小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年4月3日木曜日

放射能測定はそんなに簡単ではありません!

 放射能測定に特化したNPO法人のホームページを読んでいたら、いくつか疑問点が浮かび上がってきました。その記述内容からは充分に誠意が伝わってくるのですが、如何せん放射能測定に必要な知識と経験の不足は否めません。


 例えば、「48時間のバックグラウンド測定において放射性セシウムが検出されないシールド環境」という記載があります。現在の東京都心の低い放射線量を考慮しても、これだけ完璧にセシウムからの放射線をシャットアウトすることは神業的と言わざるを得ません。測定器に何らかの問題がある可能性を否定できません。


 また、NaIシンチレーション検出器を使って連続16時間測定というのもありました。常識的にはできるだけ時間を掛けて正確に測ろうと考えたいところですが、この考え方はGe半導体検出器には当てはまっても残念ながらNaIシンチレーション検出器には当てはまりません。


 一般市民の何とかしたいという気持は痛いほど分かりますが、その熱意と誠意がむしろ裏目に出て却って情報の混乱をきたしている現状もあることを私たちは知っておく必要があります。