小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年11月29日土曜日

学生アンケート調査 薬物は個人の自由か

 関西の4大学によるドラッグに関する新入生アンケート調査で、全体の7%ほどの学生が個人の自由とか一度くらいはと回答したそうです。果たして、ドラッグ使用は個人の問題として片づけられるのか考えてみたいと思います。


 まず一回くらいはという安易な考え方が危険なのは、何かをする場合には最初のバリアーが一番高くて、その後は低くなるばかりであるところにあります。ついつい一回が二回、二回が三回になっていって、行き着くところは依存症という結果になるのがドラッグの恐ろしさです。依存症に陥るともはや自分の力だけでは抜け出すことは不可能です。


 また個人の自由だという考え方は真っ向から完全否定はできません。ドラッグ使用は違法行為ではあっても同時に個人的な行為でもあり、何が悪いと問われても明確な答えを示すことはできません。例えば、違法だからとか、健康を害するからとか、家族が悲しむからとか、社会に迷惑だとかなど言い方はありますが、それでは納得しない人がいても不思議ではありません。


 要するに、自分が自分でなくなる人格崩壊というドラッグの恐ろしさが、個人主義の進展とともに見えにくくなってきているというのが日本の現状であるかもしれません。