盤を思い起こすのがいいでしょう。日中は分からない発光文字も暗くすればはっきり確認できます。鉛の遮蔽体を使わない食品の放射能検査は、真昼間に蛍光文字盤を観察しようとするのと同じなのです。測定できるわけがありません。
1950~1960年代には、私たちは南洋で獲れた原爆マグロを食べていたようですから、放射能に汚染された食品の流通では前科があります。東電福島第一原発事故から4年目にして、もはや市民は食品の放射能汚染にはほとんど関心を示しませんから、昭和期のように再び放射能汚染食品が流通する環境が整いました。
もはやサッカーの時代か
通勤電車内で隣に座っていたふたりの70歳近いオバ(あ?)さんの会話に驚きました。サッカーの女子日本代表の試合が話題のようでしたが、オフェンスがああだのディフェンスがこうだのとあまりに細かく水準の高い内容の話で、私には理解できませんでした。
年ごろからして若かりし頃にサッカー選手だったとは思われない女性たちですから、純粋にサッカーが好きで、観戦に余念がないのでしょう。それにしても70歳になろうかと思われる人たちが、相撲でもなく野球でもなくてサッカーなのは時代の変化を感じました。
こんなんで戦争に勝てますか
国会における集団的自衛権行使の憲法解釈の議論では、官房長官は重要なのは憲法学者の数ではないと発言しました。数の問題でなければ質の話になりますから、違憲を主張する憲法学者はバカと言われたも同然ということになります。
異論を唱える人間を力で完全抹殺するところは、かつて勝ち目のない戦争に走り、しかも勝負は見えていたのにいたずらに長引かせ、原爆まで落とされた愚かさに通じるところがあります。
また、一方で質だと言っておいて他方で数で押し切って採決に持ち込もうとするでは大きな自己矛盾です。市民の関心も高まってきましたから参院選挙のテーマにして国民の反応を見てみたらどうなのでしょうか。
2015年6月10日水曜日
ドイツ人の落第生
私がドイツの学生寮で生活していたとき、夕方になるといつも共同キッチンでビールを飲みながら、外の風景を眺めている年の行った男子学生がいました。
私は自炊生活で彼と顔を合わせる毎日でしたから、自然と会話をするようになりました。話の内容は記憶にありませんが、彼が大好きなBMWのマイカーを背景に撮った写真を自慢げに見せてくれたことだけは覚えています。私は彼を人間味ある青年だと感じていて会話するのが楽しみでした。
しかし、私の部屋の向かいに住んでいた医学生は、あの学生は落ちこぼれの留年生だと耳打ちしてくれました。そういうエリートの持つ差別意識は日本だけではなくてどこにもあるようです。
絶世のベルギー美人が...
私の知人がベルギーはブリュッセルを訪れた際に有名なムール貝の白ワイン蒸しが食べたくてレストランに入りました。ブリュッセルのムール貝は一人分が洗面器いっぱいですから、かなりの量になります。
もちろん向かい側のテーブルの美人女性もムール貝を注文して食べています。ところが、流石に量が多かったのか生理現象を催して、突然「プー」とやってしまいました。それに気づいた知人が視線をやると、まずいことに当の美人と目が合ってしまいました。
また、その美人の反応がこたえられないほど品のあるもので、「with a music」と言ってニッコリと笑顔を返してくれたそうです。美人だって人間ですから〇〇ラしますよね。こういう機転の利いたコミュニケーションは西欧旅行の醍醐味のひとつです。
2015年6月9日火曜日
笑い話 学者の矛盾
学生 「先生、戦後の憲法違反の事例はいくつありますか。」
憲法学者 「今回の集団的自衛権の行使容認が初めてです。」
学生 「じゃあ、政府の暴走は困ったものですね。」
憲法学者 「いいえ。これでやっと研究費がもらえそうで感謝してます。」
2015年6月8日月曜日
笑い話 スーパーカー狂の白バイ隊員
「スピード違反です。停車しなさい!」
「バカ、俺に追いつくつもりか。」
「止まりなさい!!」
「どうだ、これが俺の最高速度だぜ。」
「何だ、150㌔オーバーか。ポルシェもたいしたことないなあ。」
笑い話 大きな誤解
「アメリカ人が共産主義嫌いの理由知ってる?」
「マッカーシズムのせいかな?」
「いや。アメリカの円形交差点を知ってる?」
「あっ、あの信号機がないグルグル回りの交差点ね。」
「そう。あれで左回りが嫌になったんだ。」
芸術の都パリ、オリンピック一色の東京
私はパリで生活していましたが、パリの芸術事情を知るわけではありません。そこでここに藤田嗣治画伯が書き残した文章を引用します。これは彼が述べた1世紀年前のパリの芸術事情ですが、100年経過して東京は芸術でパリに追いついたのでしょうか。
「...パリだとね、...違った個性のひらめきさえあれば、画商がつくんだよ。その画商が育てるんだよ。日本は有名大家にならないと、画商が見向きもしない妙なところだから若い人は大変ね。...
