小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年11月2日日曜日

原発のない社会 余裕があったらトヨタFCVを買おう

 トヨタは水素を燃料にして走るエンジンのない自動車FCVを市販します。一台1億円とも言われていた価格を700万円の水準まで低下させた技術力と情熱は敬服に値します。


 水素は電気を使ってガソリンや天然ガスから製造することが可能ですが、それでは炭酸ガスが発生しますし効率もよくありません。また水を電気分解しても作れますが、これも貴重な火力発電による電気を消費するのでは効率的には感心しません。


 また原発は安全上の理由から出力を調整できませんから、夜間に電気需要が急減すると大量に余剰電気が発生します。そこで原発の余った夜間電気を使って河の水をダムに引き揚げて電気を間接的に蓄えていました。人類はこれまで電気を大量に貯蔵する方法を知らなかっために、このように非常に効率の悪いことをするしかありませんでした。


 原発に固執する電力会社は太陽光発電や風力発電で生まれる電気を厄介者扱いしていますが、自然の恵みから生まれた電気で水素を作り、これを圧縮してボンベで消費地に運べば効率の良いエネルギー生産が可能となります。最近注目されている大容量の蓄電池も不要です。現にカナダでは余っている水力発電で水素を生産して日本に売り込もうとしているようです。


 このように水素は電気の塊と考えることが出来ますから、水素エネルギー社会の到来はクリーンで平和な再生可能エネルギー時代の幕開けと言えるはずです。余談ですが、トヨタFCVをレース用にチューンしたら、ポルシェもフェラーリもランボルギーニも目じゃないですよ!とにかく凄いんです。