小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年11月16日土曜日

東京オリンピック景気で建設費の高騰が始まったが

 先日聞いた話ですが、ある大学が郊外から都心に施設を移転しようとして進めていた計画が頓挫したようです。その原因は2020年東京オリンピックにありました。当初の新施設建設計画は100億円でしたが、五輪開催が決定してからはどんどんと費用が膨らんで結局は150億円にもなってしまったようです。そのために移転計画は延期されました。


 これまでも東日本大震災復興の建設ラッシュで一部の資材や専門の職人さんの十分な手配が付かないと聞いてはいましたが、さらに五輪景気が重なって資材等が高騰したら当分は新築マンションなどの価格も上昇せざるを得ないでしょう。不動産市場が活況を呈し始めたのは消費税引き上げだけでなくてその気配を察してのことでしょうか。


 震災復興とオリンピック景気で建設業界が潤い、金融緩和による金融業界の業績向上は間違いなさそうです。ただオリンピック後には福島第一原発の廃炉計画が正念場を迎えていたり、団塊世代の後期高齢者への仲間入りが始まったりします。かつてのバブル崩壊の悪夢をオリンピック後に再び経験しないように心したいところです。