... あそこは画家を愛している町だよ。行かなくては駄目よ。...行ってみなければいけないよ。そして芸術とはどういうものなのかをはっきり教えられるよ。...
絵はその人自身でなくてはいけない。... まず自分自身を発見すること。...まずパリへ行くんだね。そして流行なんか無視して、まず自分自身を発見すること。...」
「藤田嗣治芸術試論、夏堀全弘著、発行者夏堀邦子、発行2004年。361頁から引用」
2015年6月7日日曜日
ドイツで進む水素社会
ドイツは東電福島第一原発事故を契機にして2022年までに原発廃止を国策として推進しています。
日本の原発推進派には、ドイツが特に原発大国フランスからの買電に依存する現状を皮肉る向きもありますが、とにかくドイツでは再生可能エネルギー重視の低炭素社会の実現に大きな努力が払われています。
日本では風力発電や太陽光発電は日陰者として扱われ、余った電気は廃棄されていますが、ドイツではこの余剰電力を使って水を電気分解して作った水素を利用する水素社会の構築が進んでおります。
こうした日独の相違を一言で表現すれば、手堅いドイツと勢いの日本と言えそうです。
2015年6月6日土曜日
抹殺されたか、小泉進次郎議員
テレビ画面や新聞・週刊誌の紙面ですっかり取り上げられなくなったのが、若手保守政治家のホープと思われた小泉進次郎氏です。
政府が必死で取り組む原発再稼働政策に、父親の反原発活動家小泉純一郎元首相に呼応するかのように反原発姿勢を鮮明にしてからは、すっかりマスコミに取り上げられなくなりました。
日本メディアが中国メディアを官製メディアと声高に呼ぶのは、結局は同じ穴のムジナであることを隠ぺいするための煙幕に過ぎません。
ありがとう、銀座マキシム・ド・パリ
銀座ソニービルの地下にある銀座マキシム・ド・パリが今月30日をもって閉店します。1966年の開業以来、東京には超高級フレンチレストランは数多くオープンしましたが、丁寧なフランス料理とアールヌーボー様式に粋を凝らした内装と心温まるサービスを楽しませてくれる、マキシムに並ぶレストランは生まれませんでした。
マキシムのスタッフのみなさんはフランス料理を心から愛する人たちでした。素人ながら料理で気が付いたことをちょっと話題にすると、優しく嬉しそうに話に乗ってもらえるところが大好きでした。スタッフのみなさんは長い経験と深い知識に裏打ちされた自信を持っておられたのでしょう。
バブル期にできた超高級レストランが誇る冷たい大理石のエントランスとは無縁の内装は、アールヌーボー様式の高い芸術性を備えていて美術館級でした。1966年の創業以来、私がパリが恋しくなるとお世話になり、本当にありがとうございました。
笑い話 共産党嫌いのグルメ
「ロシア産の最高級キャビアです。」
「うん、美味しい。」
「北朝鮮産の最高級高麗人参酒入りデザートです。」
「うーん、旨い。」
「中国産の最高級ウーロン茶です。」
「ありがとう。」
「では、キューバ産の最高級葉巻をどうぞ。」
「俺をバカにしてんのか!」
2015年6月5日金曜日
特別養護老人ホームの真実
東京都内には特別養護老人ホームが約450施設あります。この通称‘特養’は福祉施設ですので、部屋は個室でトイレと洗面台が設置されていても、浴室は共同であることが通常の有料老人ホームとの大きな違いです。入居できるのは満65歳以上で要介護度3以上の人となります。以前は申し込み順でしたが、今日では介護の必要性をもとに入居者が決められております。
都内では待機者が多数いると言われていますが、実際の待機者数は地域的に大きく違うことがありますので、地元だけではなくて近隣の特養にも相談してみる価値はあります。また定員の10%は原則的に短期入居者用に準備されていますから、家族の介護の負担を一時的にでも減らすために、短期入居制度を利用するのも賢い利用法です。
