小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年9月19日金曜日

日本の捕鯨事情

 日本の捕鯨への国際的な風当たりが強く、先日もIWC総会では日本に不利な決議がなされました。それに従うならば調査捕鯨は早くても2016年からしか実施できなくなりました。政府はIWCの国際決議に従わず、調査捕鯨を強行する意向のようです。


 調査捕鯨とはいえ年間約1300頭のクジラを捕獲し、結局は捕えられたクジラは食用肉になって販売されます。ところが鯨肉の味は癖が強くて肉質も固いためか、市場に放出されてもあまり消費されないまま在庫ばかりが積みあがっています。


 また食育教育の一環として小学生の給食材料にも利用されたこともあるようです。しかし、大食漢の鯨は海洋汚染の影響をもろに受けていて、鯨肉の水銀含有量の高さは議論の多いところです。少なくとも学校給食の食材として利用するのは控えるべきではないでしょうか。


 今回の国際決議にもまったく耳を傾けずに批判の強い調査捕鯨を中止しようとしないのは、捕鯨業界や関係者などの既得権擁護という国内事情があるのかもしれません。