小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2015年7月13日月曜日

学生の懐具合は確実に悪化している

 私が大学で教え始めた1977年頃は、まだ1980年代後半のバブルの気配はありませんでしたが、経済成長率は平均すると約4%で一億総中流とも称された時代でした。


 そんな比較的明るい経済環境でしたから、学生の懐具合にはある程度は余裕があって、生活のためにアルバイトに追われるとか、下宿生活を控えて長距離通学をするとか、生活困窮で退学するとかいうケースはあまり見ませんでした。しかし、今日ではこういった例は確実に増加していて、入試説明会でも奨学金の可能性とか、学費貸与制度などに関する質問を受けることは珍しいことではありません。


 私の知るあるアパート経営者の経営状態も様変わりになっています。15年程前には満室にならず苦労をしたようですが、今日では黙っていても空き部屋は出ません。風呂、トイレ、台所が共同の木造アパートでも、6畳の家賃がエアコン付で月1.8万円という価格の魅力から、希望者が後を絶ちません。生活費を切り詰めたい学生が多くなったからでしょう。