特養はいわゆる薄利多売型の施設ですから、需要が多くて恵まれた環境にある東京都内でさえ、ほぼ満杯状態を常に維持しないと経営は厳しいというのが実態です。そのため暫定的に要介護度3未満でも、また居住する自治体以外の地域でも入居を許されたりすることもありますので、とにかく困ったらダメもとで施設に直接交渉してみるのもいいでしょう。
笑い話 深い愛情
担任 「学校に強迫電話をしたのはお前だろ!」
生徒 「ハイ、私です。テストを中止させようと思って。」
担任 「そうか。間違いないな。」
生徒 「絶対に間違いありません!!!」
担任 「お前が初めて自信に満ちた顔してホッとしたよ。」
大人が子どもに絶対にしてはならないこと
大学生を指導していて痛切に思うことは、子どもに劣等感を植え付けてはならないということです。大人は厳しいしつけのつもりでも、それが日常的に繰り返されると、子どもにとっては拷問と同じで手足をもぎ取られるような気持ちでいるのです。
こうして子どもの頃に肯定されることなく否定され続けて屈辱感ばかりを味わわされた頭は、大人になっても理性で考えることができず、自分に都合の悪いことにはいわば条件反射して感情的に反発してしまいます。
具体的にいえば、自分が出来ないことをズバリ指摘されると、反抗的な態度になって事実と真正面から対峙することができません。本来ならば、相手の意見を聞いて出来ないことをできるようにするために努力するか、それでもだめならば別の方法を模索するのが大人のやり方です。
しかし、自分をいつも否定され続けた暗い成育歴を背負ってしまうと、結局は自分だけではなくて相手に対しても条件反射的に否定的な見方しかできなくなるということでしょうか。大人は子どもに対して絶対君主であってはならないのです。
2015年6月4日木曜日
小学生と本気で50m競走
オヤジを過ぎてジジイの仲間入りをしたというのに、近くに住む小学生を相手にして50m走の競争をしました。小6の女の子といえば体つきは大人と変わりません。そのうえに学校ではリレー選手で、お父さんは陸上部の監督ですから、実績(?)も遺伝子も申し分ありません。
さて二番勝負で、一回目は一歩先んじて勝利。二回目は足ひとつ遅れて負け。全力疾走したのは何年ぶりか思い出せませんが、子どもと真剣に遊ぶ楽しさを再発見しました。
2015年6月3日水曜日
日本の巨大な外貨準備を取り崩そう
首相はアジア諸国のインフラ整備に今後5年間で13兆円を提供すると発表しました。これぞ真の国際貢献であり、同時に日本の経済再生にもつながるかもしれません。ただ、従来からの非効率なODA型で利益集団への丸投げでは中国のアジアインフラ投資銀行には勝てません。
もはや国内の無駄な公共投資中心の景気対策は止めにして、日本の外貨準備150兆円の資金の一部をアジア諸国のインフラ整備に振り向けたらどうでしょう。こうした日本の援助によって貧しい国々の生活水準が向上すれば、自ずとそれらの国々の経済は成長し、人々の生活は安定し、アジア全体の平和も強化されるはずです。
公共投資と国防費などを削って毎年10兆円の支援を10年続ければ、総額は100兆円になります。最初は金利だけの支払いにして10年後から20年間で返済をしてもらいます。アジア諸国のの通貨の価値が経済発展によって現在の対日本円交換レートの3倍になっていれば、30年後には元利合わせて400兆円になって戻ってくる...と思うのですが、どうなのでしょう。
ある腕利き脳外科医の告白
私の知るある脳外科医は定年退職して重い責任から解放され、やっと睡眠薬を手放すことが出来たと嬉しそうに語っていました。頭の中で手術のシミュレーションを繰り返しているうちに眠れなくなり、結局は薬に頼らざるを得なかったのでしょう。
