小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年9月9日火曜日

松本人志怒る

 マイナビニュース報道によれば、タレント松本人志が父親が亡くなってすぐに母親のところに記者が取材に来たことについて怒りをあらわにしたようです。彼の怒りは私生活の大切な部分にまで土足で踏み込むような記者の節度の無さに向けられたようです。この騒動を種にしてタレントビジネスとマスコミとの関係を考えてみたいと思います。


 まず私は松本人志は好きではありません。理由が個人的過ぎますが、下品な笑いの種が多いことと笑い方に品がないからです。私は笑い方にも品格があることに気づいたのは、40年以上前にあるドイツ人に指摘された時でした。彼がある人の笑い方をありったけの抑揚を込めてドレッキヒ(怒汚い)と表現した時の驚きは、いまだに忘れることはできません。松本人志の笑い方はまさにそのものズバリと言えます。


 品のなさを売り物にするのもタレントの才能のうちと言われればそれまでですが、家庭の憩いの場に入り込んで言いたい放題、やりたい放題の無節操にもう少し抑制を利かせて欲しいと思うのは私だけでしょうか。彼が自分の私生活にも配慮しろと記者をゲス呼ばわりして怒る気持ちも分かりますが、どっちもどっちです。下品に生きるということは、それはすなわち下品な世界の一員であることの認識を持つ必要があります。彼にはそれが欠けているように思われます。