小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年11月22日金曜日

気功術は効くか?

 ファンが案外多い気功術は、9月に発行されてから評判の「代替医療解剖(S.シン、E.エルンスト著、青木薫訳、新潮文庫)」によれば、むしろ効かないという結論の方に近いようです。西洋医学の論理からは確かに効かないと言えそうですが、理屈で整理できないのが人事ですからキッパリとその価値を否定してしまうのも躊躇われます。


 確かに気功術には科学的根拠はまったく確認されていません。私も紹介されて試したことがありますが、その気功師は目をつむって直立している私を気を使ってよろけさせてくれました。しかし、普通の人間は眼をつむって立てばよろけるのは当たり前です。


 私の隣人にいわゆる気功術を応用したという施術の名人にお世話になっている人がいます。その人は人工透析の寸前までいきましたが一か八かでその施術師にかかってみたところ症状が改善して主治医にも驚かれたようです。このケースで一時的にも病状が改善したのは心理的効果が大きいと思われます。


 このように人間は気持の持ち方次第で場合によっては一時的であれ身体には新しい躍動エネルギーが湧いてくることもあるのは否定できません。科学的根拠のない気功術もそのきっかけくらいにはなると思えばいいのではないでしょうか。