小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年9月25日木曜日

お金持ちの所有欲の不思議

 昨日はある有力不動産屋さんとゆっくり話をすることができました。郊外では駅からバス便が必要な不動産物件は売れないそうです。都内屈指の近郊超高級住宅地と言われる地域でも、坪単価が200万円を下回ったそうです。良さそうなのは都心の超一等地だけなのでしょう。


 悲惨な孤独死も珍しいことではなくなり、異臭やハエの発生で隣人が異常に気がつくそうです。中には数億単位の資産を持ちながら、まったく身寄りがなくて、結局は資産は国庫に入ってしまうケースもあるといいます。


 振り込め詐欺などでも数千万円から2億円もの現金を騙し取られたお年寄りがいます。高齢者の資産が有効に使われることなく、詐欺や国庫納入という形で行方がわからなくなってしまうのは、あまりにももったいないことではないでしょうか。

 使うことより持っていることに価値を感じているお金持ちも多いのでしょうが、これは貧民街のど真ん中に住みながら、毎日貧乏人の生活を眼下に眺めて自己満足にしたっているようなものです。

 所有欲はほどほどにして、社会に貢献しながら幸福をつかむ使い方はいくらでもあるはずです。不動産屋さんの話を聞いて、そういうお金の使い方を考えることのできる教育が日本では足りない気がしました。