小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年11月22日金曜日

東大卒と幸福

 東大を出て官僚になるのがいいのか民間に飛びこんで活躍の場を求めたらいいのか、きょうは東大卒の幸福が夫婦間で話題になりました。


 東大卒で公務員上級試験に合格して官僚になればバカ正直でない限りは出世街道は保証されています。そういう安全志向の人たちで埋め尽くされる上級官僚の世界では本来ならば出世は結果であるはずなのに出世が完全に目的化してしまっているように思われてなりません。そのために仕事も職場の人間関係も出世第一ということになります。


 私のある友人は東大を優秀な成績で卒業してJRの前身の日本国有鉄道に入って出世街道をばく進していましたが、あまりにも正直者であったために途中でつまづきました。国鉄民営化は組合潰しのためであると漏らして左遷されてしまったのです。しかしながら自分に正直であったことを知る仲間たちの思いやりの世界で仕事ができるようになって彼は以前より幸福そうでした。


 東大を出れば一応は人並以上の生活を保証されるのは紛れもない事実です。それこそは東大卒が社会に対して重い十字架を背負っている証しのはずですが、その重さに気付かずに世間をかき回して去っていくだけの人たちが多いことが残念でなりません。