いつもすっかり忘れたころに繰り返し出てくるのが雪男報道です。必ず手がかりになりそうな何らかの写真までが噂を追いかけるように続いて出てきたりします。
皆さんは本当はどちらだと思っていますか。私はまったく根拠のない話で一種の話題作りの地域振興策だと考えています。
否定する根拠のひとつとして、まず雪男がいるとするならば雪女もいなければ何十年か後には跡継ぎが途絶えてしまいます。しかし私の記憶の限りでは雪女は出てきたことがありません。
二つ目の否定の根拠は、雪男ほどの高等動物(人間?)はある程度の規模の集団を形成して生活をしていなければ、文化の継承や世代の交代がうまく進まず絶滅の危機に直面するはずです。
つまり雪男が本当にいるならばその種の集落が発見されねばならないはずですが、この点はまったく話題にもなったことがありません。
雪男報道を思いついたすごい知恵者もここまでは思いが至らなかったということなのでしょうか。頭の体操でした。お疲れ様。