放射線の低線量被曝の怖さが想像しにくいのは私たちの日常生活上の常識が通用しない領域の問題だからです。
低線量被曝による健康被害については実際にはよく分かっていません。ですから今回の福島第一原発事故の放射能汚染による人体への悪影響については年間20㍉シーベルト以下の被曝についても広く疫学調査を実施すべきなのですが、政府の方針は頑なで変わりそうにありません。
放射線の悪影響で知っておかねばならないことは、青酸カリなどの古典的な毒物と違って放射線にはこれ以下の被曝ならば安全だという閾値(いきち)がないということです。安全を確保するには放射線量をゼロにするしかありません。これを感覚的に理解するには私の3月9日のブログを参考にしてください。