小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年4月13日日曜日

科学者の良心

 放射能という言葉は一般的にはいろいろな意味で使われています。本来の放射線を出す能力とか、その能力を有する物質というだけではなくて、放射線そのものをいうこともあります。


 では低線量ながら放射能(ここでは放射線)を実際に浴びてしまったら、何か有効な対処法があるのでしょうか。答はノーです。例えばガンになる確率を下げるために体力を付けて免疫力を落とさないようにすることくらいしかできません。


 問題なのは、放射能の危険性は確率的なものですから、個別の因果関係の説明根拠にはならないことです。福島の子どもたちの間に甲状腺ガンが発見されても、政府が原発事故由来であることを認めない理由はそこにあります。


  科学者は、こういう難問から目をそらさずに果敢に挑戦すべきですが、今日のように逆に無関係という主張を安易に擁護していては、単なる権力志向の凡庸な研究者という誹りを免れないでしょう。