小室圭さんをシッタベンレイ

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2014年3月2日日曜日

獣医さん要らず ネコの健康管理

 私がキャンパスのネコの世話で気を使うのが各個体の健康状態のチェックです。風邪を引いたり、細菌に汚染された食べ物を摂って高熱を出されたら、治療費はすぐに数万円になるため、毎日かなり綿密な観察をしています。


 私の経験では、まず一番簡単で最も有効な手がかりは目ヤニの有無です。ネコは清潔好きで1日に何度も顔を洗いますから、健康であれば目ヤニを付けたままでいることはありません。ですから真っ昼間なのに目ヤニを付けて現れたら黄信号です。その後に毛並みが乱れて抜け毛がひどくなってきたら一大事です。


 次は食欲の有無です。ネコでも食欲には個体差があり、自分のネコの食べ方と日量を知っておくと役立ちます。食欲の減少が感じられたら体温測定をします。熱があれば水分と栄養補給に努めます。翌日になってさらに食欲が落ちたり高熱が続けば細菌感染の可能性が濃厚ですから治療が必要です。


 これらのチェックポイントは寿命が6年程のノラ猫の場合のことで、若い間は病気にならない飼いネコにはあまり当てはまりません。室内飼いのネコでは細菌感染の危険性は小さくて高熱が出ることは稀ですから、もしそうなったら不治の白血病やエイズなどの可能性があります。この場合には治療より美味しい栄養価の高い食事療法で私はいきます。


 特に飼いネコで注意すべきは尿管結石です。これは6歳前後からのオス猫に限られますが数日で命を落としますので、一番大切な早期発見には毎日の尿量チェックが大切です。またネコも10歳を過ぎると人間と同様にいろいろな病気が出てきますが、高齢ネコには高度な治療を求めて苦しめるよりは寿命と考えたらどうでしょうか。


 余談ですが、ネコで頻発する口内炎は頭痛の種です。高価なステロイド剤などが使われますがなかなか完治しません。私はうがい薬のイソジンうがい液を脱脂綿に2~3滴垂らしたうえで水に充分濡らして指に持って口腔内をしっかり洗浄してやります。これで我が家のネコたちでは1週間に3回やって完治したあとは再発もしていません。


 最後にネコの健康管理で最も大切なことは、とにかく美味しいものを適量に食べさせて体力と抵抗力をつけることだと思います。私は寒さに弱いネコには冬季だけはみんなに美味しい魚の缶詰をいっぱい食べさせています。但し、食べ物はアレルギーを起こしたり好き嫌いがありますから、高価なものが最良とは限らないことを付け加えておきます。