小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年11月23日日曜日

ハチャメチャな少年

 川崎市立岡本太郎美術館に行きました。生田緑地と言われる緑いっぱいの丘陵地帯の中腹に佇む近代建築の美術館は、森林浴と美術鑑賞には絶好の散策スポットです。


 私は岡本芸術のファンではありませんし、シュールレアリスムの理解者でもありませんから、作品にはあまり期待していませんでした。しかし、実際に多数の力作を目の前にしてみると、その圧倒的な存在感は私の脳みそを爆破するには十分なほどに爆発的でした。彼の作品の爆発力の源は、夫婦の常識を解体したような生き方をする母親との生活に苦悩しつつ、一方では自由奔放な少年時代を過ごせたところにあったのではないでしょうか。

 

 平凡な作品や平凡な生き方は、彼の第二の母国語だったフランス語ではバナール(陳腐な、平凡な)という言葉で片づけられてしまいますが、久しぶりにバナールでない刺激的な時間を持つことが出来ました。