小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年3月25日火曜日

根性のある指導者が欲しい

 アメリカでは第二次世界大戦後も相変わらず人種差別は残り、1963年には黒人運動家キング牧師が「I have a dream...」と20万人の聴衆を前に人種差別撤廃を訴えました。この年はケネディ大統領が暗殺された悲劇の年でもあります。


 1947年にドジャーズ球団所属ジャッキー ロビンソン選手が戦後初の黒人メジャーリーガーに昇格すると、すぐに相手チームは反応してことごとく対戦を拒否しました。ナリーグ会長フォード クリックは試合を拒否すれば出場停止処分に処し、それでナリーグが閉鎖に追い込まれるなら仕方がないとして、断固として人種差別を許しませんでした。


 そして21世紀に入ると米国史上初の黒人大統領バラク オバマ氏が誕生しました。私は彼の首都ワシントン市での大統領就任式をテレビで見て、かつてのキング牧師の演説で受けた感動を思い出さずにはいられませんでした。


 アメリカは民主国家としての歴史を着実に刻んでいることは誰もが認めるでしょう。それを支えているのはかつてのナリーグ会長フォード クリックのような勇気ある自立した理想主義者の存在だと思いますが、日本の指導者にそんな人物が見当たらないのはなぜでしょうか。