小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年11月5日火曜日

楽天三木谷社長とソフトバンク孫社長 単なる偶然のいたずらか

 楽天ゴールデンイーグルスがプロ野球日本一に輝きましたが、楽天の会長兼社長三木谷浩史氏は実業界の若手のホープです。またソフトバンクの社長孫正義氏はやはり実業界の気鋭の若手経営者です。共にアメリカで高等教育を受けた経験を生かしてビジネス手法もまさに開放的なアメリカ型です。この手法は知識をオープンにして消費者に利用してもらって共に利益を享受しようという共存共栄型といえそうです。


 対照的なのがユニクロとワタミです。ユニクロの柳井正会長はアパレル業界の寵児です。またワタミ創業者渡邊美樹氏は苦労人で実業家から参院議員となって政治家の道に執念を見せて活躍しています。彼らのビジネス手法は店舗展開で押すいわば和風の家元型です。これは伝統の知識を家元が独占して価値を維持しながら師範という弟子の数を増やして利益を確保する独占秘匿型といえます。


 楽天やソフトバンクは既存社会を作り替える言わば再開発指向、ユニクロとワタミは既存社会のニーズを自分に取り込む征服独占指向と見ることもできます。楽天やソフトバンクは瀕死のパリーグを躍動感に満ちたパリーグに変身させてくれました。この事実を見ると私には再開発指向ビジネスは新しい繁栄を社会にもたらす善良性を本質的に内包しているように思われてなりません。

 

 日本も今後は国家が頭に座る家元型から国家も国民も共に繁栄する共存共栄型に変わらなければなりません。そんな時期に国家情報をどんどんオープンにするどころか法律を作って秘匿しようなどと考えていては、日本はセリーグのように凋落の路を進むことになりかねません。