小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2013年12月15日日曜日

会社四季報、会社情報新春号で株価を検証してみました

 会社四季報、会社情報の新春号が発売となりすぐに購入して全ページに目を通してみました。結果は、昨年末からのアベノミクス相場もここまでという印象を強くしました。


 今回の株式市場の好況はあくまでも景気回復期待の戻り相場に過ぎませんでした。これからさらに力強く上昇して日経平均2万円を回復するには実際の景気の底上げと企業業績の一層の伸長が不可欠です。しかし、それを支持する具体的な指標がひとつも見えていません。各企業の株価を見てもすでに高値に辿りついたという感じです。


 例えば配当性向では東証1部でトップクラスの(株)アクセルは2013年度は配当100円でしたが、記念配がなくなって2014年度には50円に戻ります。株価は1700円台ですが減益予想から下落相場に入りましたから配当狙い銘柄にはなりません。無借金の好財務内容で赤字体質もなく、研究開発に真面目に取り組む優良企業ですから、買うには1300円台まで気長に待つ手が賢明でしょう。


 株式市場は毎年2月前後に高くなる習性がありますから、もし日経平均が16000円を超えてきたら当面の逃げのチャンスと考えるのが妥当ではないでしょうか。ただし、円安が進んで1ドルが110円から120円をうかがうとなると大きな上下波乱の展開が必死です。