小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年11月10日日曜日

放射性物質 “検出せず” とういうのも一種の偽装です

 食料品や飲料水の放射性物質の測定で “検出せず” という表現が使われていますが、これは測定器の性能上の限界から放射性物質がどのくらいあるか分からないという意味であって、汚染されていないということをいっているわけではありません。

 

 短時間で測定できないのならばもっと時間を掛けてじっくり測定すればいいように思われますが、残念ながら放射線測定器の場合にはそうはいかないのが難しいところです。なぜならば度が弱過ぎる眼鏡(性能の低い測定器)を使ってゆっくり新聞を読もうとしても余計に疲れる(誤差が大きくなる)だけで読めない(測定できない)ことに変わりはないのと同じです。

 

  いつから“検出せず”という紛らわしい表現が一般化したのかは定かではありませんが、この表現を許しておくと近頃の流行の “誤表示” のような偽装行為が蔓延しそうで心配です。なぜならば “検出せず” を連発して安心を売るためには故意に安くて性能の悪い測定器を使えばいいだけのことでもあるからです。


 高性能の測定器といい加減な測定器とではどちらに需要があるかと言えば圧倒的に性能の低い測定器の方に軍杯が上がります。私が信頼する食品用超高性能放射能測定器i-FKR508が商業用には今ひとつ需要が伸びないのはこういう理由もあるのかなと思っています。