私の論文に季節の移り変わりと死亡率の変化の関係を分析したものがあります。古いものですが、これから真冬を安全・健康に乗り切るためにぜひ参考にしてください。
戦後の日本では月別死亡率が最高値を示すのは1月で、およそ夏の死亡率より30%ほど高くなります。温暖な沖縄でも冬季の死亡率は同じ傾向を示します。主要死因別に全国と沖縄を比較してみますと下記のようになります。
月別主要死因別死亡率(人口10万対、平成7年)
全国 沖縄
1月 7月 1月 7月
悪性新生物 223 208 186 156
心疾患 157 91 121 65
脳血管疾患 157 98 92 70
肺炎 98 51 107 42