小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2014年12月19日金曜日

自民党と共産党

 今回の衆院選挙の運動期間中の自民党と共産党の運動員の様子や市民の反応を観察してみて興味深いことに気が付きました。


 自民党の運動員には壮年層の人たちが多かった感じで、恐らく業界筋からの人たちが応援に駆け付けていたのでしょう。一方で共産党の運動員はほとんどが年配者で占められていました。彼らは共産党支援を名乗り出てももはや社会的な圧力を気にしない、職場とはあまり縁のなさそうな人たちでした。


 チラシを受け取る市民の様子を眺めていても両党ではまったく違いました。自民党はサラリーマンなどでも手を出す人はいましたが、共産党のチラシを受け取る人は老若男女おしなべてだれもいませんでした。このあたりに私たちが世間体を最優先して生きている様子がうかがえて興味深いところです。


 実際のところ共産党の主張はもっともだと心の底では思いながらも、現実世界では浮世のしがらみを絶ち切れない人が多いはずです。社会の矛盾から目をそむけている自分の情けなさを自覚して共産党に投票した有権者の支持が、今回の共産党の躍進に繋がったのでしょうか。