小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年11月8日金曜日

子どもの権利条約を知ろう

 韓国では大学入学統一試験が行われました。テレビで見ると日本の厳しい入試風景と変わらない様子で何となく悲壮感を感じさせます。


 私の街の駅前には小学生対象の全国規模の学習塾があります。週末は朝8時頃から子どもたちが集まりだしますし、平日の夕方は9時頃になると親がたくさんお迎えにきています。こんな様子を目撃すると、大人が勝手に大人社会の道理を押しつけて伸び伸びとした生活環境を子どもたちから奪ってしまっているように思われてなりません。


 国連の子ども(日本国政府は児童と訳しています)の権利条約の前文では、子どもは、完全かつ調和のとれた人格の発達のために、家庭では幸福、愛情そして理解ある環境の中で成長するものである、と宣言されています。そして第31条では、子どもの休息及び余暇についての権利が認められています。


 子どもはひとりひとりがそれぞれに固有の成長の可能性を秘めており、その成長のためには様々な子どもたちが自由に交流できるゆるやかな環境がなければなりません。今日の日本や韓国のような、現実から剥離された応用の効かない知識の詰め込み競争をさせる偏差値崇拝の社会は変わらなければならないのではないでしょうか。