彼は時間に余裕ができて趣味の世界に触れられるようになり、以前からやりたかったチェロ演奏の手習いを始めました。今ではその魅力にすっかり憑りつかれてしまったと言います。
現役時代には、他の脳外科医たちの手術を見て自分の職業を天職だと信じて疑わなかったものの、チェロ演奏の魅力を知ってからの人生の充実感を味わってみると、自分の人生は間違っていたのではないかと自問するようになったそうです。人生には知らないままで終わった方がいいこともあるのかもしれません。
がんと脳梗塞と心臓病について
日本では1年間に120万人が死亡し、その1/3はがんによる死亡で、1/6が心臓疾患死、1/10が肺炎と脳血管疾患のそれぞれによるものです。
最大の死因のがんは末期の苦痛が恐れられていましたが、最近ではがん性疼痛緩和ケアが充実且つ普及して当たり前となり、痛みに苦しめられながら闘病するケースは減ってきています。早期から痛みの治療を開始すれば通常の生活を続けながら、人生を全うすることができるようになりました。
一方で脳梗塞では早期治療の機会を逃すと半身不随などの運動機能障害が残ってしまいます。多くの脳卒中発作の初期には、ろれつがまわらない、片側の手足が妙に重い、まっすぐに歩けない、視野がおかしいなどの前触れがあります。これらが一時的な症状で消褪しても放置せずに適切な治療を開始すれば重い後遺症を防ぐことが出来ます。
心臓疾患は疫学研究で示唆されているように喫煙者には特に多いようです。ヘビースモーカーで天寿を全うした人も知っていますが、満60歳頃までに冠状動脈をやられて苦しむ喫煙者も私の周りには少なくありません。もちろん喫煙は脳梗塞のリスクも高めることも知られています。
いずれにせよ、どの病気で死にたいのか予約を取ることはできないのが人生です。
2015年6月1日月曜日
若いワインバー店主頑張れ!
私が通る商店街にワインバーが新規開店して3ヶ月になりました。この店は入れ替わりが激しくて、かつては手作りジャム屋、その前はブランド品買い取り店、更にその前は市議会議員事務所でしたが、1年以上頑張った店は記憶にありません。
このワインバーは残念ながら私が通る時に客がいることはめったにありません。そんなわけでいつ潰れるか心配していましたら、とうとうこんな看板が出ました。
「金なし、先なし、怖いものなし」
当てが外れた若い店主の気持ちが痛いほど伝わってきて悲しくなりました。今日は猫の餌やりの帰り道に一杯飲んで帰ろうかと思っています。お前、そんな同情をしている余裕があるのかですって?!
アジア人が100m9秒台に突入
日本の短距離界の期待の星桐生祥秀選手が100m9秒台を目前にして足踏みしているうちに、中国の選手がアジア人初の9秒99の公式記録を出しました。これで黒人選手に続いて黄色人種に9秒台時代の幕開けです。後は白人選手にいつ出るかです。
面白いことに、いったん厚い壁が突き破られると物事はその集団内で一気に前進するものです。黒人選手が電気時計で9秒台に突入したのが1968年10月でした。1980年代には黒人選手には9秒台は当たり前になりました。そしておよそ半世紀経過してやっとアジア人が9秒台に突入しました。
自分でもできるかもしれないという実感を持つと人間は案外努力し成長するものです。この実感を若い人たちにどうやって持ってもらうか、ここに教育者の腕の見せ所があります。無理やり知識だけを教え込んでも、一時はよくても結局は砂地に水撒きをするのと同じです。
ブログにgoogleのコマーシャルが入って困っています
最近になって、私のブログにしつこくgoogleのコマーシャルが表示されて困っています。このブログを無料で開かせてもらっているので仕方ないのでしょうか。でも、気になるなあ。
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