小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年11月2日土曜日

山本太郎参院議員は辞任すべきか

 山本参院議員の手紙手渡し事件から、国会内では辞任要求の大合唱です。山本議員の行為は確かに憲法の意図するところを危うくするものと解釈できますから辞任要求が出てくるのも致し方ないでしょう。しかし、もう少し事態を精査してみなければその妥当性は分かりません。


 山本議員の行動には深い政治的な意図が隠されていたとはどうしても思われません。一方で頑なに辞任要求を主張する人たちには、山本議員という“異物”をここで一気に排除したいという意識が見え見えであり、この方がよほど天皇陛下の政治利用だともいえそうです。また、そういう自分たちのやましさを幾分なりとも自覚できる人たちであればこれほどの騒ぎにはしなかったでしょう。


 私たちの記憶の中では福島の原発事故は確実に過去のものになりつつあります。そして私たちは原発事故現場の日に日に深まる深刻さからは眼を背けて、むしろ意識はオリンピック騒ぎの方に傾いてきております。こうした悲しい現実を前にして座視していられなかったのが山本議員だったとしたら、私たちは彼に辞任しろと詰め寄る資格があるのでしょうか。