小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年11月9日土曜日

民主党政権はあだ花だったのだろうか

 一昨年の東日本大地震の翌日3月12日から連続して福島第一原発で水素爆発が起きた時に、東電本社では一時的であれ現場から人員撤退が検討されたと言われます。その時に当時の首相管直人衆院議員が絶対に撤退は許さないと東電本社に怒鳴り込みました。この元首相の過激な行動に世の中の批判が集中しましたが、今日ではそのことについて再評価の必要がありそうです。


 今日の自民党政府と東電の関係は蜜月状態にあり、なし崩し的に事故処理への国費投入と原発再稼働が官民一体となって推進され既定路線化しています。また人類史上で類を見ない原発事故を起こした私企業が今年の第2四半期には経常利益1417億円の黒字を計上しました。こうした事実や当時の役員らの華麗な転身を知ると東電の政治力や産業界における支配力の巨大さに改めて驚愕します。


 政権復帰後の自民党の原発関連の動きを見ていると、もし自民党が当時の政権の座にあったら福島第一原発は東電の意のままに放棄されていただろうと思われてなりません。自民党の首相が東電本社に怒鳴りこみをするなどとはとても考えられないからです。民主党政権は何も残さぬあだ花だったように思われましたが、どっこい実際には日本の一大危機に咲いた一夜で萎む月下美人のような超大輪の花だったのかもしれません。