小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2013年12月22日日曜日

健康 冬の寒さを軽く見ないでください

 私の論文に季節の移り変わりと死亡率の変化の関係を分析したものがあります。古いものですが、これから真冬を安全・健康に乗り切るためにぜひ参考にしてください。


 戦後の日本では月別死亡率が最高値を示すのは1月で、およそ夏の死亡率より30%ほど高くなります。温暖な沖縄でも冬季の死亡率は同じ傾向を示します。主要死因別に全国と沖縄を比較してみますと下記のようになります。


       月別主要死因別死亡率(人口10万対、平成7年)
                 全国           沖縄
               1月   7月      1月    7月
 悪性新生物      223   208      186    156
 心疾患         157    91      121     65
 脳血管疾患      157    98       92     70
 肺炎            98    51      107     42

 死亡率の比較には対象集団の人口の年齢構成の違いも考慮に入れなければなりませんが、大まかに理解するにはこの表だけで十分です。つまり季節性はなさそうなガンの死亡率でさえも冬場に上昇することがわかります。とにかく温かく冬を過ごすように心がけてください。