小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年12月3日火曜日

就活で失敗しないために 就職フェアやその報道に踊らされるない!

 昨日12月1日から2日連続で夕方6時10分「首都圏ネットワーク」の時間にNHKはトップニュースとして就職フェアの様子を報道しました。12月1日に就活が一斉解禁されてフェア主催をビジネスとする会社にとっては掻き入れ時のシーズンになりました。


 これだけマスコミに就職フェアの活況を騒ぎ立てられると大学3年生は浮足立って期末試験どころではなくなります。こんな雰囲気では大学は社会人になる前の一時のモラトリアム期間などと悠長なことは言ってられません。また企業にとっても優秀な人材を獲得できるか否かは死活問題であり、結局は厳しい獲得競争が企業間でも繰り広げられることになります。


 現実味の薄い行き過ぎた平等主義をいわば悪用して就活をビジネスの種にして、大人が若者を食い物にしている現実をNHKはよく分かっているはずです。もう随分と昔の話で時効でしょうから白状しますと、私の教え子がNHKを希望したら、“あなたの大学からは取りません”と言われたといって泣いていたことを思い出します。


 世界競争の荒波の中で必死に生き抜こうとしている企業が望まぬ人材を平等主義のためだけに採用するとは思われません。そういう事実を隠して表向きの平等主義を掲げながらエントリーシートを大量に書かせて何十社も受けさせるという悲しむべき実態に一石を投じるような提案型報道をしてNHKの持つ本当の底力を見せてください。