小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年3月11日火曜日

3.11 割安な夜間電気の不思議から見えてくるもの

 今日3月11日夜に私たちの町では不要な照明が一斉に消されてライトダウンが実施されます。夜間でも出力を落とせない原発が停止して夜間電気は余っていないはずなのに、繁華街では相変わらずネオンサインが煌々と輝いています。何故でしょうか。


 その理由のひとつは、電力会社は商品の電気をたくさん売らなければ充分な利益が上がりませんから、夏季の一時を除いて消費者に電気の節約をしてもらっては困るからです。私たちが日頃からあまり電気の節約をうるさく言われない訳もそこにあります。


 電力会社は、夜間もフルパワーで稼働する原発の余剰電気の処理に困って割安な夜間料金の設定をしました。現在はむしろ夜の割増料金を請求すべき状況なのに、それは出来ません。もしそんなことをしたら原発の諸問題が広く世の中に知れ渡るきっかけにもなりかねないからだと思われます。


 このように私たちの無関心や無知は、為政者などにとっては非常に都合のよいものですが、時には絶望的な原発事故、いや恐ろしい戦争のような不都合をも起こしかねないことを、私たちは3.11を再び迎えて再認識すべきではないでしょうか。